
ルアーロッドには継ぎ目があります
継ぎ目がないロッドもあるんですよ
サーフロッドしか触った事のない人は見た事が無いかもしれませんが、ワンピースロッドという継ぎ目がないロッドもあります
主にブラックバスやトラウトロッドに存在してますが、当然のように継ぎ目がないと畳んでしまえません
サーフロッドやシーバスロッドは9フィート、10フィートという長さのロッドをよく使うと思いますが、これがワンピースロッドだったら仕舞寸法が3mを超える訳(/ω\)イヤン
半分に畳んでやっと1.5mくらいで保管できます
そうやって畳んで車に乗せやすくしたり、ご主人様にバレないようにこっそり隠せるという訳です(´ー`*)ウンウン
このロッドの継ぎ目(ジョイント)のあるタイプのロッドは、このジョイント部分が非常に重要になります
サーフ初心者の女子アナ向けの記事が多い当ブログで、そういうルアー初心者の釣りガールのためにロッドの継ぎ目の違いや特性を解説したいと思います
ちなみに今日の萌ちゃんはステキでした(´ー`*)ウンウン
もえちゃんは収録中にセミを捕まえて胸に這わせながらお天気中継をしたりと、結構ぶっ飛んでます(´ー`*)ウンウン
でも、かわいくて素敵でニットがステキで素敵なニットでかわいいんですよね
さて、朝からロッドメンテも終わったところで本題に入りたいと思います
ロッドの継ぎ目(ジョイント)はなぜあるのか

ロッドの継ぎ目、ジョイントはどうして存在するのでしょうか?
谷尻萌ちゃんは9代目のようです
みなさんもかやちゃーんと朝からテレビに呼び掛けていたと思います
阿部華也子さまは7代目お天気キャスターですね(´ー`*)ウンウン
お天気キャスター卒業の発表があった時は全国一斉に悲しみの雷雨に包まれた事が記憶に新しいです
萌ちゃんは9代目・・・8代目は林佑香ちゃんですね(´ー`*)ウンウン
言わずもがな、今現在は月~木曜日は「ゆかちゃ~ん」と叫び、金曜日は「もえちゃ~ん」と叫んでめざましTVを見てる方が多いと思います
気持ち悪いですね(´ー`*)ウンウン
ちなみにですが・・・めざましどようびは阿部華也子さまと萌ちゃんのコラボで楽しめます
土曜日を待たなくてもかやちゃんねるで一汗流せるので良い世の中になったもんです(´ー`*)ウンウン

サーフロッドは2ピースというタイプが主流です
継ぎ目(ジョイント)があって、2分割にされてます
2分割ロッド=2ピース
3分割ロッド=3ピース
という感じで分割できるパーツの個数で〇ピースなんて言い方をします
私の見る所、3ピース以上になるとマルチピースという言い方もするようですが、4ピース以上になるとモバイルロッドなんて言い方もするようです
継ぎ目の数、分割できる数で利点や欠点も出てきます
継ぎ目が無ければロッドが自然に曲がり、継ぎ目が多くなると曲がりを自然に保つのに高い技術が必要になります
2ピースロッドは1本のロッドを半分に切ったものだと思ってる女子アナもいるかもしれませんが、実際には手元と竿先が全く違う設計で製造されてる事が多いようです
自然な曲がりという点では難しい面もありますが、1ピースロッドでは出来ないようなティップ部とバット部の違いが出せたりします
当然ながら、継ぎ目があるロッドは継ぎ目(ジョイント)の部分の技術が要ります
基本的には
- 並継
- 逆並継
- 印籠継(インロー継)
の3つのつなぎ方です
この継ぎ目(ジョイント)でロッドの特性も大きく変わってきます

サーフロッドは何ピースが多い?

サーフロッドは2ピースタイプがほとんどですね
半分に分割するタイプのロッドが主流ですが・・・
ここ最近は3ピース、4ピースというロッドも多くなりました
いろんな理由があると思いますが、正直言うと「釣り」という要素では2ピースが一番良いんです
技術的に楽ですし、その分安く仕上がります
私の使ってきたサーフロッドもほとんどが2ピースタイプです
私のメインロッドのフラットレックも2ピース、アーリー・フォーサーフやサンドウォーカーも2ピースです
実は3ピースが主力なメーカーもあります
女子アナの皆さんもご存知の
NESSA(ネッサ)
です
ネッサは3ピースモデルですが、ネッサシリーズの前にAR-Cというが存在して、AR-Cも3ピース
AR-Cはシマノの持った投げ竿の技術を継承した遠投性のある3ピースロッド、という売りだったと記憶してます
ゴリゴリに硬いロッドでしたが、その後継機種としてネッサシリーズが発売されました
10年以上経つと思いますが、ネッサシリーズも徐々に軽くて柔らかい傾向が強くなってますね
そして、ダイワのフラグシップモデルであるオーバーゼアAGSは4ピースなんです

これから先はこういう3ピースや4ピースタイプが増えるんじゃないかなって予測してます
最近は大型貨物の運賃の超値上げが相次いでる事や、色んな人に釣りを知ってもらうためもあるし、小さくたためるという方向性が出て来てる感じですね
これから先も運送料が安くなるって事はないでしょうし、逆に上がって行く方向だと思います
メーカーから釣具店に出荷する時点でメーカーが送料を負担してくれるならともかく・・・それは無いでしょって俺は思う
サーフロッドは10~11フィートが多く、10.6フィートは約3m20cmになります
2分割の2ピースにして約1.6mになります
実際にネットでロッドを注文した事のある女子アナの方はお分かりだと思いますが、箱サイズ200、220という大きなサイズで送ってきます
送料込みという商品を買ったとしても、結局は送料は商品代に入ってると考えるべきです
この大きさは佐川急便の独壇場なんで東京から発送したとすると、200サイズ約5000円、220サイズ約6000円くらいかかります
この分がロッド代金の中に入ってると考えましょう
釣りとは全く関係のないところにコストがかかってるのがサーフロッドの実情ですね

3ピース以上のマルチピースロッドが増えてる訳
3ピース以上のマルチピースになると一気にサイズが小さくなって、送料は半額以下、そして法人には法人契約というのが存在して、100サイズや120サイズの競合相手が多いサイズだと運送会社が「うちの方が安いから!」と交渉が入る訳
120サイズの荷物を月に最低500以上出す、という契約で〇川は1個500円、クロ●コは1個499円、なんてせめぎ合いをするんです( *´艸`)
一般的なサイズだと送料はどんどん安くできるのが法人の強みです
その証拠として、シマノはここ最近マルチピースタイプのモバイルロッドが非常に多くなってます


ダイワもオーバーゼアAGSやラテオモバイルなどマルチピースが増えてます

もちろん携行性が高いという移動や持ち運びがしやすいという点が売りでしょうけど、確実に送料の事も考えてるハズです
良く言えばユーザーの事を考えて、送料がなるべく掛けずにロッド性能にコストを掛けるという方向性
悪く言えば2ピースロッド、1ピースロッドは送料が無駄に上乗せされてるよって証拠
小さい軽自動車だとロッドを積み込みにくかったりしますし、私自身でかい車を辞めたとたん、2ピースサーフロッドがジャマになってます( *´艸`)
仕舞寸法が160cm超えるんで、篠崎愛ちゃんが横に寝てるようなもんです
おちおち運転もできないわけですよ、興奮して
3ピースのネッサやサーフラットSSDなんかは積み込みが楽ですし、お店に駐車した時に釣りしてるぜってバレません( ー`дー´)キリッ
これも個人によるんですけど、私は「釣りしてまっせ」感が出るのがイヤなタイプです( *´艸`)
メーカーのシールとか貼るのいやなんですよね
車をディーラーに出した時なんか、荷物見たら釣りしてるって分かるんで「釣りされるんですか?」なんて聞かれます
もちろん話広げたくもないので「まぁ・・・そう・・・」とすごく迷惑そうな感じで生返事します( ー`дー´)キリッ
これから先も3ピース以上のマルチピースタイプは「送料」や「一般的に多い軽自動車に乗せる」という点もあり増えていくと思います

継ぎ目(ジョイント)の緩みには注意・特に3ピース以上のマルチピースタイプ
2ピースロッドや1ピースロッドは車から出し入れが長くてやり辛く、竿先(ティップ)が変な角度で当たって破損したりする危険性もあります
狭い車内に長いロッドはそういう点で不利です
3ピースロッドになると一気にそれが解消されて、軽自動車でも余裕、畳んで置けますし助手席に置いてランデブーも可能です
4ピース以上のマルチピースになると更に小さく畳めるんで携行性が抜群です
パックロッドなんかは6ピースタイプでカバンの中に入れられるくらいに小さく畳めて、そのまま飛行機移動なんてことも可能です
じゃあピースはたくさんの方がピースフルなんじゃないの?
もうお気づきの女子アナも多いと思いますが、継ぎ目(ジョイント)が増えれば増える程、設計がややこしくなり高い技術が必要になるます
継ぎ目(ジョイント)が多いとその技術力が必要になり、コスパも掛かるようになり、送料が安くなっても結局技術料が掛かったりする
もう1点、継ぎ目多いと緩みチェックのめんどくささと抜けやすさが出ます
2ピースですら釣りしてる途中の継ぎ目の緩みが発生します
このチェックを怠る人がキャスト折れなんかを発生させます
継ぎ目が緩んでた・・・なんて自問自答するアングラーならかわいらしいもんですが、ほとんどの口臭達は「俺が使ってて継ぎ目が緩んでるなんてありえないよ!!」とメーカーに怒鳴り込むらしいです
メーカーは電子顕微鏡や、ジョイント緩みの折れ方、本当にブランクスの不具合の折れ方なんかのデータと突き合わせて検証するそうですよ
一発で折れた原因は分かります
そのジョイント緩み問題はピースが多くなるとその分増える訳で、全然ピースフルではないんです
携行性を取るか、扱いが楽な方が取るか、みたいな悩ましい問題も抱えてる訳です
ロッドが折れる原因のほとんどがジョイントの緩みだと言われてますからね
ロッドを折る人は何使っても折る
自覚してる人もいるでしょうけど、自分が悪いだと本気で思えない口臭のひどい生物も多いです
途中で何回も緩みを確認すればいいだけなのに「わしゃぁちゃんとブレーキ踏んだ。アクセルと踏み間違い何て絶対にしてない」と言い切るんですよね(´Д`)ハァ…
下手なおっさんにマルチピース使われるとバッキバキに折られちゃうw
メーカーからするとここも怖いところですよね
今までに一度でも先っちょだけが抜けて飛んで行った経験のある人・・・
あなたは超危険人物です
いずれは・・・大事なロッドを折るでしょう・・・
私の体験談・継ぎ目(ジョイント)が緩いとどういう危険性があるか
ジョイント緩めで釣りしてると「ぃや~んっ、ルアーと一緒に穂先がぶっ飛んじゃった~あ~んっ」ってのも良く聞きます
笑い話で終わって良かったって思うべきです
飛んだ穂先が回収できなかったら地獄ですけどルアーといっしょに戻ってくるパターンで済めば助かったと思うべき
そんな状態になった経験があるって人は、継ぎ目(ジョイント)が緩いからすっぽ抜けが起きたんです
継ぎ目(ジョイント)が緩んでるのに気付かないおつむも緩んでる系のおっさんがそういう事をします( *´艸`)
ジョイントが緩んで重たいルアーをキャストなんかしてみなさい
こうなります

静寂に響き渡るパキーンっという音・・・やっちまった人だけが味わえるあの素敵な音色です(´ー`*)ウンウン
この寸前でラインがガイドに絡んでしまうトラブルがあったんですよ
60gくらいのメタルジグを使ってたんですがm、キャストして飛び始めたくらいにラインがガイドに絡むトラブル
細いPEラインならキャスト切れしてたでしょうけど、PE2号っていうごんぶとラインだったので切れずにラインがガイドに絡んだままメタルジグがグーンって飛んでから近くに落ちました
ラインがティップ側のガイドと絡んだまま少し飛んで落ちましたが、メタルジグが飛びながら引っ張った感じになったんでしょうね
その時に継ぎ目が緩んだんでしょうけど、絡んだ糸を直しに夢中になって、次のキャストの前にジョイント緩みのチェックを怠ったんです
普段の私ならあり得ないんですが、風も強くて雨も降ったりと注意散漫になってたんですね
5万のショアジギロッドでしたけど、修理するにしても新しく買った方がいいくらいのお値段・・・中古買取の釣具店で1万で売れたんでそれでよしとしました( *´艸`)
ルアーをキャストするたびにジョイント(継ぎ目)が緩んでいくのと、ロッドを動かす事の多い釣りだと緩みが発生しやすいです
ワンピッチジャークを多く使うショアジギ、トゥイッチで狙うトラウト、ジャークしまくりのエギングなんかはしょっちゅう緩みが発生しないか確認しないとダメですね

ロッドのジョイント(継ぎ目)はどれくらいの力加減で継ぐべき?

継ぎ目(ジョイント)はどれくらいの力加減でつなぐべきか
抜けないようにするには力いっぱいロッドを継げばいいんです(´ー`*)ウンウン
バカ力でぎゅうぎゅうに詰めて、そして抜けなくなればいい( ー`дー´)キリッ
ロッドを継ぐときの力加減はなかなか伝えにくいのでこうしなさいとか言えないんですよね
一番良いのはメーカーに聞く事です
テンリュウなんかはちゃんと聞いてねってスタッフブログに書いてます
メーカーとしても自社のロッドが折れるなんて嫌なんで、ちゃんと答えてくれるところが多いでしょう
折れたとしても「おめえの使い方が最低なんだよ」なんて思っても言えないですし(怒られる)
私の感覚としては「力いっぱい捻じ込む」です( *´艸`)
これも慣れなんで何とも言えませんが、初心者でもできるのが「緩みの確認」です
最初のキャストが終わったらロッドの継ぎ目が緩んでないかを確かめる
10投くらいキャストしたらまた継ぎ目をチェックする
これを何回か繰り返すクセを付けてください
サーフでフルキャストしてて20投くらいで緩んでるって人は、最初の継ぎ方が緩いです
私は今でも10分に1回くらいロッドの継ぎ目をチェックします
緩んだのを戻すんではなく、1ミクロンも緩んでないかのチェック
時々、力を入れた時にグッと継ぎ目が入る時があります
力を入れた時にちょっと入るくらいの緩みでは折れたりはしませんが、そのまま続けると徐々に緩みが強くなります
これすら気付かないズボラな口臭強めがしょっちゅうロッドを折る人種ですね(´ー`*)ウンウン
こういうチェックをこまめにして、20~30投くらいで緩まない次加減を覚えていくと良いと思います
私の継いだロッドはわかばちゃんや中原みなみアナではヌキますが絶対に抜けない自信があります
結構強めの継ぎ方をしてると思います
簡単に抜けて外れるよりは絶対に抜けない方がマシです
どうしてもロッドが抜けなくなったらロッドを巻いてるベルトを滑り止め兼掴みやすくしてゆっくり捻じりながらって方法もあるんでググって調べてみてね(めんどくさくなった)
フェルールワックスってどうなの?
ロッドの継ぎ目(ジョイント)にフェルールワックスを塗るって人もいるようです

フェルールワックスは継ぎ目に塗ると摩耗を防ぐとか固着を防ぐ、ズレ(緩み)を防ぐなんて利点がある、と言われてます・・・
私もこれを使ってた時期がありますが、これ・・・ただの蝋です(怒られる)
蝋ってのはろうそくのろうです
正直、ろうそくプレイは全く興味ないし、これを塗ってもそんなに変わった感じはしませんでした
塗らなくても長持ちしてるし、塗らなくてもズレないし、塗らなくても固着しないし・・・
疑心暗鬼で使ってたんで、結果にも疑心暗鬼でした(怒られる)
更に怒られるようなことを重ね重ね申し上げますが・・・
ロッドの継ぎ目のガタツキや固着て・・・それってすっごい昔のロッドの話じゃね?
今のロッドってかなり技術面も上がってて、特に海外製のロッドは既に日本製より上なんて言われてます
超一流メーカーもかなり海外製造が増えてるんですよ
大昔の中華製ロッドがすっぽ抜けたりガタついたりしてた時代に有効だったんじゃないかな・・・なんて思ってます(怒られる)
更に怒られるような事を言いますと
塗り過ぎに注意
みたいなものを初心者にはおすすめできませんから( ー`дー´)キリッ
聞いた事のないメーカーのやすもんロッドや一文字だけ違ってる偽物ロッドなんかは使わないでしょ?
誰もが使ってる有名メーカーのロッドであれば、そんなに心配しなくてもいいかなって思います
ただし、使っててよかった~ってアングラーも多いのが真実でもあるんで、もし興味のある方はご自分で「フェルールワックス」でお調べくださいm(__)m
私個人的にはフェルールワックスの需要よりはローションの需要の方が高いですね(-ω-;)ウーン

ロッドの継ぎ目(ジョイント)は主に3種類・並継、逆並継、印籠継(インロー継)の違い
初心者女子アナの方なんかはあんまり気にした事もないかもしれませんし、実際に気にしないアングラーも多いのがこの継ぎ目の種類
並継
逆並継
印籠継(インロー継)
の3種類がルアーロッドでは主流です
ロッドメーカーもこれを明記してるところと明記してないところもあります
私のように買う前に気にしちゃう人はあんまりいないんかな?
気にしたところで影響ないっちゃあないけど、知ってたらロッドの傾向というか強さなんかがだいたい分かったりもします
まぁ、実際に使ってみて初めて分かるところではあるんで、継ぎ目がどうこうは関係なってロッドメーカーも多いって事でしょう
並継とは?

並継とは、ロッドの先端側を細くして、リール側の方に突っ込んで繋ぐタイプ
ソルトルアーで2ピースロッドはショアジギングロッドのような強いロッドに多いです
元(バット)部が太くて頑丈に出来てる
ネッサシリーズは3ピースですが、この並継を採用してます
並継だと軽い素材を採用しても手元を強く(太く)できる構造なんでバットが強いって言われるロッドが作りやすいと言えますね
ネッサやコルトスナイパーなどの重たいルアーを使うタイプに多いと言えます
逆並継とは?

逆並継は、並継の逆、当たり前か( *´艸`)
逆並継はティップ側(先)が太くてリール側のバット部をティップ側に差して繋ぐタイプ
手元から細く仕上がるんんでしっかり曲がるロッドが作れるって事です
この逆並継はシーバスロッドにはすごく多くて、シマノのディアルーナも逆並継です
ブランクスに厚みを持たせて強くしながらも曲がりを重視したりするロッドも逆並継だと可能です
ヤマガブランクスのアーリー・フォーサーフは重ためで強い割りに曲がりはグーっと入って行く感じです
印籠継(インロー継)とは?

印籠継(インロー継)は芯があるタイプで、そこでリール側とティップ側を繋ぐタイプです
印籠継は技術面も必要ですが、リール側とティップ側のロッドの継ぎ目での太さは大きく変わらないんで、しっかりと綺麗なベントカーブ(ロッドの曲がり)が出やすいと言えます
印籠継は繋いだ時にぴったりはまらず、2~3mの隙間が出来ますが、それでOKです
見ての通り、印籠の部分が別素材なのでコストもかかり、この印籠が曲がりとしっかりした繋ぎを実現できないとダメなんで、ロッドメーカーの技術も生きてくる所ですね
硬すぎると曲がらないからって羊羹とかういろうで作ると曲がる前に折れますし、折れたらダメだからと言ってアダマンタイトにしようと思ったら存在から探さないとダメになりロッドが作れなくなります(´ー`*)ウンウン
印籠継は技術力が高くないと曲がらない、折れやすいとも言える継ぎ方です
印籠継はスピゴットジョイント、という言い方もします
G-CRAFTやテンリュウはこの印籠継が多いですし、安いロッドで印籠継採用してるのは見た事が無いです(あるかもしれませんけど)
ロッドの種類によって継ぎ目が変わる
私が継ぎ目を見ちゃう理由は、何となくロッドの曲がり(調子)が見えるからです
すごく簡単に言えば
- 並継=先調子=先端が曲がる
- 逆並継=元調子=元から曲がる
- 印籠継=胴調子=全体が曲がる
という感じでロッドの曲がりを想像しちゃいます
構造上からそうなるって事ですけど、外れてる訳でもなく、結構当たってたります
ロッドによって色々と違うメーカーもあるから面白いですよ
シマノやヤマガブランクスは、ロッドの種類によって「並継・逆並継、印籠継」がバラバラです
特にマルチピースのロッドは途中のブランクスに違う継ぎ目を使ってたりと特徴を出してるのもあって面白いです

アーリー96MMHフォーモバイルは4ピースで、元から「逆並継→並継→並継」という形で継ぐようになってます
もともと強いブランクスがヤマガの特徴ですが元の部分を逆並継にすることで全体的な曲がりを実現してるんじゃないかと想像できます

サーフロッドではテイルウォークのサーフラットSSDが面白いです
これは私が今使ってるロッドですが、元から「逆並継→並継」となってて、ルアーの重量で曲がる位置が結構変わります
軽いルアーは先調子っぽい曲がり、重たいルアーになると元がしっかり曲がるんです
ごついロッドではあるんで万能向きとは言えませんが、同じ3ピースのネッサは軽いブランクスで元が太くなるような先調子でよく曲がる仕様です(ネッサは並継)
サーフラットSSDはネッサよりももっと重たいルアーを遠くへ飛ばしたいっていうパワータイプの女子アナに使ってほしいですね
これからマルチピースが多くなると、こういう継ぎ目の工夫で各メーカーが色んな特性を出してくると思います
継ぎ目(ジョイント)によってロッドの特性が違ってくるんで面白いよ、って話でした

という事で、今回は継ぎ目(ジョイント)の話でした
並継、逆並継、印籠継の違いや、継ぎ目によってブランクスの太さも変わる
特に3ピース以上のマルチピースだと各メーカーが色んな工夫を凝らしてるんで、継ぎ目(継ぎ方)も特徴が出てるなって事です
まぁ、気にしなくても大丈夫な部分ではありますし、実際にダイワなんかは何継かもよく分からなくなってます
※以前のサイトだと辿り着いたんですけど、最近リニューアルしたサイトでは辿り着けずめんどくさかったのでチェックすらしてません( *´艸`)
この継ぎ目を覚えておくと、実際に釣具店に行ったときに「これは並継か・・・元へ太くなるタイプ・・・」というような見方ができるようになります
なったから釣れるようになるかっていうとそうでもないですけど(/ω\)イヤン
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m