
ロッドを買い、リールを買い、リールにPEラインを巻く
ルアーも数個揃え、ラインシステムを組む
とりあえず、ここまで来たら、サーフへ行けます(笑)
ルアーは適当に100均で弁当箱タイプの入れものに入れ、同じく100均で買ったバッグに入れて行けばいい
しかし、それでは味気ないですよね~
どうせここまで来たら、本格的(風)な装備品も揃えてしまいましょう
と言っても、あまりに凝って集めてしまうと、逆にごちゃごちゃと準備もめんどくさくなる
ここでは、サーフゲームでヒラメを狙うための最低限の4つのアイテムを紹介します
サーフゲームに必要なウェーダーなどの最低限のアイテム・その1 フローティングベスト
サーフヒラメで使用するフローティングベストは、ルアーボックスが入るタイプのベスト



お値段は数千円から数万円まで非常に種類があります
一流メーカーは数万円のお値段
ほんとにピンからキリまであって迷いますね
お値段の良いフローティングベストの特徴
- ある一定の時間、実際に浮いていられる浮力を持っている
- 定められた規格をクリアしている
というような「定められた基準」をクリアしているのが高級品の特徴
要は「命を守るための」装備品としての位置づけが出来ているかどうか
そして、高いベストは、試作を重ね、改良を重ね、しっかりした素材でしっかりと編み込んで作っています
丈夫で隅々まで行き届いたものです
リーズナブルなフローティングベスト
安いものは、見様見真似の海外製が多い
浮力もほぼ考えて作られておらず、単純に浮力素材をぶち込んだだけのベスト
実際に何時間浮いていられるか、というような検証もしていない
いわゆる、なんちゃってフローティングベストが多い(笑)
サーフで使用するフローティングベスト
サーフでルアーフィッシングを楽しむのに、どこまでフローティングベストにこだわるか・・・
ハッキリ言うと、高級品は必要ないでしょう
もちろん、3万円以上掛けてもお財布にダメージの無いお金持ちは良いのを買えば満足できます
しかし、サンデーアングラーサラリーマンの場合、ちょっとでも節約したいのが正直なところ(笑)
私の場合、フロントに2つ、ルアーボックスが入り、左右にプライヤーとフィッシュグリップが付けられる最低限のタイプで十分です
背中にも道具が入ります
非常事態用のティッシュや、エギを入れた小さいルアーボックス等を保管する時もありますが、あまり気にしてないw
極端に大きなルアーボックスでなければ、安いタイプのベストにも入ります
そもそも、腰までウェーディングしたり、海に落ちて浮いていなければならないような釣りではありません
サーフでのフローティングベストは安全用具というこだわりはいらない
勘違いしないで欲しいのは、フローティングベストを安全用具だと思う事ですね
確かに浮きますが、サーフでは転んで水没するような場所までウェーディングをする必要はありません
逆に言えば、そのような状態でひっくり帰れば、ベストよりもウェーダーの空気で足が浮いてしまい、しっかり固定してないベストだと、そのまま頭が水へ入水・・・あの世逝きです
あくまでも、道具入れとしての機能を重視しましょう
ぶっちゃけ有名メーカーだから良いとも限りません
マ〇メのベストを使ってるんですけど、結構なお値段の割に、あっという間に解れて破れましたwww
単なる道具入れですから、お財布と相談して、デザイン重視でもOKでしょう
その代わり、安全装備として捉えず、無理してウェーディングしたりしないようにしましょう
そういう釣りをしているなら、それ用の安全装備のしっかりした規格ものの良いモノを別で買いましょうね
サーフゲームに必要なウェーダーなどの最低限のアイテム・その2 ウェーダー
これも勘違いしてほしくない事があります
サーフゲームでは、ウェーダーがウェーディング用ではないという事です
サーフでのディープウェーディングは危険だから絶対にやらない、という前提
波が常時入る事が多いサーフでは、太腿くらいまでの水深までウェーディングすると、ちょっと大きな波が胸まで入り、足元をすくわれます
凪ってる時でも、たまに1mくらいの波は入ってきますし、40~50cmの波なら常時入ってくる
腰まで浸るような場所まで行ってしまうと、たまに来る1発波で、頭まで波を被ります
あとは、想像できますよね?
波を食らってひっくり返って、ウェーダーに海水が入って沈んでしまいます
サーフでは膝下までのウェーディングにしときましょう
サーフでのウェーダーの必要性
では、何のためにウェーダーを履くのか
それは、波よけです
サーフからルアーをキャストしてると、結構、足首くらいまでは水に入ってます
そうなると、時々膝くらいまでに波が来ます
長靴だと、その状況になったらびっしょんこですね
高知西部では、ヒラメのハイシーズンは冬です
防寒と防風、防水の意味でもウェーダーは重要です
夏場のサーフだと、ウェーダーよりも海パンやハーフパンツの方が快適ですから
サーフに向いたウェーダーのタイプ
胸まであるサロペットタイプのウェーダーが間違いないですね
腰までだと、寒い時期にお腹が冷えますw
腰回りって、動いているとベルトが下がったり、上着がちょっと上がったりして、空くんですよね
チェストハイというタイプの、胸まで覆うタイプのウェーダーを選んだ方が良いと思います
ウェーダーの素材について
素材も色々あります
防水透湿、というタイプが適してます
ネオプレーンは確かに暖かいですが、真冬でもそこまで必要ないです
春 秋 冬 これが通せるのが防水透湿タイプです
どうしても寒い時は、ズボンの上に薄手の安いダウンパンツを履いたらOKですからね
防水透湿素材
- DAIWA・・・ブレスアーマー
- SHIMANO・・・ドライシールド
- PROX・・・ブリザテック(東レの素材)
- パズデザイン・・・ブレスシェード
- RBB(リバレイ)・・・アクアマックス
この素材を使っているものは防水透湿素材ですね
間違ってたらごめんなさい(-_-;)
ちなみに、私の使ってるのは、RBBのタイドウォーカー
素材は、320デニールナイロンで、防水ではありますが、どうやら透湿ではないです(笑)
冬がメインなので、全く問題ないです
正直、某メーカーの4万くらいする防水透湿素材のを使ってましたが、高いから穴が開かない訳でもなく、すぐに水が入ってきてしまいまして(^^;
確かに全体的には蒸れもなく快適でしたが、肝心の靴下部分は濡れてしまい、なんだか高い素材を買う理由が分からなくなってしまい、今日に至ってます(笑)
高い=快適 ではあるけど 高い=穴が開かない
ではないですね
基本的に、完全防水は無理のようで、どこかに縫い目と素材と素材の繋ぎ目があります
どうしても使っていると、その部分から水が入り込んでしまいますね
ただ、そういう繋ぎ目までしっかりと作り上げてるものが高級品なので、安物とは耐久性は違います
3000円くらいの安物を親戚に買ってあげたんですが、1年で折り目が裂けましたね
あまり良いナイロン素材ではないんでしょうね
ちゃんと吊って保管したら、もうちょっと持つかな~
しかし、3000~4000円で、1~2シーズンで買い替えるのもいい手だと思います
3万くらいの良いのを買っても、10年も持つかどうか
そう考えると、10年で7~8回、安い新品に買い替えるというのもアリだとは思います
おすすめのサーフゲーム用ウェーダー
そんな思いで、私の買ってるのは、1万前後で、そこそこ良いのを買ってます(笑)
リバレイのタイドウォーカー

サーフウォーカーというタイプも出てますが、安売りだったタイドウォーカーを買いました(笑)
長靴部分がドッキングしたタイプを選んでくださいね
安いと思ったら、ストッキングタイプの、ウェーディングシューズが必須だった!という事にならないように気を付けてください
靴底は、砂浜メインならどうでもいいです
砂が多いなら、フェルトだと砂が詰まって洗っても洗っても砂が、みたいな所があります
私は、たまにサーフから隣接した磯場へ行く時があるので、ピンフェルトタイプにしています
サーフゲームに必要なウェーダーなどの最低限のアイテム・その3 フィッシュグリップ
ヒラメの歯はカミソリです
これはもう常識ですよね
手を入れてはいけません、なんて説明から入らせないでくださいね(爆)
マゴチも良く釣れますが、あのエラの棘も強烈
一度、ルアーから外れて足元に落ちてしまい、波に浚われる前に素手て掴んでしまった事がありますが、大流血!
マゴチのエラの棘でさっくりと指を切ってしまいました(^^;
フィッシュグリップはルアーフィッシング全般でも必需品
大きなヒラメが釣れた時にも、大口開けたヒラメの口にバシッと突っ込んで手を離せばしっかりアゴを掴んでくれる優れもの
私の使ってるのは、スタジオオーシャンマークの高級品です
もう10年近く使ってますが、あの当時は品があまりなく、高いものを買うしかなかったのが正直な所
しかし、そのメーカーの品は逸品ですからね、いまだに現役ですし、恐らくずっと使えると思います

当時は発売されたばかりで2万以上しました
今はリーズナブルなものが出てますね(^^)
割りと安いものでもしっかりできているようですので、とりあえず持っておいて損はありませn
フックを安全に外す際にも役に立ちますし、獲物をぶら下げて持ち帰るのにも使ってます
ちなみに、2千円くらいのを買ってみましたが、ネジがぶっ飛んでバラバラにw
あまり安いものはどうかと思います
デザインもかっこいいので、スタジオオーシャンマークは結構おススメですね
確かに高いかもしれませんが、何よりも頑丈
10年使ってもぶっ壊れません
まぁ、そんなに頻繁に出番はないので、ある程度安いのでもいいかもw

ホント、今はかっこよくて安いの多いです
もし今買うなら、5千円程度のカッコいいのを選びます
サーフはしょっちゅう釣れるもんでもないので、たまに掴めりゃOK(笑)
デザイン重視でも問題ないでしょう
ただし、あまり安いのはヤバいっす
俺が買った2000円のやつ、3回目にバラバラになりました(´艸`*)
サーフゲームに必要なウェーダーなどの最低限のアイテム・その4 プライヤー
これも必需品です
これこそ必需品です
もしかしたら、フィッシュグリップよりも重要かもしれません
というのも、これがないとフックを素手で外す事になります
出来ると思います?
素手でフックを外すなんて不可能ですw
外せない事はないですが、外す瞬間て、大抵ヒラメもマゴチもスズキ、その他大勢も、ほぼ間違いなく頭振るんですよね(笑)
運が良ければ、フックのゲイブを持って外せるでしょうけど、普通の運なら、トリプルフックのどれかが指にグサ
という事なので、100均でもいいので、プライヤーは買ってください
フックがゲイブまでぶっすり刺さってしまうと、自分では抜けません
病院送りです
すごくかっこ悪いですwww
おすすめのフィッシングプライヤー
私が強くおススメするのはこれ

10年お世話になってます
1回落として無くしたんですが、なんと次の釣行で再会してしまったんですよね(笑)
もう愛着が湧きすぎです(笑)
このプライヤーを愛用しているアングラーも結構多い
数百円のものでも十分に使えますが、先がスプリットリングが開けるようになってるタイプが使いやすいですね
まぁ、現場でスプリットリング開くような事はないですが、家でフック交換とかにも使えますしね
ちなみに、安物だと、グリップの部分がすぐに外れてしまったりするものもあります
小さすぎると外す時に意外と力が必要だったりするので、ちょっと大きめがいいと思います
サーフゲームを楽しむための最低限の4アイテム
- ウェーダー
- フローティングベスト
- フィッシュグリップ
- フィッシングプライヤー
この4つを紹介しましたが、これは他の釣りでも必要です
特に、フィッシングプライヤーはケガしないためにも必要不可欠
とりあえず、タックルの他に、この4つは買い揃えてサーフヒラメに挑んで下さいm(__)m
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m