ロッドを買い、リールを買い、リールにPEラインを巻く
ルアーも数個揃え、リーダーを組む
とりあえず、ここまで来たら、サーフへ行けます(笑)
ルアーは適当に100均で弁当箱タイプの入れものに入れ、同じく100均で買ったバッグに入れて行けばいい
しかし、それでは味気ないですよね~
どうせここまで来たら、本格的(風)な装備品も揃えてしまいましょう
1 フローティングベスト
サーフヒラメで使用するフローティングベストは、ルアーボックスが入るタイプのベスト
上に羅列されるように、お値段は数千円から数万円まで非常に種類があります
一流メーカーは数万円のお値段
私自身、3万近いのから1万くらいのまで使ってみましたが、違いは「作り」にあると思います
高いベストは、試作を重ね、改良を重ね、しっかりした素材でしっかりと編み込んで作っています
丈夫で隅々まで行き届いたものですね
サーフヒラメで使用するフローティングベスト
ただし、サーフヒラメでそこまで求めるか・・・それは個人の自由でしょう
私の場合、フロントに2つ、ルアーボックスが入り、左右にプライヤーとフィッシュグリップが付けられる最低限のタイプで十分です
背中にも道具が入りますが、空っぽですね(笑)
極端に大きなルアーボックスでなければ、安いタイプのベストにも入ります
フローティングベストは安全用具という訳ではない
勘違いしないで欲しいのは、フローティングベストを安全用具だと思う事ですね
確かに浮きますが、サーフでは転んで水没するような場所までウェーディングをする必要はありませn
逆に言えば、そのような状態でひっくり帰れば、ベストよりもウェーダーの空気で足が浮いてしまい、しっかり固定してないベストだと、そのまま頭が水へ入水・・・あの世逝きです
あくまでも、道具入れとしての機能を重視しましょう
2 ウェーダー
これも勘違いしてほしくない事があります
サーフヒラメでは、ウェーダーがウェーディング用ではない、という事です
波が常時入る事が多いサーフでは、太腿くらいまでの水深までウェーディングすると、ちょっと大きな波が胸まで入り、足元をすくわれます
救われるのではなく、ひっくり返されます(笑)
サーフでのウェーダーの真意
では、何のためにウェーダーを履くのか
それは、波よけです
サーフからルアーをキャストしてると、結構、足首くらいまでは水に入ってます
そうなると、時々膝くらいまでに波が来ます
長靴だと、その状況になったらびっしょんこですね
高知西部では、ヒラメのハイシーズンは冬です
防寒と防風、防水の意味でもウェーダーは重要です
夏場のサーフだと、ウェーダーよりも海パンやハーフパンツの方が快適ですから
サーフに向いたウェーダーのタイプ
胸まであるサロペットタイプのウェーダーが間違いないですね
腰までだと、寒い時期にお腹が冷えます(笑)
腰回りって、動いているとベルトが下がったり、上着がちょっと上がったりして、空くんですよね
チェストハイというタイプの、胸まで覆うタイプのウェーダーを選んだ方が良いと思います
ウェーダーの素材について
素材も色々あります
防水透湿、というタイプが適してます
ネオプレーンは確かに暖かいですが、真冬でもそこまで必要ないです
春 秋 冬 これが通せるのが防水透湿タイプです
どうしても寒い時は、ズボンの上に薄手の安いダウンパンツを履いたらOKですからね
防水透湿素材
DAIWA・・・ブレスアーマー
SHIMANO・・・ドライシールド
PROX・・・ブリザテック(東レの素材)
パズデザイン・・・ブレスシェード
RBB(リバレイ)・・・アクアマックス
この素材を使っているものは防水透湿素材ですね
間違ってたらごめんなさい(-_-;)
ちなみに、私の使ってるのは、RBBのタイドウォーカー
素材は、320デニールナイロンで、防水ではありますが、どうやら透湿ではないです(笑)
冬がメインなので、全く問題ないです
正直、某メーカーの4万くらいする防水透湿素材のを使ってましたが、高いから穴が開かない訳でもなく、すぐに水が入ってきてしまいまして(^^;
確かに全体的には蒸れもなく快適でしたが、肝心の靴下部分は濡れてしまい、なんだか高い素材を買う理由が分からなくなってしまい、今日に至ってます(笑)
高い=快適 ではあるけど 高い=穴が開かない
ではないですね
基本的に、完全防水は無理のようで、どこかに縫い目と素材と素材の繋ぎ目があります
どうしても使っていると、その部分から水が入り込んでしまいますね
ただ、そういう繋ぎ目までしっかりと作り上げてるものが高級品なので、安物とは耐久性は違います
3000円くらいの安物を親戚に買ってあげたんですが、1年で折り目が裂けましたね
あまり良いナイロン素材ではないんでしょうね
ちゃんと吊って保管したら、もうちょっと持つかな~
しかし、3000~4000円で、1~2シーズンで買い替えるのもいい手だと思います
3万くらいの良いのを買っても、10年も持つかどうか
そう考えると、10年で7~8回、安い新品に買い替えるというのもアリだとは思います
そんな思いで、私の買ってるのは、1万前後で、そこそこ良いのを買ってます(笑)
リバレイのタイドウォーカー
サーフウォーカーというタイプも出てますが、安売りだったタイドウォーカーを買いました(笑)
長靴部分がドッキングしたタイプを選んでくださいね
安いと思ったら、ストッキングタイプの、ウェーディングシューズが必須だった!という事にならないように気を付けてください
靴底は、砂浜メインならどうでもいいです
砂が多いなら、フェルトだと砂が詰まって洗っても洗っても砂が、みたいな所があります
私は、たまにサーフから隣接した磯場へ行く時があるので、ピンフェルトタイプにしています
3 フィッシュグリップ
ヒラメの歯は剃刀です
これはもう常識ですよね
手を入れてはいけません、なんて説明から入らせないでくださいね(爆)
大きなヒラメが釣れた時にも、大口開けたヒラメの口にバシッと突っ込んで手を離せばしっかりアゴを掴んでくれる優れもの
私の使ってるのは、スタジオオーシャンマークの高級品です
もう10年近く使ってますが、あの当時は品があまりなく、高いものを買うしかなかったのが正直な所
しかし、そのメーカーの品は逸品ですからね、いまだに現役ですし、恐らくずっと使えると思います
2万以上しましたが、このメーカーのもリーズナブルなものが出てますね(^^)
割りと安いものでもしっかりできているようですので、とりあえず持っておいて損はありませn
フックを安全に外す際にも役に立ちますし、獲物をぶら下げて持ち帰るのにも使ってます
4 プライヤー
これも必需品です
もしかしたら、フィッシュグリップよりも重要かもしれません
というのも、これがないとフックを素手で外す事になります
不可能ですw
外せない事はないですが、外す瞬間て、大抵ヒラメもマゴチもスズキ、その他大勢も、ほぼ間違いなく頭振るんですよね(笑)
運が良ければ、フックのゲイブを持って外せるでしょうけど、普通の運なら、トリプルフックのどれかが指にグサ
という事なので、100均でもいいので、プライヤーは買ってください
私が強くおススメするのはこれ
10年お世話になってます
1回落として無くしたんですが、なんと次の釣行で再会してしまったんですよね(笑)
もう愛着が湧きすぎです(笑)
数百円のものでも十分に使えますが、先がスプリットリングが開けるようになってるタイプが使いやすいですね
まぁ、現場でスプリットリング開くような事はないですが、家でフック交換とかにも使えますしね
ちなみに、安物だと、グリップの部分がすぐに外れてしまったりするものもあります
小さすぎると外す時に意外と力が必要だったりするので、ちょっと大きめがいいと思います