継ぎ目の折れ目は縁の切れ目
なんていう諺があるように、ルアーロッドには継ぎ目があります
みなさんおはようございます!
MOSSぽよです!
長いロッドでしかやったことない女子アナのみなさんは、2ピース、3ピースというロッドしか見たことがないかもしれません
継ぎ目がないロッドもあるんですよ
サーフロッドしか触った事のない人は見た事が無いかもしれませんが、ワンピースロッドという継ぎ目がないロッドもあります
主にブラックバスやトラウトロッドに存在してますが、当然のように継ぎ目がないと畳んでしまえません
持ち運びには大きな車が必要ですし、小さい車に継ぎ目のないワンピースロッドを乗せてる車を見るとイラっとします(´ー`*)ウンウン
ああいうタイプって、車から飛び出して乗せてるのに当たって折りでもしたら逆切れするタイプです
迷惑を考えない人ってそういう人間性を持ってますからね
やたらと長い竿を平気で車に乗せたり自転車で移動してる頭の悪い人種にはなるべく遭遇したくないもんです(´ー`*)ウンウン
サーフロッドやシーバスロッドは9フィート、10フィートという長さのロッドをよく使うと思いますが、これがワンピースロッドだったら仕舞寸法が3mを超える訳(/ω\)イヤン
半分に畳んでやっと1.5mくらいで保管できます
そうやって畳んで車に乗せやすくしたり、ご主人様にバレないようにこっそり隠せるという訳です(´ー`*)ウンウン
このロッドの継ぎ目(ジョイント)のあるタイプのロッドは、このジョイント部分が非常に重要になります
サーフ初心者の女子アナ向けの記事が多い当ブログで、そういうルアー初心者の釣りガールのためにロッドの継ぎ目の違いや特性を解説したいと思います
ロッドの継ぎ目(ジョイント)はなぜあるのか
ロッドの継ぎ目、ジョイントはどうして存在するのでしょうか?
サーフロッドは2ピースというタイプが主流です
継ぎ目(ジョイント)があって、2分割にされてます
2分割ロッド=2ピース
3分割ロッド=3ピース
という感じで分割できるパーツの個数で〇ピースなんて言い方をします
私の見る所、3ピース以上になるとマルチピースという言い方もするようですが、4ピース以上になるとモバイルロッドなんて言い方もするようです
大学生3人と仲良くなって夜通しモバイルプレイして朝起きたら見たことない5人とマルチピースになってたという新人かわいこちゃん笑い話もありますが、今思えば私とお風呂ローションプレイの頻度が一気に下がったのもあの日以来だったような気がします(´ー`*)ウンウン
継ぎ目の数、分割できる数で利点や欠点も出てきます
継ぎ目が無ければロッドが自然に曲がり、継ぎ目が多くなると曲がりを自然に保つのに高い技術が必要になります
2ピースロッドは1本のロッドを半分に切ったものだと思ってる女子アナもいるかもしれませんが、実際には手元と竿先が全く違う設計で製造されてる事が多いようです
自然な曲がりという点では難しい面もありますが、1ピースロッドでは出来ないようなティップ部とバット部の違いが出せたりします
当然ながら、継ぎ目があるロッドは継ぎ目(ジョイント)の部分の技術が要ります
基本的には
- 並継
- 逆並継
- 印籠継(インロー継)
の3つのつなぎ方です
この継ぎ目(ジョイント)でロッドの特性も大きく変わってきます
サーフロッドは何ピースが多い?
サーフロッドは2ピースタイプが主流でしたが、最近は3ピース、4ピースと言ったマルチピースロッドが増えてきています
ここ最近は3ピース、4ピースというロッドも多くなりました
これは運送による影響も大きいと思います
サーフロッドは3mを超える長さで、2ピースで半分にしても箱詰めしたらかなりの大きなサイズ
大きなサイズって扱う運送業者が少なく、個人が利用するには佐川急便かいつ何時に届くかも分からないペリカンしかありません
法人では扱いがあっても、恐らくかなり高額になってると思います
3ピースや4ピースになると一気に荷物のサイズが小さくできますからね
今後もマルチピース路線はどんどん進むと思います
いろんな理由があると思いますが、正直言うと「釣り竿」という要素では2ピースが一番良いんです
技術的に楽ですし、その分安く仕上がります
私の使ってきたサーフロッドもほとんどが2ピースタイプです
私のメインロッドのフラットレックも2ピース、アーリー・フォーサーフやサンドウォーカーも2ピースです
ご存じの女子アナも多いと思いますが、実は3ピースが主力なメーカーもあります
シマノですね
NESSA(ネッサ)
です
ネッサは3ピースモデルですが、ネッサシリーズの前にAR-Cというが存在して、AR-Cも3ピース
AR-Cはシマノの持った投げ竿の技術を継承した遠投性のある3ピースロッド、という売りだったと記憶してます
ゴリゴリに硬いロッドでしたが、その後継機種としてネッサシリーズが発売されました
10年以上経つと思いますが、ネッサシリーズも徐々に軽くて柔らかい傾向が強くなってますね
そして、ダイワのフラグシップモデル(最高級ロッド)であるオーバーゼアAGSは4ピースなんです
これから先はこういう3ピースや4ピースタイプが増えるんじゃないかなって予測してます
先ほど言ったように、最近は大型貨物の運賃の超値上げが相次いでる事や、色んな人に釣りを知ってもらうためもあるし、小さくたためるという方向性が出て来てる感じですね
これから先も運送料が安くなるって事はないでしょうし、逆に上がって行く方向だと思います
メーカーから釣具店に出荷する時点でメーカーが送料を負担してくれるならともかく・・・それは無いでしょって俺は思う
サーフロッドは10~11フィートが多く、10.6フィートは約3m20cmになります
2分割の2ピースにして約1.6mになります
実際にネットでロッドを注文した事のある女子アナの方はお分かりだと思いますが、箱サイズ200、220という大きなサイズで送ってきます
送料込みという商品を買ったとしても、結局は送料はメーカーの売値、卸値に入ってると考えるべきです
この大きさは佐川急便の独壇場なんで東京から発送したとすると、200サイズ約5000円、220サイズ約6000円くらいかかります
この分がロッド代金の中に入ってると考えましょう
釣りとは全く関係のないところにコストがかかってるのがサーフロッドの実情ですね
3ピース以上のマルチピースロッドが増えてる・マルチピースのメリット
3ピース以上のマルチピースになると一気にサイズが小さくなって、送料は半額以下
法人には法人契約というのが存在して、100サイズや120サイズの競合相手が多いサイズだと運送会社各社が「うちの方が安いから!」と交渉が入る訳
120サイズの荷物を月に最低500以上出す、という契約で〇川は1個500円、クロ●コは1個499円、なんてせめぎ合いをするんです( *´艸`)
一般的なサイズだと送料はどんどん安くできるのが法人の強みです
私も一応内部にいた人間ですから、その法人価格の強烈な安さは「あ、これは個人の利用者が知るべき金額ではない」という現実を知っています( *´艸`)
その証拠として、シマノやダイワはマルチピースタイプのモバイルロッドが非常に多くなってます
ダイワもオーバーゼアAGSやラテオモバイルなどマルチピースが増えてます
もちろん携行性が高いという移動や持ち運びがしやすいという点が売りでしょうけど、確実に送料の事も考えてるハズです
良く言えばユーザーの事を考えて、送料がなるべく掛けずにロッド性能にコストを掛けるという方向性
悪く言えば2ピースロッド、1ピースロッドは送料が無駄に上乗せされてるよって証拠
小さい軽自動車だとロッドを積み込みにくかったりしますし、私自身でかい車を辞めたとたん、2ピースサーフロッドがジャマになってます( *´艸`)
最近私が買ったロッドはこれ
仕舞寸法が165~166cmで、田中瞳アナを横に寝かせてるようなもんです
おちおち運転もできないわけですよ、興奮して
ゆめっぺこと箭内夢菜ちゃんも仕舞寸歩は同じくらいで、ゆめっぺを寝かせて安全運転なんて興奮して無理です
そしてうれしい事に、可愛すぎて可愛すぎるめるるちゃんことめるるちゃんも仕舞寸法は165cmで、めるるちゃんを横に寝かせて運転するなんて100%無理なわけで意味もなくシフトレバーを動かしてしまいます
軽自動車なんかは10フィートを超えるロッドが非常に乗せにくいと思います
3ピースロッドののネッサやサーフラットSSDなんかは積み込みが楽ですし、お店に駐車した時に釣りしてるぜってバレません( ー`дー´)キリッ
これも個人によるんですけど、私は「釣りしてまっせ」感が出るのがイヤなタイプです( *´艸`)
メーカーのシールとか貼るのいやなんですよね
車をディーラーに出した時なんか、荷物見たら釣りしてるって分かるんで「釣りされるんですか?」なんて聞かれます
もちろん話広げたくもないので「まぁ・・・そう・・・」とすごく迷惑そうな感じで生返事します( ー`дー´)キリッ
これから先も3ピース以上のマルチピースタイプは「送料」や「一般的に多い軽自動車に乗せる」という点もあり増えていくと思います
継ぎ目(ジョイント)の緩みには注意・特に3ピース以上のマルチピースロッドのデメリット
2ピースロッドや1ピースロッドは車から出し入れが長くてやり辛く、竿先(ティップ)が変な角度で当たって破損したりする危険性もあります
狭い車内に長いロッドはそういう点で不利です
3ピースロッドになると一気にそれが解消されて、軽自動車でも余裕、畳んで置けますし助手席に置いてランデブーも可能です
4ピース以上のマルチピースになると更に小さく畳めるんで携行性が抜群です
パックロッドなんかは6ピースタイプでカバンの中に入れられるくらいに小さく畳めて、そのまま飛行機移動なんてことも可能です
じゃあピースはたくさんの方がピースフルなんじゃないの?
もうお気づきの女子アナも多いと思いますが、継ぎ目(ジョイント)が増えれば増える程、設計がややこしくなり高い技術が必要になるます
継ぎ目(ジョイント)が多いとその技術力が必要になり、コスパも掛かるようになり、送料が安くなっても結局技術料が掛かったりする
もう1点、継ぎ目多いと緩みチェックのめんどくささと抜けやすさが出ます
2ピースですら釣りしてる途中の継ぎ目の緩みが発生します
このチェックを怠る人がキャスト折れなんかを発生させます
継ぎ目が緩んでた・・・なんて自問自答するアングラーならかわいらしいもんですが、ほとんどの口臭達は「俺が使ってて継ぎ目が緩んでるなんてありえないよ!!」とメーカーに怒鳴り込むらしいです
メーカーは電子顕微鏡や、ジョイント緩みの折れ方、本当にブランクスの不具合の折れ方なんかのデータと突き合わせて検証するそうですよ
一発で折れた原因は分かります
そのジョイント緩み問題はピースが多くなるとその分増える訳で、全然ピースフルではないんです
携行性を取るか、扱いが楽な方が取るか、みたいな悩ましい問題も抱えてる訳です
ロッドが折れる原因のほとんどがジョイントの緩みだと言われてますからね
ロッドを折る人は何使っても折る
自覚してる人もいるでしょうけど、自分が悪いだと本気で思えない口臭のひどい生物も多いです
途中で何回も緩みを確認すればいいだけなのに「わしゃぁちゃんとブレーキ踏んだ。アクセルと踏み間違い何て絶対にしてない」と言い切るんですよね(´Д`)ハァ…
下手なおっさんにマルチピース使われるとバッキバキに折られちゃうw
メーカーからするとここも怖いところですよね
今までに一度でも先っちょだけが抜けて飛んで行った経験のある人・・・
あなたは超危険人物です
いずれは・・・大事なロッドを折るでしょう・・・
私の体験談・継ぎ目(ジョイント)が緩いとどういう危険性があるか
ジョイント緩めで釣りしてると「ぃや~んっ、ルアーと一緒に穂先がぶっ飛んじゃった~あ~んっ」ってのも良く聞きます
笑い話で終わって良かったって思うべきです
飛んだ穂先が回収できなかったら地獄ですけどルアーといっしょに戻ってくるパターンで済めば助かったと思うべき
そんな状態になった経験があるって人は、継ぎ目(ジョイント)が緩いからすっぽ抜けが起きたんです
継ぎ目(ジョイント)が緩んでるのに気付かないおつむも緩んでる系のおっさんがそういう事をします( *´艸`)
ジョイントが緩んで重たいメタルジグをキャストなんかしてみなさい
こうなります
静寂に響き渡るパキーンっという音・・・
やっちまった人だけが味わえるあの素敵な音色です(´ー`*)ウンウン
このロッド折れ事案の寸前でラインがガイドに絡んでしまうトラブルがあったんです
60gくらいのメタルジグを使ってたんですが、キャストして飛び始めたくらいにラインがガイドに絡むトラブル
細いPEラインならキャスト切れしてたでしょうけど、PE2号っていうごんぶとラインだったので、切れずにラインがガイドに絡んだままメタルジグがグーンって飛んでから近くに落ちました
ラインがティップ側のガイドと絡んだまま、メタルジグが引っ張った感じになったんでしょうね
その時に継ぎ目が緩んだんでしょうけど、絡んだ糸を直しに夢中になって、次のキャストの前にジョイント緩みのチェックを怠ったんです
普段の私ならあり得ないんですが、風も強くて雨も降ったりとスカートがヒラヒラしてノーパンがバレそうで注意散漫になってたんです(´ー`*)ウンウン
修理するにしても新しく買った方がいいくらいのお値段・・・中古買取の釣具店で1万で売れたんでそれでよしとしました( *´艸`)
ルアーをキャストするたびにジョイント(継ぎ目)が緩んでいくのと、ロッドを動かす事の多い釣りだと継ぎ目の緩みが発生しやすい
ワンピッチジャークを多く使うショアジギ、トゥイッチで狙うトラウト、ジャークしまくりのエギングなんかはしょっちゅう緩みが発生しないか確認しないとダメですね
ロッドのジョイント(継ぎ目)はどれくらいの力加減で継ぐべき?
継ぎ目(ジョイント)はどれくらいの力加減でつなぐべきか
抜けないようにするには力いっぱいロッドを継げばいいんです(´ー`*)ウンウン
バカ力でぎゅうぎゅうに詰めて、そして抜けなくなればいい( ー`дー´)キリッ
ロッドを継ぐときの力加減はなかなか伝えにくいのでこうしなさいとか言えないんですよね
一番良いのはメーカーに聞く事です
テンリュウなんかはちゃんと聞いてねってスタッフブログに書いてます
メーカーとしても自社のロッドが折れるなんて嫌なんで、ちゃんと答えてくれるところが多いでしょう
折れたとしても「おめえの使い方が最低なんだよ」なんて思っても言えないですし(怒られる)
私の感覚としては「力いっぱい捻じ込む」です( *´艸`)
これも慣れなんで何とも言えませんが、初心者でもできるのが「緩みの確認」です
最初のキャストが終わったらロッドの継ぎ目が緩んでないかを確かめる
10投くらいキャストしたらまた継ぎ目をチェックする
これを何回か繰り返すクセを付けてください
10投に1回はさすがにやりすぎかもしれませんが、サーフのルアーリトリーブ時間は1回で1分以上です
10分に1回くらいは初心者女子アナアングラーは確認してみて下さい
サーフでフルキャストしてて10投くらいで緩んでるって人は、最初の継ぎ方が緩いです
ヤバいタイプです
私は今でも10分に1回くらいロッドの継ぎ目をチェックします
緩んだのを戻すんではなく、1ミクロンも緩んでないかのチェック
時々、力を入れた時にグッと継ぎ目が入る時があります
力を入れた時にちょっと入るくらいの緩みでは折れたりはしませんが、そのまま続けると徐々に緩みが強くなります
これすら気付かないズボラな口臭強めがしょっちゅうロッドを折る人種ですね(´ー`*)ウンウン
こういうチェックをこまめにして、20~30投くらいで緩まない力加減を覚えていくと良いと思います
私の継いだロッドはわかばちゃんや中原みなみアナでは絶対に抜けない自信があります
どんなに私が二人で抜いてても、二人には抜けないでしょう( ー`дー´)キリッ
結構強めの継ぎ方をしてると思います
簡単に抜けて外れるよりは絶対に抜けない方がマシ
どうしてもロッドが抜けなくなったら、ロッドを巻いてるベルトを滑り止め兼掴みやすくしてゆっくり捻じりながらって方法もあるんでググって調べてみてね(めんどくさくなった)
フェルールワックスってどうなの?
ロッドの継ぎ目(ジョイント)にフェルールワックスを塗るって人もいるようです
使用し始めると本当に温かさが出てくる不思議なタイプですが、ジンジャーエキスによる効果みたいですね
正直言うと、使用後はすぐに洗った方がいいです
( ゚д゚)ハッ!
も・・・申し訳ありません
フェルールワックスを解説するつもりが冬の寒い時期でも新人かわいこちゃんと湯船で1本まるまる使ってロッドをフェルールしてもらった思い出を語ってしまいました
お詫びせず訂正も致しませんm(__)m
フェルールワックスは継ぎ目に塗ると摩耗を防ぐとか固着を防ぐ、ズレ(緩み)を防ぐなんて利点がある、と言われてます・・・
私もこれを使ってた時期がありますが、これ・・・ただの蝋です(怒られる)
蝋ってのはろうそくのろうです
正直、そっちのプレイには全く興味ないし、これを塗ってもそんなに変わった感じはしませんでした
塗らなくても長持ちしてるし、塗らなくてもズレないし、塗らなくても固着しないし・・・
疑心暗鬼で使ってたんで、結果にも疑心暗鬼でした(怒られる)
更に怒られるようなことを重ね重ね申し上げますが・・・
ロッドの継ぎ目のガタツキや固着て・・・それってすっごい昔のロッドの話じゃね?
今のロッドってかなり技術面も上がってて、特に海外製のロッドは既に日本製より上なんて言われてます
超一流メーカーもかなり海外製造が増えてるんですよ
大昔の中華製ロッドがすっぽ抜けたりガタついたりしてた時代に有効だったんじゃないかな・・・なんて思ってます(怒られる)
更に怒られるような事を言いますと
塗り過ぎに注意
みたいな微妙なさじ加減ものを初心者にはおすすめできませんから( ー`дー´)キリッ
使っててよかった~ってアングラーも多いのが真実でもあるんで、もし興味のある方はご自分で「フェルールワックス」でお調べくださいm(__)m
Youtubeやブログには「お前使ってないだろ」というただの情報かき集め知ったかぶりアングラーも多いんで気を付けてくださいね(´ー`*)ウンウン
ロッドの継ぎ目(ジョイント)は主に3種類・並継、逆並継、印籠継(インロー継)の違い
初心者女子アナの方なんかはあんまり気にした事もないかもしれませんし、実際に気にしないアングラーも多いのがこの継ぎ目の種類
並継
逆並継
印籠継(インロー継)
の3種類がルアーロッドでは主流です
ロッドメーカーもこれを明記してるところと明記してないところもあります
私のように買う前に気にしちゃう人はあんまりいないのかもしれません
気にしたところで影響ないっちゃあないけど、知ってたらロッドの傾向というか強さなんかがだいたい分かったりもします
まぁ、実際に使ってみて初めて分かるところではあるんで、継ぎ目がどうこうは関係なってロッドメーカーも多いって事でしょう
並継とは?
並継とは、ロッドの先端側を細くして、リール側の方に突っ込んで繋ぐタイプ
並継2ピースロッドはショアジギングロッドのような強いロッドに多いです
元(バット)部が太くて頑丈に出来てる
ネッサシリーズは3ピースですが、この並継を採用してます
並継だと軽い素材を採用しても手元を強く(太く)できる構造なんでバットが強いって言われるロッドが作りやすいと言われています
ネッサやコルトスナイパーなどの重たいルアーを使うタイプに多いと言えます
逆並継とは?
逆並継は、並継の逆、当たり前か( *´艸`)
逆並継はティップ側(先)が太くてリール側のバット部をティップ側に差して繋ぐタイプ
手元から細く仕上がるんんでしっかり曲がるロッドが作れるって事です
この逆並継はシーバスロッドにはすごく多くて、シマノのディアルーナも逆並継です
ブランクスに厚みを持たせて強くしながらも曲がりを重視したりするロッドも逆並継だと可能です
ヤマガブランクスのアーリー・フォーサーフはこの逆並継で、重たくて強い割りにグーっとしっかり曲がって入って行く感じです
ヤマガブランクスのシーバスロッド、サーフロッド、ショアジギングロッドには逆並継と次に出てくる印籠継が多いです
ヤマガのロッドのブランクスってかなり強くて重たいんです
ヤマガのロッドで並継ロッドにしてしまうと、バット部分が強すぎるんじゃないかと勝手に思ってます
並継ロッドが多いメーカーは、それだけブランクスが良く曲がる軽いタイプが多い、なんて個人的には思ってます
印籠継(インロー継)とは?
印籠継(インロー継)は芯があるタイプで、そこでリール側とティップ側を繋ぐタイプです
印籠継は技術面も必要ですが、リール側とティップ側のロッドの継ぎ目での太さは大きく変わらないんで、しっかりと綺麗なベンドカーブ(ロッドの曲がり)が出やすいと言えます
言ってみりゃ、1本のワンピースロッドを仕上げて、半分にちょん切ってから印籠を作って繋ぐ作り方ができます
※印籠継ロッド全てがそういう作りではありません
印籠継は繋いだ時にぴったりはまらず、2~3mの隙間が出来ますが、それでOKです
見ての通り、印籠の部分が別素材なのでコストもかかり、この印籠が曲がりとしっかりした繋ぎを実現できないとダメなんで、ロッドメーカーの技術も生きてくる所ですね
硬すぎると曲がらないからって羊羹とかういろうの高齢者が食べても安心な素材で作ると曲がる前に折れますし、折れたらダメだからと言ってアダマンタイトやオリハルコンにしようと思ったら存在から探さないとダメになりロッドが作れなくなります(´ー`*)ウンウン
印籠継は技術力が高くないと曲がらない、折れやすいとも言える継ぎ方です
印籠継はスピゴットジョイント、という言い方もします
G-CRAFTやテンリュウはこの印籠継が多いですし、安いロッドで印籠継採用してるのは見た事が無いです(あるかもしれませんけど)
すっごい嫌な言い方をすると「印籠継」ロッドの高級路線を発売するメーカーは、それだけロッド製造技術に自信があるんですが、印籠継を採用しないメーカーはその辺の技術はない(技術開発しない)、とも言えます
あくまでも私個人的な意見ですからね
間違っても他の女子アナにもっと露出しろとかピチピチニット着用で谷尻萌ちゃんや良原安美アナを出せとかクレームを入れないようにお願いしますm(__)m
ロッドの種類によって継ぎ目が変わる
私が継ぎ目を気にしてしまう理由は、何となくロッドの曲がり(調子)が見えるからです
すごく簡単に言えば
- 並継=先調子=先端が曲がる
- 逆並継=元調子=元から曲がる
- 印籠継=胴調子=全体が曲がる
という感じでロッドの曲がりを想像しちゃいます
構造上からそうなるって事ですけど、外れてる訳でもなく、結構当たってたります
軽いロッドは素材(ブランクス)が薄く、そういうブランクスで並継であればかなり先調子
重たいロッドはブランクスも厚く、そういうロッドが逆並継であれば、強いけどバットから曲がるように設計してる
とか、大体予想がつき、大体当たってます
ロッドによって色々と違うメーカーもあるから面白いですよ
シマノやヤマガブランクスは、ロッドの種類によって「並継・逆並継、印籠継」がバラバラです
特にマルチピースのロッドは途中のブランクスに違う継ぎ目を使ってたりと特徴を出してるのもあって面白いです
アーリー96MMHフォーモバイルは4ピースで、元から「逆並継→並継→並継」という形で継ぐようになってます
もともと強いブランクスがヤマガの特徴ですが元の部分を逆並継にすることで全体的な曲がりを実現してるんじゃないかと想像できます
サーフロッドではテイルウォークのサーフラットSSDが面白いです
これは私が今使ってるロッドですが、元から「逆並継→並継」となってて、ルアーの重量で曲がる位置が結構変わります
軽いルアーは先調子っぽい曲がり、重たいルアーになると元がしっかり曲がるんです
ごついロッドではあるんで万能向きとは言えませんが、同じ3ピースのネッサは軽いブランクスで元が太くなるような先調子でよく曲がる仕様です(ネッサは並継)
サーフラットSSDはネッサよりももっと重たいルアーを遠くへ飛ばしたいっていうパワータイプの女子アナに使ってほしいですね
これからマルチピースが多くなると、こういう継ぎ目の工夫で各メーカーが色んな特性を出してくると思います
継ぎ目(ジョイント)によってロッドの特性が違ってくるんで面白いよ、って話でした
という事で、今回は継ぎ目(ジョイント)の話でした
並継、逆並継、印籠継の違いや、継ぎ目によってブランクスの太さも変わる
特に3ピース以上のマルチピースだと各メーカーが色んな工夫を凝らしてるんで、継ぎ目(継ぎ方)も特徴が出てるなって事です
まぁ、気にしなくても大丈夫な部分ではありますし、実際にダイワなんかは何継かもよく分からなくなってます
※以前のサイトだと辿り着いたんですけど、最近リニューアルしたサイトでは辿り着けずめんどくさかったのでチェックすらしてません( *´艸`)
この継ぎ目を覚えておくと、実際に釣具店に行ったときに「これは並継か・・・元へ太くなるタイプ・・・」というような見方ができるようになります
なったから釣れるようになるかっていうとそうでもないですけど(/ω\)イヤン
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m