
季節風が吹くようになりました
気温は15度くらいの良い感じでも、くっそ寒い季節風で俺のミニスカがめくりあがって下乳が危うい
そんな季節風が吹くようになりました
当然ながら、便座はクソ冷たい訳で、毎朝冷たい便座に座って目を覚めさせる
そんな季節風が吹くようになりましたね
サーフに行くと、アホみたいに北西風が吹き荒れる時があるんですよね
しかも、追い風ならまだしも、大体横っ風
強烈な横風が吹いて、ミニスカでくるんじゃなかった・・・と後悔する
そんな季節風が吹くようになりました
風が強いと釣り辛い
よし、場所移動だ(´ー`*)ウンウン
車でぶーんぶーんぶーんぶーん
30分
あれ、ここのサーフも強烈な風やん
車でぶーんぶーんぶーんぶーん
30分
ここも????
あなたはアホですか?
同じ向きのサーフをどんなに動いても風は同じように吹いてますよ
風裏の探し方すら分かってないそんなFカップ女子アナに朗報です
強風、季節風は味方にしてしまえばいい
今回は、遠浅サーフの風ドリフトメソッドを解説したいと思います
ヒラメシーズンの冬は季節風が吹き荒れる季節

こちらは太平洋岸の遠浅サーフ
高知って弓のように、というか湾曲?って言うんですかね?逆下乳の地形をした県です
高知西部はほとんどのサーフが東に向いてて、たま~にこじんまりした場所が南向き
同然ながら北向きのサーフは存在しません
冬になると北西風が吹き荒れる日が多くなります
晴れてても冷たい季節風(北西風)が吹き荒れる時と場合が多いっすね
ほとんどが東向き・南向きの遠浅サーフなので、左からの強烈な風がよく吹いてます
もう、避けようがありません
北西風に強い漁港はたくさんあるんですけど、サーフは逃れようがない
強い横っ風ってのは冬シーズンのサーフヒラメには付き物です
地域によっては全く問題ない場所もありますね
四国だと東南部とかは大丈夫なんでしょうかね?
箱入りDカップの俺は行った事ないんでよくわがんねーけど、地域というか、サーフの向きによっては北西風も関係ないって所もあると思います
南東向き、南西向きのサーフの地域は季節風は避けられないんじゃないでしょうか
さっき書いたように、こちらは左からの強烈な横っ風を食らいながら釣る事も多々あります
強風(横風)の吹き荒れるサーフのデメリット
強風が吹き荒れるサーフ
追い風と向かい風は割りと気にならない人も多いと思います
向かい風はルアーが飛ばなくなるだけ(メタルジグしか使えないという制限になりやすい)
追い風はルアーがぶっ飛び過ぎるだけ
向かい風・追い風はエアノットに気を付けるくらいで、特別やりにくさはないです
向かい風は重たいルアーしか使えないというストレスはありますけど、それくらいなもん
横風は非常にやっかいですよね
ラインスラックが出やすい
ラインスラックってのはラインの弛みです
もうお分かりだと思いますけど、LINEの気の緩みで彼氏に送るはずのきわどい写真を俺に送って来た職場のかわいこちゃんもいます
そんなラインの弛み(たるみ)ですけど、ちょっとうっとおしいですよね~
ラインスラックが出るとデメリットが発生します
ルアーが不用意に引っ張られる
という事ですね
慣れない人が横っ風でラインスラックが出ると、それを無くそうと一生懸命ラインを引っ張ると思います
うっとおしいわ~ってラインが張るまでリールを巻いて巻いて、気付いたらルアーが足元まで来てる
そんな感じでラインスラックとランデブーしてると、横っ風を日に日に嫌いになっていくでしょうね
普段は大して考えてもないのに
「この風だとイメージ通りにルアーが通せません( ー`дー´)キリッ」
と突然名人感を出してしまいガチです( *´艸`)
強烈な横風が吹き荒れるなら、それを利用してしまえ
それが風ドリフトというメソッドになります
強風が吹き荒れるサーフは、釣る人間にとってはタフコンディションなだけで、ヒラメやマゴチは普通に釣れます
冬の晴天が続く太平洋岸ですけど、ピーカンベタ凪よりも10万と43倍釣れます
風ドリフトを上手く利用すれば、普段通せないような凄いコースも通せるんですよ
それが風ドリフトメソッド
多分ね、遠浅サーフしか通用しないとは思う(/ω\)イヤン
遠浅サーフで横風を利用する風ドリフトメソッド
強い季節風で横風が吹いているサーフ
こっちでは左から右への強烈な横風が吹く場合が多いです

左から強烈な風を食らうと、PEラインが風に煽られて図のようなすごいラインスラックが出ます
風の強さによりますけど、これくらいのラインスラックが出る強烈な横風も冬の季節風の特徴でしょう
こうなると、PEラインが引っぱられた分、ルアーも勝手に動いてしまいます
これを嫌うと、ルアーを重たく重たくしていく事になります
風が吹くと桶屋が儲かる
風が吹くとメタルを欲しがる
風が吹くと桶屋が儲かる理由は結構面白いですよね
風が吹くとあーなってこーなって最終的にネコが減ってネズミが増えてネズミが桶をかじるから桶屋が儲かるんですって( *´艸`)
強風=重たいルアー(メタルジグ)
これは間違ってないんですけど、強風=メタルジグをすぐにやってしまうと、多分そこで粘れないと思います
すぐ帰ってちゃいませんか?
思ったコース通せないタフコンディションでした( ー`дー´)キリッ
SNSで平気で呟いちゃいます
風ドリフトは、このラインスラックを上手く操作する、というものです
横風にPEラインがあおられると、風下に思い切りPEラインが動いていきます
これを嫌ってはいけません
PEラインが動いた分、ルアーも動いてるだけなんですよ
ルアーをリールで巻いて引っ張らないと釣ってる気がしない
まずはこの考えを頭から消去しましょう

リールを巻いてなくても勝手にルアーが動いてるんです
楽です(´ー`*)ウンウン
この図の曲がり方くらいのラインスラックが出る横風は、結構強烈だと思います
でも、ルアーが風で動かしてくれてるので楽だと思いましょう
ルアーの動きは、この図の通り、真横に動いている、としっかりイメージを持ってください
この動かし方、遠浅サーフではすっごく理想的な通し方です
恐らく、この風ドリフトでのルアーのコースは遠浅サーフ限定と言えると思いますね
この真横へ移動するルアーの動きは横風を利用した風ドリフトでしか出せません
風ドリフトは遠浅サーフの沖目のマウントをしっかり通せる最強メソッド

この図は沖にマウントとかサンドバーとか言う浅くなった場所があるポイント
浅い部分に波が当たってサラシ(白泡)が広がって、手前が水深があるような最高のポイントです

実際のサーフだとこんな感じで沖に波が崩れる浅い場所(マウント)があって、手前が水深があるような場所です
最高です
遠浅サーフでは恐らく最高のポイントであり、この赤丸の部分にベイトが入ってたら連発です
全裸で釣ってもヒラメ、マゴチを釣る自信があります( ー`дー´)キリッ
ここ、普段なら沖目にルアーを落として手前にぷいぷいってリトリーブするコースを取りますね
ヒラメやマゴチは波打ち際の手前にもいますけど、圧倒的に沖のサラシに待機する数が多いです
こういうポイントは手前が釣れると言われる事が多いですが、手前しか釣れない力量って言ってるのと一緒です( *´艸`)
手前は当たり前、沖目のカケアガリも激熱ポイントです
このポイントに強烈な横風が入ってたら更に沖のカケアガリで普段通せない最高のコースをルアーを通せる事になるんです

沖のマウントにはヒラメの頭は沖に向いてます
知りませんよ
見た事はないんで( *´艸`)
でも、魚は基本的には流れの上流に頭を向ける習性があるので、沖から波が入ってくるマウント周囲には、こんな感じでヒラメやマゴチは待機してると思います
これをしっかり意識したルアーの通し方をすると、マウント周囲のカケアガリでヒラメやマゴチが釣る事ができます
遠浅サーフで釣ったヒラメやマゴチの8割くらいがこれを意識して釣ってます
沖のマウント周辺はすごくヒラメもマゴチも着いてるんです
これは事実

普通はこのコースを通すんですよ
沖へフルキャストして、マウントの向こうからルアーをリトリーブするコース
これでもちゃんと釣れるんですけど、風ドリフトを使うと明らかに魚の反応が変わるんですよ
沖のマウントの手前はベイトも溜まる、最高のポイントで、ヒラメは沖向きに頭を向けてると考えてます
マウントから流れてくるベイトを待ってるんだと思います

さっき出した図ですけど、風ドリフトを使うとこういうルアーのコースを取ることが可能です
真横に近い動かし方ができるんですよ
これ、ホントに釣れます
風は一定じゃないので思ったコースを通す事が難しいですけど、何回も投げる位置をちょこまか変えながら風ドリフトでコースを取っていきます

これをしっかり意識してルアーを通します
このコース取り、ハマったら連発します
これはホントです
なので、多分理由はヒラメの頭の向きだと思うんですよね
流れの中をドリフトさせるとアタリが多いのは、魚の向きとルアーの見せ方だと思うんですよね
ルアーの側面がしっかり見える方がアピールできるじゃないですか
これが出来ると同じコースを通してもすっごくヒラメやマゴチの反応がいい場合が多いです
横風ドリフトでラインスラックが出た状態でアタリをしっかり取る方法
PEラインってたるんだらアタリが取れなくなる
これはホントです
PEラインってナイロンやフロロと違って重さが無いので、たるんたるんに弛んでると少々引っ張ってもロッドまで伝わらない状態になります
ただし、ラインスラックの場合はちょっと話が違う
ラインスラックが出たPEラインがカーブした状態でも、張ってる状態をキープしてたらラインにアタリは出ます
ぐーんっとカーブしたPEラインがぐいぐいと引っ張られるアタリの出方になりますが、このラインがグイっと動く感覚が手元に伝わってきます
普通にラインを張った状態でリールを巻いてる時のアタリとはちょっと違います
カーブしたラインがぐいぐいと入っていくような感じの抵抗感が手元に伝わってきます
このラインスラックに出るアタリは、慣れるしかないんですよね
普段のようにロッドがぎゅんと絞り込まれたりリールに衝撃が来たりしないので、ちょっと違和感がある感じだとは思います
横風が強いとかなりPEラインがカーブしてます
ルアーは真ん前でもラインは斜め45度に出てる状態もよくありますけど、そのラインスラックに出るアタリを見ておくとヒラメやマゴチがヒットした瞬間は分かると思います
ラインスラックが出た状態でもアタリは分かるけど圧倒的にフッキングが悪くなる

アタリは分かります
慣れたら全然大丈夫です
でも、どんなに慣れてラインスラックが出た状態でアワセる事が出来たとしてもどうしてもフッキングの悪さは回避できません
乗った!!
っと思って巻いてると重さがフッと消える・・・
こんな悲しいバラシも連発する事も結構あります( *´艸`)
こればっかりは仕方がないんですよ
ラインスラックにアタリが出た時点で、普段よりはちょっと遅い
ヒラメやマゴチは変なもんくっちったと頭振ってルアーを外してます
ルアーを飲み込んでくれてたら外れないでしょうけど、ヒラメは噛みついてる事も多いのでバレるんですよね~
これは今のところ回避する手段が無いですね
フッキングは運次第ってのがあるんですけど、この横風ドリフト中のフッキングはそもそものフッキングの悪さがあるので、これだけは問題です
逃れようのない問題ですね
バレてもアハハハハ~くらいに思っておきましょう(´ー`*)ウンウン
どんな状態でもバレる時はバレるんですから
しかも風ドリフトはそもそもフッキングが悪いってのが手伝ってるので、かなりフッキングは浅くなりがちです
しゃーないっす
風ドリフトのバラシ多発は回避しようがないので諦めましょう(*ノωノ)
風ドリフトでおすすめのルアーと使い方
ドリフトはミノープラグがやりやすいんですよ
レンジまで潜らせてルアーを巻かないで風や流れに乗せていくドリフト
マウントまでルアーが届くのであればフローティングタイプのミノープラグが一番です

サーフで横風が強い状態だとミノーだと太刀打ちできない場合もあります
沖のマウントには最低限届かない話にならないので、もっと飛ぶルアーが必要です
メタルジグと言いたい所ですけど、重ためのスプーンです
スプーンはまぁまぁ飛ぶし、沈ませてもゆっくり引いてもブリンブリン動いてアピールしてくれます
底近くをゆっくり動かしても、ヒラヒラ大きく動いて良いんですよね

今人気はぶっ飛びスプーンですが・・・既に高額転売が始まってます(T_T)
定価は1,140円・・・定価通り手に入る日を待ってるw

俺はチヌークの25gを愛用してます
レーザーチヌークでもチヌークでもいいですけど、25gがぴったんこです
これより軽いとぜーんぜん飛距離が伸びません
このスプーンを沖のマウントまでぶっ飛ばして、横風にラインを引っ張らせて真横にスプーンが動くイメージでラインスラックを巻いていく感じです

ラインスラックは常に出てる、PEラインが常にカーブしてる状態を保ちます
これを無理に真っすぐにすると、あっという間にルアーがコースを外れてしまいます
ルアーを引く方向は横風で真横になってる状態を保ちつつ、そのラインスラックの弛みを保ちつつ
そんな感じです
イメージとしては、ラインスラックの余分な部分だけ巻いていく感じです
ラインがずんずんと引っ張られるようなアタリが出たら思い切りアワセましょう
外れないでランディングできるかは運です( *´艸`)
なので、俺みたいに普段から横断歩道で大きな荷物を持ったお年寄りをおんぶして渡るって気持ちは常に持っておきましょうね
気持ちを持ってるだけでもヒラメには伝わるようです
実際にそんなお年寄りが居ても、多分おぶらないです( ー`дー´)キリッ
季節風が強くてもそれを味方にする風ドリフトを身につけて釣果を上げましょう
サーフに立ってすんごい横風が吹いててもすぐに場所替えするべきではないでしょう
風ドリフトで普段通さない角度でルアーを通せますから
このメソッドは遠浅サーフ特有のものだとは思います
急深サーフや水深があるサーフだと沖目のマウント狙いってのがやりにくい事が多いので、そういうサーフではさっさと風裏サーフを探すのもアリでしょう( *´艸`)
横風ドリフトはハマると連発する不思議なメソッドです
覚えておいて損はないので、これからの時期、真冬の遠浅サーフ攻略の一つとして覚えておいて損はないと思います
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m