
PEラインが普及して一気にルアーフィッシングが変わりました
それまでは手で投げて手で手繰って釣ってました(釣ってません)
現役女子大生アングラーが売りの私のルアーフィッシング歴もとうとう30年近くになりました
エサ釣り歴が長かったんですが、完全にルアー派になりましたが、理由は手が臭くならないからです( ー`дー´)キリッ
PEラインもお手頃な値段の商品も多くなり、同時に怪しい外国製も増えてきました
色んなメーカーが出してるし、それが故に出てくる問題もたくさんあります
PEラインで大きな問題となってるジャクソンホール会議の議題にもなったと噂される「PEラインは太さがバラバラ」という問題
今回はルアー初心者の女子アナアングラーに向けた記事を書いてみましたm(__)m

ルアーフィッシングのラインの基本・強さの表記

ルアーフィッシング以外の釣りをしてきてる人はラインの号数はこれで覚えてると思います
- 号(号数)
この号というのは道糸に使われるナイロンライン、ハリスに使われるフロロラインに使われてる表記ですね
この号数の数字で判断すればOKで、大きければ太く、小さくなれば細くなる、という単純なものです
ルアーフィッシングでも、このナイロン・フロロというラインを使用するんですが、同じような表記もあるのでそこまで分かりにくいというものではありませんが、ルアーフィッシングならではの表記があります
- ポンド(Ib)
ルアーフィッシングが海外から入って来たというのもあるんでしょうけど、ルアーフィッシングになったら突然日本に馴染みのない単位が降り注いできますw
ポンドは重さの単位なんですが、PEラインやルアーフィッシング用のナイロンやフロロにも突然現れます( *´艸`)
すごく簡単に言うと
- 号数表記は太さでの違い
- ポンド表記はどれくらいの重さに耐えられるか(どれくらいで切れるか)
という違いがあります

ラインの号数表記とポンド表記の問題はPEもナイロン・フロロもいっしょ?
ラインの表記に号数とポンドの表記があります
そして、ルアーフィッシングで当たり前に使われるようになったPEラインはポンド表記と号数表記が両方されています
日本人って号数を基本に考えるので「〇号」という号数表記を基本に探すと思います
「ポンドに慣れてしまって逆に号数の方がわかならいε- (´ー`*)フッ」っていう難しい事を言うと賢いって勘違いアピールする口臭強めのおじさんもいます
PEラインでは同じ号数なのに強さが違う問題が発生しています
単純に言えば、同じ号数なのに太さがバラバラで、しかも強さの測定の仕方も何通りかあって、ラインメーカーの好き放題の表記になっているという現状があるからですね
ラインメーカーからすれば、他メーカーより「より良く」見せたいのでより良い表記にします
これはどの商品でもそうですよね
女子アナは全て寄せて上げてモロ出ししてます(してません)
実はPEラインだけでなく、ナイロンでもフロロでも同じような問題はあるんですよ
それは、同じ号数でも強さが全然違う、という感じの問題です
ただし、一般的にルアーで使われる4号より太いものはそこまで気にはならないですが、細くなればなるほどナイロンやフロロのその問題が出てきます
俺のやってた釣りで言うと、アジングがそうなんですよね
アジングは細いPEライン使うより細いナイロンの方がトラブルないし切れても直結できるので楽
アジングでは1号より細いナイロンラインを使ってるんですけど、ポンド表記で言うと2~4lbのナイロンラインを基本に使ってます
号数で言うと0.4~0.6号くらいで、普通に釣具店に売ってるナイロンラインも使ってました
このナイロンラインですけど、同じ0.6号なのに強さがぜーんぜん違います
強さというのは引張強度で、引っ張るという事はポンド表記で言うどれくらいの重さに耐えられるかと一緒です
強いのはGT-Rのナイロンラインで、弱いのは謎の50m巻きナイロンラインです( *´艸`)

今もよく使うので言えば、銀鱗0.6号とGT-R2lb(0.44号)でもGT-Rの方が強いです
ナイロンはGT-Rシリーズはかなり強く、本流トラウトでもずーっと使い続けてる安心と信頼
ナイロンやフロロでは細ければ細いほど商品別のばらつきは出てきます
でも、太さは一緒なんですよ
PEラインにしろナイロン・フロロラインにしろ、自分が納得いくラインに辿り着くまでに散財して模索するもの面白い部分ではあるかもしれません( *´艸`)

ナイロンライン・フロロラインの標準号数(線径・直径)
ナイロンラインとフロロラインは号数が同じなら太さは一緒
これは全日本何とかエロ何とか工芸品会とかいうところが決めてるそうです
めんどくさいのでググれといってもめんどくさい人はググりもしないのでめんどくさかったけどググりました
- 日本釣用品工業会が平成22年に定めた標準規格
平成22年てめっちゃ最近ですね( *´艸`)
っちゅうことは、俺がアジングに毎晩通ってた頃は太さもバラバラだった訳です(/ω\)イヤン
一応、こういう太さ基準(標準直径)があります
1号 | 0.165mm | 4号 | 0.330mm |
2号 | 0.235mm | 8号 | 0.470mm |
2.5号 | 0.260mm | 10号 | 0.520mm |
各号数の細かい数字は下記リンクを参照にして下さい
公式サイトにはPDFファイルとして載ってます
- ▷日本釣用品工業会公式サイトより→ナイロン糸・フロロカーボン糸・ポリエステル糸の標準直径
ほいで、さっきの表ですけど、すっごい摘まみだした表ですw
でも、何か法則があるですよね~
よくあるクイズですね( *´艸`)
数字に強い女子アナアングラーの人だけはすぐに分かったと思います
号数は左から右で4倍、直径は左から右で2倍になってます
1号から2号になると太さも2倍になるわけでなく、1号から4号になってやっと太さが2倍になります
なんでそんな事になってるの?めんどくせえ
って思う変態もいるかもしれませんが、これもちゃんと理由があるんですよ
ナイロンラインの元祖はテグスという蚕(天蚕)の糸だったんですが、その蚕はケツからナイロンラインを吐き出す訳ではないです
真実を知ってしまい、鳥肌が立ってます( *´艸`)
どうやって蚕から糸を取り出すのか・・・
幼虫煮てオペして腹の糸出す
イメージ的に蚕繭(丸い白いヤツ)をくるくる回るなんかに巻きとってというものでしたが、ご興味のある方は「テグスの作り方」でググってくださいm(__)m

これが蚕繭の中のさなぎで鯉釣りのエサですね~(テグスの蚕とは違います)
これは懐かしい
鯉釣りの食わせエサで独特の匂いがありました
あまりにもテグスの作り方で鳥肌が出たもんで健全な感じにしてみました( ー`дー´)キリッ
釣り糸のテグスは蚕の幼虫をオペして取る、絹(シルク)は蚕の繭から取ってさなぎは余るのでエサか食用

ぬおおおおおおおお
嫌な予感はしたけどやっぱり食用売ってたΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
韓国では普通に食べる食材のようですが、女子アナ好きの私でもちょっと無理かな~
もう何の話か分からなくなってきましたwww
テグスというのは幼虫捌いて取りだして作るんですけど、そのテグスはナイロンラインが出てくるまでは釣り糸として使われてたんです
このテグスが約1.5m(5尺)の重さによって号数を決めてたんですよ
号数は最近の表記で、テグスは毛、分、厘、の単位です
毛・分・厘は重さの単位
この1厘のテグスを1号の太さ、と決めたのが始まりとの事です
1厘の10倍の重さがあれば1分(いちぶ)
1分の太さは・・・みたいな感じで号数の太さを決めた、そんな感じ
釣り用ナイロンラインは東レの銀鱗だと思うんですけど、1厘を1号と決めたのがそうかは分からんかったというかめんどくさくなった(≧▽≦)
で、何が言いたいかというと、もともとナイロンラインの元祖テグス糸は「太さ」ではなく「重さ」で号数が決められてたって事っす

PEラインの太さや何もかもがバラバラな大きな理由その1・デニール値

PEラインの号数ってのも日本釣なんとか会が太さ基準企画を出してる
▷日本釣用品工業会公式サイトより→PE糸の太さ標準規格
これもPDFファイルなので簡略したものがこれ
1号 | 200d | 4号 | 800d |
2号 | 400d | 8号 | 1600d |
2.5号 | 600d | 10号 | 2000d |
Dですね、でー
単位がdです
でーぶいでーやしーでーのでーです
あえて意味もなくでーぶいでーのおいちゃんと村岡先生を並べてみました
このでー(d)が村岡先生のYoutubeにも出てるPEラインの基準値のでーです
このでーは
デニール値
という単位
- デニール値=9000mの質量
9kmの糸の重さが100gなら100d(100デニール)になる
このデニールはパンスト派の人にはなじみがある単位らしい
20デニールの方が40デニールよりすけすけで20パンストテンションが上がる
残念ながら生脚派の俺にはよく分からない世界
PEラインの標準規格としてこのロバートデニール値を採用してるもんでややこしくなってる
デニール値が40dのPEラインと80dのPEライン
同じ長さ(9000m)で重たいのは80dなので、そっちが太いって事です
1号 | 200d | 4号 | 800d |
2号 | 400d | 8号 | 1600d |
2.5号 | 600d | 10号 | 2000d |
この標準規格の数字の通り、号数がでかいほどデニール値もでかい
号数が上がればその倍の数字というものすごい単純さ
格安PEラインはこういう部分のライン・高品質と格安品の違い

PEラインの単位に9000mもの長さの重さを使うという事は、製造上も何十kmという糸を作っているのは分かると思います
PEラインは撚り糸ですので、1デニール分作ったとしたら上図のような形になります
高品質な部分は真ん中の少しの部分で、離れた部分が中品質であり、低品質になるらしいです
格安PEラインってのは、この低品質な部分をOEM的な感じで売っている可能性大
引張強度は同じ繊維を使ってるので変わらないかもしれませんが、製造上で出る低品質な部分
編み込みが弱くて突然切れたり、すぐに解けてきたりするんですよね
製造メーカーとしても端っこの捨てる部分も売れるので、どうしてもそういう部分が格安品として流通します
水面下ではそういう問題もあるって事は頭に入れて置きましょう
PEラインの太さや何もかもがバラバラな大きな理由その2・トータルデニール

この日本釣用品工業会の規格のややこしいところがこれだと思います
この規格は、PE100%糸のものであり、コーティング・顔料を含むトータルデニールである。
ロバートデニーロにトータルテンボスと、とにかくややこしい
PEラインのコーティングは衝撃に弱いPEラインの素材的なものを多少強くする効能もありますが、そういうコーティングをしたら重たくなるんですよね
- 重たくなる=号数が上がる
各メーカーは「細くて強い」を目指してるんですが、これは俺ら釣り人が「強い、かつ、細い」ラインを求めてるってのが大きい
いろんな面でラインが細いのは、糸さばきが良くなったり(風に巻かれない)、飛距離が出る、という利点が多い
その上に強いぜってなったらより重たいルアーが背負えるので飛距離は更に有利
釣り人側が求める方向にメーカーが合わせるのが基本なので、細くて強いって主張をしないと売れないのよ
コーティングをすれば表面上は強くはなるけど重たくなる
例えば、1号のPEラインを規格通りに作る場合、コーティング剤を染み染みさせて強くしたラインは1号規格のデニール値に納めないといけないので細くしないとダメなんです
同じ1号のデニール値のPEラインでも、ノンコーティングのPEラインは軽いので号数も太くできる
同じ1号なのに太さが違ってる原因の一つですね
使う側からしたら同じ引張強度なら細い方がいいって話なんですが・・・またこれも問題発生なPEラインです
この理由はまた後述しますm(__)m
PEラインの太さや何もかもがバラバラな大きな理由その3・デニール値の許容範囲

日本釣用品工業会の規格のこれもPEラインがバラバラになる理由
PE糸の許容範囲は、上限・下限のデニールが、前後の号柄の標準値を追い越さないものとする。
頭のいい人の言う事はよく分かりません(T_T)
こういう難しい表現したり難読漢字を使ったり理解不能です
これを中卒レベルで高3の時の国家公務員模擬試験全国13位が最高のDカップ女子大生の俺が解説します
あ、ごめんなさい、俺結構賢いんですよ( ー`дー´)キリッ
適性試験なんかほぼ満点でしたからね(´ー`*)ウンウン
教養が無いんすよね~、俺の従兄弟群なんか教養あるやつばっかで、東大・早稲田・慶応卒がおって、岡山大・徳島大・・・
死んだ兄貴と俺と従姉妹の女の子は高卒・・・その代わり身長が高い( *´艸`)
兄貴なんか190超えで、従姉妹の女の子は175とかですからね
栄養が違う所にいったんだね~というのが冠婚葬祭での笑えないネタでしたね(* ̄- ̄)ふ~ん
俺の栄養はバスト110のここに偏ったようですm(__)m
話を戻しましょう
- PE糸の許容範囲は、上限・下限のデニールが、前後の号柄の標準値を追い越さないものとする。
この表現ってのは、簡単に言うと
1号にしたかったら0.8号と1.2号の間に収めたらOKよ
って言ってる事と一緒です
- 0.8号 = 160デニール
- 1.0号 = 200デニール
- 1.2号 = 240デニール
これが標準規格の数値になってるので、1号のPEラインを名乗るのには9000mのPEラインを製造して200g(d)にしないといけないって訳でなく、161g(d)でもいいし、239g(デニール)でも良いって事です
基本的にラインってのは太い方が強いので「うちのPEラインは同じ号数でも強い!」という表現がしたくなったら、なるべくコーティングを薄くして軽いラインで239デニールに収めちゃえばOKって事
理屈上はそうなりますけど、9000mの糸を数グラムの微調整が出来る訳がない
ほいで、お得意の俺の妄想ですけど、太さ色々のPEラインを作ってデニール値を測って、前後の号数の標準値を追い越さない重さラインを〇号って名乗ってるのよ
1号のPEラインを作るなら239デニールに近いのが製造できたら「同じ1号でも他より強い」って言える
でもここで、太いっていうデメリットが出てくるんですよね
「同じ1号でも他より強い」PEラインはたいてい太いんですよ
太いってのはリールに巻いて初めて分かるって人も多いと思います
特にルアー初心者は何回か色んなラインを試してやっと分かるくらいだと思います
PEラインプレイを20年以上やってるDカップ女子大生の俺くらいになると、PEラインをパッケージの上から見たら「ん?」って分かります( *´艸`)
実際に店舗で見たらほぼほぼ分かりますけど、今は通販時代ですからね
アホみたいにPEライン買っては試すんですよ( *´艸`)
PEラインの太さや何もかもがバラバラな大きな理由その4・釣糸JAFS基準への賛同

ラインの太さを規格化して基準値を決めてるのが日本釣用品工業会
この日本釣用品工業会の賛同してるメーカーは、この基準値を元にラインを製造してる
もっと言えば
- 釣糸JAFS基準
というのがあるんですよ
なんかね、詳しく書いてないけど、多分、日本釣用品工業会で決めたラインの太さを守るぜってメーカーの賛同だと思います
あくまでも賛同であり、任意なんですが、俺ら消費者(釣り人)が迷わないようにちゃんとした基準を守ってラインを作ろうよって企業の集まり
■ 株式会社ウイング 黒鯛工房事業部
■ 大橋漁具株式会社
■ 有限会社GAN CRAFT
■ クレハ合繊株式会社
■ 株式会社ささめ針
■ 株式会社34
■ 高岡速三商店
■ 株式会社天龍
■ 東レ・モノフィラメント株式会社 ※
■ ピュア・フィッシング・ジャパン株式会社
■ 株式会社ワイ・ジー・ケー
■ 株式会社エイテック
■ かめや釣具株式会社
■ 株式会社キザクラ ※
■ 株式会社ゴーセン ※
■ 株式会社サンライン ※
■ 株式会社シマノ ※
■ 株式会社タカミヤ
■ 株式会社トアルソン ※
■ 株式会社林釣漁具製作所 ※
■ 株式会社バリバス ※
■ 株式会社フジノライン ※
■ ユニチカ株式会社 ※
俺が使った事のあるラインメーカーを太字にしました
テンリュウはロッドメーカーですけどPEラインも出してます・・・と思ったらそれは昔の話で今はナイロンとフロロしか出てないですな(^^;
ワイ・ジー・ケーはよつあみ、シーガーはクレハですね
ダイワがないってのも笑えないですよねwww
ダイワはグローブライドで出るハズなので、名前はナッシング
でも、どこかのOEMなので(多分よつあみ)別に賛同しなくていいんじゃね?って立ち位置かな
ちなみに※は「一部商品は除かれます」なので、それはそれで困ったもんですねw
DUELも入ってないね
PEライン出してる有名メーカーでは、ダイワ・DUEL・メジャークラフトが入ってませんけど、これはうちのPEラインはOEMだぜって宣言って事でOK?
こんな感じなので、まだまだ有名メーカーすら賛同レベル
みんなで協力しようよってレベルなので、PEラインがバラバラになってしまう要因でもありますね
こういうとアレですけど、これって俺とかわかばちゃんや田中瞳アナが騒いだところでどうしようもない
メーカー同士というか、メーカー所属のプロが大きな動きを出さないとどうしようもないかな~

PEラインの太さや何もかもがバラバラな大きな理由その5・強さの表記

そもそもの基準が太さ(直径)でもなく強さ(引張強力)でもなく、重さ基準なのでバラバラという問題
ナイロンやフロロみたいに素材を冷麺製造機みたいにぴゅーって作れないので仕方はないんですよ
所詮、編み糸ですから、PEラインは
基準が重さであり、重さも上限を超えなければOKというふんわりした基準
デニール値さえ守れば後はメーカーの好き放題なんです
PEラインだけでなく、ナイロンでもフロロでもそうですけど、一番気になるのは「どれくらいで切れる」ですよね
ポンドで言ってる時点でほあんほあんになるのが中卒女子大生の私です(´ー`*)ウンウン
一応、サーフのヒラメの基準で言うと、やっぱり座布団ヒラメですよね~
- 座布団=70cmオーバー=4kg超え
座布団ヒラメはどこのサーフでも釣れる可能性大の大型ヒラメのサイズ
PEラインやリーダーが4kgで切れるようならちょっと安心できない
では4kgって何ポンド?
- 4kg=8.8ポンド(lb)
ナイロンやフロロの号数では2~3号あれば強度的には大丈夫なんですね~
引張強力で言えば割りと細くて大丈夫ですけど、耐衝撃なんかを考慮すると、そこまで細くすると細いデメリットがでちゃう
リーダー4号使ってるんですけど、90オーバーのブリでも余裕です
切れるって心配は全く出てきません
PEラインの8~9ポンドは何号?
これが各メーカーバラバラなんですよね
ポンドってのは国際規格なんでごまかしは効きませんw
うちのPEラインは〇〇ポンドで切れますよってのが表記されてるんですけど、こんな問題があります

PEラインを機械で引っ張って切れるポンド値を測定してると思います
100回引っ張ってプチって切れた数値
これの最少がMIN、平均がAVE、最高がMAX
さて、1号のPEラインでも作って一儲けするか~って全裸になったと想定します
とりあえず規格内、9000mで200dのPEラインが出来ましたよ~
よし、実際に引っ張って強力(強度)を数値化しようのコーナー~
いえいいえいいえい~
って数値をきっちり測ります

ほほ~う・・・これがわが社のPE1号の数値化・・・
さて、貴女ならどの数字を取りますか?
アングラーは細くて強いラインを求めてるんですよ
それの方が確実に売れてます
となると・・・MAXの数値を出しますよね!
「わが社のPE1号は20lbです!」
多分、ほとんどのメーカーがそれをするんですよ
言ってみれば、PE1号で出すなら、デニール値が239dのPEラインを作って引張強力MAXの数値を出せば「同じ1号でも最強の強度」のPEラインとして発売できる(´ー`*)ウンウン
しかも、ウソ偽りない数字ですからね
ほとんどの女子大生たちは、このMAXの数字を表記すると思います
ほんと性格悪いですね(´ー`*)ウンウン
俺なら「最低・最高・平均」全て表記します( ー`дー´)キリッ
やっぱね、ウソではないからってそういうのはダメでしょ
俺は正直者、人を騙す事ができないDカップ女子大生なのでね、そうじゃないと夜寝れないんです
実際に売ってるPEラインの強さの表記
全部のメーカー見るのはめんどくさかったので、釣糸JAFS基準の俺の知ってるPEラインメーカーのをちょこちょこ確認してみました
あくまでも俺が使ってるPEラインの表記を見てみました
そうそう、俺ってあんまりポンド数気にしてないってのが今回分かった( *´艸`)
そりゃね、自分で電子顕微鏡で見て太さバラバラって分かったらそうなるわなw
俺の普段から使ってるPEラインの表記はどうでしょうね~
エックスブレイド アップグレードX8

サイト、パッケージを確認しました
書いてねえな
「(社)日本釣用品工業会釣糸部会制定の「PE糸の太さ標準規格」に準じた」と書いてはおりますが、それの基準があいまいだから困ってんだよってやつwww
思ったより悪質でしたなぁ
でも、細くて強いってのは間違いないです
もちろん、俺だけの意見ではなく、プロもイチオシですからね
たまに人と違う意見を言うのが頭良いと勘違いしてる人と、自分のレベルの低さを製品の姓にしてしまう可愛そうな人が変なこと言ってるだけ(怒られる)
ちなみに、同じよつあみ製のロンフォートにはMAXと表記されてるし、リニューアル前の商品もMAXの表記はあるので、恐らくよつあみ製PEラインはMAX表記です
サンライン シグロンPEX8

耐久性はアップグレードには劣りますが、それ以外は何の不満もナッシングなライン
こちらは小さい字で「MAX」って書いてます( *´艸`)
MAX16lbという事は、測定中にそれよりも小さい時があったって事ですね
DUEL ハードコア®X8

登録商標マーク®を製品名に入れるのが正しいのでしょうか・・・
日本釣用品工業会に名前の無かったDUEL
なんと、MIN・MAX・AVEの3つを出してくれてます
パッケージにも公式サイトにもちゃんと表記されてますね~
すんばらしいです
クレハ(シーガー) シーガーPEX8

これは最大強力(MAX)と平均強力(AVE)が表記されてます
東レ スーパーストロングPEX8

こちらはアベレージ(AVE)表記のみかな?
ゴーセン ROOTS PE×8

これはかなり太い部類のPEラインです
同じ1号を巻いてもアップグレードとシグロンではぴったりなのに、スプールからはみ出ましたからね( *´艸`)
こちらはMAX表記(パッケージに表記)ですね
1号20lbとなっておりますが、強さ的にはかなりありますが、その分太いです
廃盤になっちまった剛戦X8はめちゃくちゃ良かったんですけどね~
シマノ ピットブル8

パワープロがクソみたいなラインだったのであんまりシマノのラインは使わないんすよね~w
こちらは最大強力となっておりますのでMAX表記です
トアルソン レグロンPE エキサイトゲーム

あんまり有名ではないですよね(怒られる)
これは太いタイプのラインですが、今はサーフ用で使えそうなの無くなったみたいです
こちらはMAX表記です
バリバス シーバスPEマックスパワー X8

前に使った事のあるPEは廃盤になってたみたいなのでマックスパワーなんとかを見てみました
MAX表記でしたね~
ユニチカ ショアゲームPE®X8

5年前に買ってからリニューアルしてないんすね( *´艸`)
こちらはMAX表記、しかも直径は細いという特徴がありますね
表にしてのことはない結果でしたね
メーカー | 製品名 | MAX | AVE | MIN | |
よつあみ | アップグレードX8 | 〇 | × | × | ※表記なし製品もある |
サンライン | シグロンX8 | 〇 | × | × | |
DUEL | ハードコアX8 | 〇 | 〇 | 〇 | |
シーガー | シーガーPEX8 | 〇 | 〇 | × | |
東レ | スーパーストロングPEX8 | × | 〇 | × | |
ゴーセン | ルーツPEX8 | 〇 | × | × | |
シマノ | ピットブルX8 | 〇 | × | × | |
レグロン | エキサイトゲーム | 〇 | × | × | |
バリバス | シーバスPEマックスパワー | 〇 | × | × | |
ユニチカ | ショアゲームPEX8 | 〇 | × | × |
ほぼほぼMAX表記
- アベレージ表記が東レ
- MAX・MIN・AVE全部が表記されてるのはDUELのみ
- シーガー(クレハ)がMAXとAVE表記
最大値なんてあてにならねえから平均値で決めようとしても、極限られたメーカーしか分からないって事です
逆に言えば、同じ1号で釣糸JAFS基準に賛同してるメーカーなら、そんなには強度はかわんない
でも、問題は太さがバラバラなんです
太さがバラバラだと起こる大問題・リールに巻いた時に衝撃的な違い
1号なら強度的にはだいたい変わらない(MAX表記ばかりなのでわからない)
でも、基準がふにゃちんなので太さがバラバラ
太さがバラバラという事は、リールに巻いた時にラインが足りなかったり余ったりするんですよね
これ、もったいないし、巻き過ぎたらラインがバラけやすくなってしまう
一応、手前味噌ですがこちらの記事を参考にすればぴったんこには巻けます
同じメーカーのラインを使うなら1回だけ調整すればOKですが、メーカーを変えたり商品を変えたりするたびに調整しないとぴったりにはならない

同じ1号の現実がこれですからね
編み糸のPEだからこその問題ですけど、これはまだまだ無くならない問題ですね~
ラインの表記として、MIN・MAX・AVEの3つを必ず表記するのも良いかもしれませんが、最大と最小の違いはメーカーとしては出したくないですよね( *´艸`)
細くて強いってのを探してる俺らもダメだとは思いますけど、人間というのは欲と理想にまみれた存在ですからね
俺個人的には、デニール値も出せばいいと思います
1号16lb(230d)
みたいな感じで
1号200デニールって覚えやすい数字なので、1号の範囲内でもぎりぎりの重さ=太いってのが分かるし
コーティングの重さも入るので絶対ではないですけど、強度表記と同じようにデニール値も出てればある程度は太さは分かるんじゃないでしょうかね
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m