
チェンジ・・・
目が合ってそんな事を言われたらさぞかしショックを受ける事でしょう・・・
サーフの釣りって長時間の釣りになる事が多いですよね
決して軽装とは言えない重装備でサーフに歩いて釣り始めて、10分で帰るなんて、1投目でエアノットしてスネて帰る事以外ではありえない(/ω\)イヤン
さすがに1投目にエアノットはないですけど、10投以内で泣いて帰った事は数回あります( ー`дー´)キリッ
長時間釣る、というのは結構大事な要素です
さっさと帰る人は「俺は見切りが早い」「僕は判断が早い」なんていうよく分かんない言い訳をします
人によっては「自分のこだわりの釣り方をするんだ」ってくそダサい言い訳もします
魚を釣る人と釣らない人、この差はでかいのに釣れない事を気にしない名人も多いんですよね
長く釣る事は一つの才能です
それだけ引き出しがある、と言えるんですよ
たまに同じルアーで2時間も3時間も出来る人もいますけど、ほとんどの人がそうではないでしょう
俺も最低2時間は粘る・・・粘るというか、俺の中では2時間ってAVで言うと女優の棒読み演技の部分です
普通は飛ばすと思いますけど、ここ見てると結構面白いですよwww
まぁ、最近はネットで見れるんで手軽に見てる人も多いけど、以前は1本の作品を作ってVHSテープで売ってたんですからね( ー`дー´)キリッ
ルアーチェンジって長時間釣るメソッドとしては重要です
そのルアーチェンジ・・・カラーを変える、ルアーを変える、大きさを変える、色々なルアーチェンジがありますが、ルアーで魚を釣る上でこういう事を優先すると無駄が無いよって思えるメソッドを解説します
かなり無駄に長い中身になりそうなので、3つくらいに分けて解説したいと思います
多分ですけど
- レンジ別
- 大きさ別
- カラー別
こんな感じで
あくまでも俺の場合、ですからね
文句がある人は身近な女性に全裸で膝蹴りされてる動画を添付した抗議文を送ってくださいm(__)m
ルアーチェンジとは?3つのルアーチェンジの種類

ルアーチェンジ
基本的にはこの3つになると思います
- カラーチェンジ
- ルアーの大きさのチェンジ
- レンジのチェンジ
同じルアーでチェンジする場合もあれば、違うルアーにチェンジする場合もあります
このルアー自体を変える事も合わせると、ほぼ無限の選択肢になってしまいますね
そして、このルアーチェンジはルアーを沢山持っていれば持っているほど多くの選択肢になります
同じルアーを10個も持って行く人はいないと思いますが、ほとんどの人が色んなカラーと色んなルアーを沢山持って行くと思います
このルアーチェンジ、意味のないルアーチェンジをしてもヒラメやマゴチは釣れないって事にもなります
逆に、ぴったりとその状況に合わせる(アジャストさせる)事ができるとがっつりハマって連発何てこともあります
ハッキリ言うと、効率の良いルアーチェンジが出来たとしても絶対に釣れる訳ではないんですが、そこに魚はいないんだな~って納得する事になると思います
自分の中で納得する部分なので、人によっては大きく違いも出てきます
ただし、その違いも引き出しの多さが釣果に繋がる部分でもありますね
引き出しが無いとすぐに「いない」って判断してしまうし、良い引き出しができると同じポイントでも数匹釣って釣り切ってから「いない」と判断する事になります
ルアーチェンジは「無駄がない」言い換えれば「意味がある」手段を取るのがいいんじゃない?ってのが俺の考え方です
ルアーを投げる事が楽しい人って考えの人はちょっと何それ?って思うかもしんないです
意味のあるルアーチェンジをするにはルアーの詳細を頭に入れておく

ルアーチェンジをする上で、使うルアーがどういうものであるかを把握しておくのは凄く大事です
こういうのは好き嫌いが分かれるところですね
このルアーは潜行伸度が〇〇cmでローリングが強くて複数周波ピストン遠隔操作でピンポイント超強力8段階振動で、などなど・・・妙にこういう事を覚えるのが得意な人もいますよね
近くにいるとウザイタイプです(´ー`*)ウンウン
ルアーの詳細、特徴で覚えておくのはこれ
- ルアーのレンジ(どれくらい潜るか)
- ルアーの大きさ・重さ
- ルアーのカラー
この3つでも、そのルアーがどれくらいのレンジを泳ぐか、大きさは何cmで何gか、これが一番重要です
カラーは覚えておかなくても見たら分かりますから( *´艸`)
別で解説しますが、カラーは正直、完全に後回しになるので、重要なのは「レンジ」「大きさ」「重さ」になります
今回は俺が一番重要だと思ってる
レンジを意識したルアーチェンジ
になります
ルアーチェンジの優先順位は「レンジ」が一番

ルアーチェンジする前に、最初に使うルアーから意識しといた方が良い
俺の場合はとにかくレンジを最優先させてます
すごく単純で、昔からよく言われてるメソッドです
ルアーは上から通せ
ってやつです
このメソッドは、ある意味俺のクセなんですよね
どんな釣りでもレンジを上から探っていくっていうのがクセになってるし、実際に釣っててもこれで合ってると思います
サーフのルアーはどんどん重量化傾向が強いので、俺も数年メタルジグ、シンキングペンシルが中心の釣りをしてましたが、最近は元のミノープラグの釣りに戻ってますが、釣れ方が違います
ミノープラグで上から通すと、釣果が早いです
出そうなところでさっさと釣れてくれる
出そうになったら我慢しないのが俺です( ー`дー´)キリッ
これも昔からよく言われていますが、ヒラメやマゴチは数十センチ上を通るルアーにもちゃんと食ってきます
これもちゃんと理由があって、というか、理由をこじつけて「食い気のある魚から釣れる」と考えてます
ヒラメやマゴチっていきなり底をするような重たいルアーを投げても釣れるんですよ
そもそも食い気のあるヒラメやマゴチは底付近から上までよーく見てる感じです
ただし、ルアーを底に通すとすぐにスレてしまう、その周辺が釣れなくなってしまう
これは俺が長年サーフで釣って来た感覚です
良い場所で長く、何枚もヒラメが釣れるのはやっぱり上からルアーを通してる時が多いかな~
ヒラメやマゴチは、あのだだっ広いサーフのどこにいるか分からないんですが、逆に言えば日によって違うだけである程度固まってるんですよ
そこを当てるのが上手い人がサーフで釣れる人ですが、そこでもルアーを上から通して最後に底をズル引きで全部引き出すって釣り方をした方が数釣れる事が多いです
まぁこれも確実ではないし、最初からメタルジグ通して連発する事もありますしね
ただ、上から通すって事は活性の高いヒラメやマゴチから順番に釣れるんじゃないかって考えてます
ずっと10年以上このルアーチェンジをしてますが、悪い成果が出た事はないですしね
ルアーは上から通すには、ミノープラグを使うと簡単です
ミノーってのはレンジが最初から大体決まってますし、ほとんどのルアーメーカーがサイトに書いてます
俺が使ってるミノーはレンジ別でかなり細かく持って行ってます
レンジを意識したルアー選択・レンジ別ミノープラグの種類

レンジを意識した意味のあるルアー選択
レンジ別にはミノープラグがたいへん使いやすいと言えます
ルアーのレンジはこんな感じで意識してます
- 50~80cmより浅い
- 80cm
- 1m
この3つのレンジでミノープラグを意識して揃えてます
理由は、そういうルアーが多いから( *´艸`)
さすがに5cm刻みのレンジでルアーを揃える事は不可能です
サーフで使えるミノープラグってだいたいこの辺のレンジが多いんです
あと、こちらのサーフは大体平均で1mくらいの水深で、波が入ってその1m前後のレンジを考える、そんなフィールドです
レンジ別でルアーを揃える・・・たくさん買うとお金もかかるしルアーケースに入らないんで、1~2個をチョイスしてみました
レンジが50cmから80cmより浅いルアー


この2つは割りとレンジが浅めです
水面直下やウェイク系のシャロータイプのルアーでもできなくはないと思いますが、サーフだと少し潜るけど潜り過ぎないレンジがいい
というのも、サーフで使えるミノープラグはレンジ80cmが多いんですよw
それより少し浅いタイプが欲しいのでこの2つ
このダイワのルアー、バーティスRシリーズは飛距離が最強レベル
同サイズ、同重量のミノープラグでは他メーカーボロ負けです
他のミノーは「好きだから」使ってるだけで、飛距離を考えるとバーティスシリーズはホントにすごい
最初にこのレンジのルアーを投げる事が多いですし、荒れたサーフのサラシにもぶち込みます
こっちだとヒラスズキが結構釣れるサーフが多いので、そういう時に使い勝手がいいですね
サラシの下を通るという感じでしょうかね
荒れてなくてもブレイクで崩れた波がサラシになるような浅場を通したりと、すごく出番は多いですね
ぶっちゃけ、次の80cmのレンジのルアーと被る事も多いんですけど、俺は意図的にキャスト回数を増やすという事も考えての、もう一枚浅いレンジを通るルアーのチョイスという感じです
このレンジは外して次の80cm前後のレンジを通るルアーから始めてもぜんぜんOKっす
ショアラインシャイナーは14cmとでかいタイプのミノープラグなので、タックルやキャスト技量によっては飛ばない人もいるかもしれません
初心者にはフラットジャンキーがキャストも安定すると思います
レンジが80cm前後のミノープラグ




80cmがレンジのミノーって結構あるんですけど、初心者でもスパって投げられるのはこの3つかな~と
裂波は120サイズでもいいけど、140の方が飛びます
スプラットは140サイズになるとボリューミー過ぎて逆に飛ばしにくい人も出てくると思います
このレンジのミノープラグが一番釣果を上げてます
この中でもやっぱりフラットジャンキーバーティスの飛距離は圧倒的ですね
フラットジャンキーの125Fと125Sを買っておけばレンジ50~80cmは十分です
1個だけなら125Sだけ買っとけ、それくらい優秀なルアーです
レンジ1mのミノープラグ
レンジ1mって遠浅サーフでもよく使うタイプのミノープラグです
ちょっと深い溝が走ってる流れなんかはレンジ80cmまでのミノーだと何となく足りない
ビーチウォーカー120MDは絶妙なレンジ1m前後を通せます
ちょい深い流れをゆっくりと横切らせたり、ミノープラグでは一番レンジが深く入れる事が出来るので、色んな意図を持ったルアーチェンジが出来ます
遠浅サーフまでは浅くないけど、水深が2~3mくらいにすぐ落ちるサーフなんかでは最初からこれがメインになったりしますね
ヒラメやマゴチはかなり上のルアーに反応するけど、さすがに2m上とかは狙わないですw
深い場所、急深サーフなんかでは斜めに投げつつ手前のカケアガリを舐めるようにゆっくり通したりもできます
1個あると使い勝手がいいのがこの1mのレンジのルアーですね
シンキングペンシルはオールレンジ、それだけでも良いと言えるけど・・・

ミノープラグの変わりにシンキングペンシルでやればレンジなんか浅くも深くも出来る
これは確かです
でも、初心者だけでなく、シンキングペンシルを10cmのレンジ刻みをする猛者って早々いない
できるよ、俺、釣れないけど
っていう名人はたくさんおるでしょうけど( *´艸`)
ミノープラグの良いところは、レンジがちゃんと決まってるところなんですよ
フローティングタイプでもシンキングタイプでも、着水してすぐに巻いたら決まったレンジまでグーっと潜ってそれをキープ出来ます
頭の中でもはっきりくっきり、今〇〇cmのレンジを通してる、と認識しやすいですしね
さっき解説したレンジの刻み方は、50~80cm、80cm前後、1m前後、この3つです
シンキングペンシルではこの間をダラダラしたレンジで通すってのが多いし、レンジ刻みしてるつもりでも流速や風によってラインがあおられたりと、レンジが不安定になりやすい
レンジを刻むルアーチェンジを意識するのであれば、ミノープラグの方が圧倒的にやりやすいです
変な玄人感なんか出さない方がいいですよwww
たいてい力量不足で恥ずかしいんで(/ω\)イヤン
ただし、状況によってはミノープラグは使えないんですよ
風や波が強いと、ミノーは飛ばなかったり風にラインがあおられて表面走るだけになったり
悪天候ではミノーのレンジ別メソッドは不可能になる場合も多いです
レンジ別の通し方・ミノープラグは「スローリトリーブ」だけでOK

このレンジ別ミノープラグは上から(レンジが浅い順)に入れていく事が多いんですけど、3層全て通すかというと微妙なところ
水深ってパッと見でだいたい分かるんで、海底から30cmくらい上を通せるならそこから通していく感じです
上、中、下、という感じで通すことはめったにないです
大体、上を通してから底を通す感じです
なので、一応レンジ別で3種類は持ってますけど、海底から30cm上が水深何センチくらいになるかを気にして、最初にそこに通す
水深1m前後なら50~60cmのレンジを通して、次にレンジ80cmを通す、とかね
水深が深ければ深いほどヒラメやマゴチはかなり上を通るルアーにアタックしてくる感じです
水深2mくらいあるサーフなら海底から1mくらい上は余裕で食ってきます
こっちだと小名鹿や平野の一部、下田なんかはそういうサーフですね
5cmとかのレンジ刻みはあんまり意味がないと思います
20~30cmくらいのレンジの差が出せたら、活性の高いヒラメやマゴチから反応させることができると考えてます
こっちの遠浅サーフは膝下くらいの水深から、深くて1.5mくらいの水深が多いんで、そんな感じのレンジ別で使い分けてます
もう一つ面白いのが、底ズル引きするくらい低層をリトリーブした後に上のレンジをリトリーブするレンジの変え方
これは低層リトリーブで何らかの違和感、アタリっぽい感覚やライズなんかが見えるような「そこに居そう」という場合に効くレンジを変えるルアーチェンジですね
上からが基本ですけど、低層ばかりリトリーブしてる時は、逆に下から上もあると思っててOKです
ミノープラグの巻き方ですが、着水してそのまま一定スピードで巻くだけ
速さは1秒1回転より若干遅いくらいでOK
ゆっくりゆっくりそのレンジを通していくような意識です
ただし、この巻くやり方は初心者だけ、慣れるまでだと思っててください
ミノープラグは流し方でかなりアタリが増えるルアーなんですよ
これはまた長くなるので別でいずれはやろうと思いますが、ミノーの流し方が分かったら本当に釣果倍増・・・そこまでいかなくても、3~4割増しになる事間違いないとは言えないけど、釣れるようになります
なーんも感じない場所では俺もただただスロー巻きしてますしw
ミノープラグはレンジに入れやすいので、そこまですっと巻いておいて、あとは・・・ラインスラックを取っていくだけ!
この巻き方、巻き方というより流す方法が分かるとかなり釣果が変わってきます
ま、それはまた別です
別
一生しないかもしれません( *´艸`)
とりあえず「意味のあるルアーチェンジの一つ・レンジ別ルアーチェンジ」でした
次は「大きさ」のルアーチェンジの解説予定です
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m