
海に近くなると、な~んか波の音が騒がしい・・・
行く前の天気予報の波予報でもちょっと波が強そうだったね
そんな日でもなぜか海に行ってしまうのは一種の病気でしょう( ー`дー´)キリッ
サラシを見るとテンションが上がる人は重病でしょう(´ー`*)ウンウン
今はライブカメラも設置されてる場所も多いのでそれで波を確認するんですけど、ライブカメラの画像ってなぜか荒れてないように見えるんですよね
予報では無理そうなのにライブカメラ見たらそうでもないぞ?
そう思って現場に行ってみると、駐車場すっからかーん
サーファーすら諦める高波だったりする訳です( *´艸`)
ちょっと波はあるけど・・・釣りしたいですよね
そんな時に初心者の方でも危なくない荒れ時対策の話をしてみたいと思います
ちなみに、というか、常識ですけど
怖いと思ったらやらない
これが基本です

波が強いサーフの特徴・寄せ波が作る引き波の強さ
波が強いと波足が長~くなります
波足が長いというのはこういう状態

沖のブレイクで波が大きく立ち上がってサラシ(白泡)がバーッと足元まで広がってる状態
波足が長い時にやりがちなのが少しでも沖へ向かおうとするウェーディングっちゅうやつ
手前のサラシの広がる浅場が釣れないような気がする人が多いようです
下図のように沖目のブレイクを狙う人がちょこちょこいます

あれ、初心者は絶対にやってはダメです
ベテランも変な見本になるのでやらないでほしいです
見たら分かるけど、危ないんですよ
まぁ、そういう事を平気でする人はあまり釣ってない人でしょうけど( *´艸`)
波足が長い時に強い波が入ってくると、寄せ波は意外と持ちこたえられますが・・・
ここで怖いのが引き波なんですよ
大量に寄せた波が一気に引いていく時に足元をすくわれる人もいます

自分の正面からくる波は意外と大丈夫なんですけど、後ろからくる強烈な引き波は怖いですよ
油断してたら波に膝カックン食らいます
それくらいで終わればいいんですけど、体重の軽い人なんかはひっくり返されます
強い寄せ波が足元をザーッと洗っていきますが、荒れてる時はその水量と勢いがすごい
太腿くらいまではあっという間に波が寄せて来て、その時点で後ろ数mは寄せ波が押し寄せてるでしょう
実は寄せ波に対しては前に体重をかけて何とか持ちこたえられるんですが、引き波は背中からの衝撃で体がひっくり返されやすくなります

この引き波の怖さは急深サーフだと尚更です
ブレイクに近くなればなるほど波の水量も多くなって、大量の寄せ波から発生する引き波が強くなるんです
急深サーフでは突然大きな波が目の前に立って、一気にそれが叩きつけられます
ほんとに一瞬で身長くらいの波が立ち上がりますよ
その時点で海に近いところに立ってたら終了です
大波の引き波は大人の男性でも耐えられないですし、急深サーフの場合は波に持っていかれたら足がつかない深さまで波に飲まれます

なんかね、平気で沖までウェーディングしてる人よく見るんですけど、勇敢なアングラーになったつもりなんですかね
アホがマヌケなことして〇んで、その一帯が釣り禁止になったらどうすんですかね?
ボケのクソみたいな行動で他人に迷惑かける
それが勇敢なアングラーっすかねヽ(`Д´)ノプンプン
波足が長くて引き波が強いような状況ではウェーディング禁止どころか釣り禁止
辞める勇気も大事です
バカの真似はしない事です( ー`дー´)キリッ
波が強い時の好ポイントは沖目ではなく近場にある

波足が長くざーっと泡を伴った波が寄せては引く
浅くて釣れそうにないんですよね
どうしても沖目の波の立ち上がるブレイクの向こう側が釣れそうに感じます
初心者の人に言っときますけど、荒れてる時の沖目は釣れません
絶対に釣れません
狙うだけ無駄
そう覚えて下さい
基本的にサーフにヒラメやマゴチがいるのは捕食のためです
荒れてる沖目のブレイクなんか波がごっちゃこちゃで流れもむちゃくちゃ複雑
そんなところにベイトが定着する訳がない
もう1回言っときますけど、荒れてる時の沖目は釣れません
絶対に釣れません
じゃあどこ狙うの?って話ですが、基本的には・・・
諦めましょう(/ω\)イヤン
荒れてる時にサーフに立つのは勇敢では無くてアホです(´ー`*)ウンウン
磯ヒラは別ですけど、磯ヒラも釣りしない人からすればアホですからね
あんな荒れた磯で釣るなんて、アホしかやらんわwww
でも、面白いんです、磯ヒラ
俺もそんなアホの一部です( *´艸`)
サーフで荒れてる時、ルアーが投げられるけど波足が長くて沖まで届かない・・・
多分、ほとんどのサーフアングラーはそう思って、一部のアホやアホ、そしてアホがウェーディングをして沖目に行こうとしてるんです
違うんですよ
そういう時にもちゃんと釣れるポイントがあるんです
手前です
波打ち際です

荒れて波足が長い時に釣れるポイント1・波が集まる場所

波足が長くてサラシ(白泡)が広がってるような状況
しばらく見てると分かると思いますが、たまに左右からの波が集まる場所があると思います
波の強さにもよりますが、波打ち際にけっこう近いところに出る水の集まり
波と波がぶつかって縦のヨレができるところがあったりします

何度も観察して、もし似たような場所でそれが起こるなら、そこにはヒラメやマゴチが集まる場所かもしれません
離岸流なんかが生まれる場所ですが、波足が長いと浅い場所で波が集まるところがちょこちょこ出てきます
確実に出る訳ではないポイントですが、もしそういう場所を見つけたらルアーを通してみるといいです
ほんとに浅いポイントになるんでミノーやシンキングペンシルをゆっくり何度も通す
波に強いミノーや重すぎないシンキングペンシルなどが使いやすいと思います



波に追いやられたベイトが集まる場所なので、そういう場所にヒラメやマゴチ、スズキなんかも入ってきてるかもしれません
初心者は浅い場所が釣れないという感覚がある人も多いようですが、浅い場所にいる魚はルアーへの反応は抜群
サラシ波が集まってる(左右からぶつかる)場所に入っていれば一発で食ってくると思います
逆に言えば、何度も何度も粘るような場所ではないです
荒れて波足が長い時に釣れるポイント2・もし波が無かったらこういう地形をしてる場所
さっきの波集まるポイントよりも更に釣れる可能性が高くなる場所
もし、今波が無かったら、潮が引いているなら、というイメージで海を眺めて下さい

このような地形が分かればかなり好ポイントです
もし水が引いてたらこういう海底の地形じゃないかな~と分かる場所です
沖から波に追いやられたベイトが溜まる場所
手前に波が集まって左右に流れたりしますが、そういう波が集まる場所にベイトも逃げ込んでたりします


こういうポイントは波足が長い時だけでなく、どんな状況でもポイントになる場所ですが、波足が長いと流れがかなりきつくなる傾向があります
全体的に見れば、手前の深みは魚にとっては安定した場所になるので、波足が長い時に連発する場所でもあります
波の入り方でかなり横流れが強くなって釣り辛くなりますが、そういうタイミングでは魚も食って来ません
ベイトを食べようと底から離れたら流れに思い切り流されますからね
何度もルアーを通しながら波の加減がちょうどになると流れも緩んで捕食タイミングになります
波は周期があるので、収まったタイミングで3~4回ルアーを通せるチャンスも生まれます
ベイトが入ってる状況だと3投3バイトとかする時もあります
こういう場所で使うルアーはMD系のルアーをよく使います


流されるから重たいルアーではないんですが、このタイプのルアーは軽いので流されて使いにくいって人もいるかもしれません



ヘビーシンキングミノーなんかも流れに負けないルアーです
軽いミノーが使いにくい場合はこちらの方が良い時もありますね
波足が長い時、波が強い時なんかにこういう場所に入ってる魚はルアーへの反応がいい場合が多い
しっかり潜るルアーで、リップをごりごり擦ってもいいのでMD系ルアーで探って見ましょう
下の3匹は荒れ時の手前の流れから同じメソッドで同じ場所で連発したマゴチです
他のルアーでは無反応でしたが、ビーチウォーカー120MDのヒラメゴールドにした途端連発という・・・
思わずやっぱりゴールドは効く?と思っちゃいました( *´艸`)



こういう場所はすごくゆっくり動かすメソッドが効く場合が多いです
ゆっくり1回ハンドルを巻いて止める、ストップ&ゴー
特に止めたタイミングでコンってくる場合が多いですね
荒れてる時って意外と小さいアタリ方するんですよねw
流れも強くなる場所ではヒラメやマゴチも底にべったりくっついてる感じなので、じっくり底を小突きながらMD系ルアーで通したり、ヘビーシンキングミノーで底をずるずる引いてみましょう
メタルジグは?と思う人もいるでしょうけど、俺の場合は「大きさ」でのアピールを重視するので、少しでも大きく目立つ12cmミノーを優先してます(´ー`*)ウンウン

釣れる釣れないがはっきりするのが波が強くて波足が長いサーフ
波足が長い時は「釣れる」「釣れない」がすごくはっきりします
先ほど言った2つの好ポイントも全く出ない日も結構ありますね
魚がいない、というより、ちゃんとルアーを通せないからではないかな~って思います
すんごい流れの中でも小さいソゲが自分と同じくらいの大きさのルアーにヒットしてきたりしますしね
とにかく波が強くて波足が長い時は
ウェーディングで沖へ行こうとしない事
手前を狙って釣れるサーフを探すしかないです
どーしても釣りたいなら、そういうサーフを探してこれだけは守るようにしましょう
サーフが荒れると手前がポイントになりやすい
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m