サーフは地形によっていくつかに分類されてます
足元から深くなるサーフを急深サーフ、波の立ちやすい浅いサーフを遠浅サーフ、なんて分類が分かりやすいですね
こちらでは遠浅サーフが多く、私の釣果も遠浅9急深1、くらいの割合です
遠浅サーフには波が立ちやすいという特徴があり、多くのサーファーが訪れる場所も多いですね
太平洋岸の遠浅サーフは各県にサーフィンのメッカ的な場所があると思います
内陸に近いサーフは入る波があまりない代わりに海流により海底が削られて急深サーフが多くなる傾向があります
瀬戸内サーフなんかはそれに当たると思います
遠浅サーフは100m沖の水深が1mなんていう場所も多く、一見釣れなさそうに見えるかもしれません
確かに原田葵アナは元アイドルという事だけあって可愛くて可愛いんですが、まだまだニット力が出ていません
新人だからと言って露出を少なくするのは大きな間違いであり、元アイドルと言えどもたまに肩紐丸出しで真顔お天気実況する谷尻萌ちゃんに追いつくのはもうちょっと時間がかかりそうです
このような理由から、遠浅サーフは釣れない・・・と初心者は思いがちで、実際に釣ってても釣れないかもという不安が出て来て早く帰ってしまう女子アナも多いかもしれません
遠浅サーフは釣れます
魚の活性が上がる条件と、エサを追い込む地形になってるのが遠浅サーフで、細かい場所の見極めが肝心です
遠浅サーフにつきものなのが離岸流であり、その離岸流(流れ)をしっかり釣り切る事が釣果を伸ばす事に繋がります
今回は、この遠浅サーフの離岸流、特に強く離岸流が出ている時に初心者でも釣れる確率が上がるやり方などを解説します
遠浅サーフで強い離岸流、強い流れの出やすい状況とは?
遠浅サーフは流れが出てる時が多いです
大きい小さい、強い弱いの差はかなりありますが、波が多少あれば流れも出るのが遠浅の特徴ですね
水深のあるサーフだと波というよりは海流、潮流での流れの方が影響するところもありますが、遠浅サーフはほぼほぼ波で流れが決まると言っていい
遠浅サーフの流れは方向も色々で、浅ければ浅いほど真っすぐではなく海底変化がもろに流れの方向に影響します
今回は、この流れ(離岸流)が強く出る場合の攻略って話です
強い流れや離岸流が出る要因になるのは主にこの2つ
- 波が強い場合
- 水深の落差が大きくなる場合
強い波は強い流れを発生させる大きな要因になります
波が入るという事は、どこかへ出ていきますが、波が強い時は入ってくる水量も多く、出ていく水量も多い、しかも何度も波が入ってくるため、どこかに強い流れが出ています
波が強い場合の強い流れや離岸流は非常に危険です
夏の時期になると台風が沖目にあるとこういう状況になりやすいです
と同時に水難事故も増える時期でもあります
波が強いなって感じる時は遠浅サーフの釣りは辞めた方がいいでしょう
これも体感によるもので、私が危ないって思っても危なくないと感じる事もよくあります
私は案外ヘタレで気が小さいので、人の悪口は言うけど自分の悪口を言われると凹むし、個人攻撃してきたらどんなにお金がかかっても相手を特定したりします
パッと見て「どうかな~」と思った時点でどこかに危険を感じてる証拠
そういう時はさっさと諦めて近くの堤防でショアラバやショアジギで美味しい魚を狙いましょう
2番目の「水深の落差」での強い流れは遠浅サーフでは重要です
普通の流れや離岸流はいつでも起こりますが、海底の地形によって非常に強い離岸流が出る場合があります
この強い流れ(離岸流)はヒラメやマゴチも高確率で釣れ、サラシなどがあると日中でもヒラスズキが出たりします
水深や地形が非常に関係する部分ですので、流れを見る=地形を見る、という事になります
普段から釣りしないとしても、大潮の干潮などで海底をよく観察するのも大切です
地形は大荒れにならない限りほとんど動かないので、強い流れが出る場所はだいたい同じ位置になります
という事は、釣れる場所もほとんどが動かないと言えます
それを知ってるか知ってないか、本当に釣ってる地元の人が有利な点になりますね
私が坊主をめったに食らわないのはそういう卑怯な部分です( *´艸`)
遠浅サーフの釣れる、釣れないの差が出るのが流れ(離岸流)
水深が1m前後の遠浅サーフでも強い流れや離岸流が良く出る場所があります
地形によって出るので、位置を覚えたら何回行っても強弱はあるけど流れが発生します
サーフは流れを探せ
という定石があります
これを初心者変換すると
わかんねーから釣れねえよ
となります( ー`дー´)キリッ
サーフでヒラメやマゴチが釣れるのは「場所(ポイント)」と「タイミング(時合い)」です
サーフだけでなく、流れはどの魚でも釣れる釣れないの差が出る部分ですね
流れが出始める時間に魚の食いが立って時合いが始まるというのはよく言われることです
細かいポイントがあまり見えないアングラーでたまたま時合いに当たるとポロッて釣れちゃったりします
ここでこのルアーが釣れた!このカラーが効いた!と本気で思っちゃう方も多いです
大事なのは、釣れた場所はどういう所だったか
それを細かく覚えるのが次に釣れるようになる大事な要素です
釣れたルアーやカラーに拘ってるうちはまだまだです(´ー`*)ウンウン
メーカーが後ろにいるプロアングラーのまねごとをして自分が上手くなったと思わせるテクニックですね( ー`дー´)キリッ
タイミング(時合い)の要素は朝マズメという強烈なものがあるのでそれを守れば大抵は外しません
釣れる場所・ポイントというのは遠浅サーフでは流れの要素を外すと全く釣れなかったりします
強い流れ、強い離岸流の出やすい遠浅サーフの地形とは
強い流れが出ている時はルアーを流してみると一番わかります
真っすぐ引いてきたつもりが全然違う場所からルアーがひょっこり出てきたリ、リトリーブしてる手に強いブルブルブルというルアーの引き抵抗が伝わってきたりします
慣れてくると見た目でどういう流れかを判断できるようになります
そうなるためには、日頃から流れを気にして体感して覚えていくしかありません
周囲の状況を目で覚えていくことができるのも遠浅サーフの良いところですね
これは一つの例です
流れ(離岸流)が強く出る場所でよくあるパターンです
誰でも分かるのが波打ち際の陸地が沖に飛び出た部分です
こういう地形は大なり小なりありますが、間違いなく流れが出る場所です
地形に沿って流れが発生しますが、波も入ってくる場所でもあるので流れと波とサラシでごちゃごちゃになって分かりにくい
サーフ初心者の女子アナのみなさんも分かりにくいって意見をよく聞くので、女子アナ代表として田中瞳アナのビンタを食らう事にしましょう(´ー`*)ウンウン
なぜここでこういう流れが出るか
その原因は地形にあります
流れの発生するところは周囲が浅いと言えます
流れは水の動きですので、高い位置から低い位置に動いていきます
水中では浅い場所から深い場所へ水は移動して流れになります
浅い場所に当たった水は浅場を避けて深場を移動します
先ほどの場所であれば、こんな感じで深くなってる溝を水が通ります
遠浅サーフではこの溝に沿って流れが発生しやすく、溝の大きさは幅数十センチから数mという大規模なものまで大小さまざま
浅い場所、深い場所、飛び出た場所、これをパッと見て見つけると勝負は早いです
この流れ(離岸流)が発生している部分にヒラメやマゴチは集中しています
たまに、何もないところで食ってくる事はありますけど、それは何も見えないレベルのアングラーが言ってるか、たまたまそこに居ただけでしょう
こういう海底地形は潮が引いていく時にもしっかり観察すると分かりやすいですね
潮が引くタイミングだと浅い場所は干上がって、深い場所は水が残ります
大潮の干潮なんかはこの地形をしっかり見る事が出来ますし、下げ潮の時はどんどん干上がって行く場所があります
この時に水が残る部分には流れが発生しやすくなります
私はこれを
残り汁
と呼んでよく観察しています( ー`дー´)キリッ
これも長時間サーフで釣り続けてるとすごく見える部分です
こういう残り汁ポイントを何ヵ所も覚えて置き、水深によって流れが出てくる事が予測できます
干潮で干上がってるけど、あの場所は残り汁があったな
徐々に上げ潮になって行くタイミングで残り汁ポイントに戻ってみると、あら不思議
流れ出てんじゃん!頑張れるじゃん!ってなる訳(´ー`*)ウンウン
遠浅サーフの流れ(離岸流)の強さは2つの要素で変わる
流れ、離岸流の強さは色々な要素で大きく変わります
- 波の強さ
- 潮位の変化
遠浅サーフではこの2つの要素が流れに大きくかかわります
潮流で変わるサーフもありますが、それは結構水深があるサーフの話です
大潮干潮で干上がるような遠浅サーフでは潮流よりも波の要素が強いですね
これは単純明快、波が強ければ流れも強くなります
もう一つは潮位によっても流れの強さが大きく変わります
流れは高い(浅い)ところから低い(深い)ところへの水の動きです
干潮に向かっての下げ潮の場合は流れが強く出る場合が多いです
満潮に向かっての上げ潮では、徐々に上げていく潮と流れが打ち消し合う作用が出るので多少流れが出にくくなります
あと、潮位は天気によっても結構左右されます
原因はともかく、初心者女子アナアングラーの方はこう覚えて下さい
- 晴れの日は下げ潮が強くなる
- 雨や曇りの日は上げ潮が強くなる
これは気圧の関係で、よく台風が来ると高潮警報が出たりしますよね
低気圧は海面を押し上げる(吸い上げる)作用が働く、高気圧(晴れ)はその逆だと覚えると分かりやすいと思います
これを気にするには気圧配置を見ておく必要があり、高気圧や低気圧の中心が通る時は先ほどの傾向が強く出ます
中心が離れてると、今度は風の要素が加わり、風が起こす波なんかが影響したりします
って、ここまでくると初心者女子アナ向けではなくなります( *´艸`)
天候については「今日は晴れだから下げ潮の時間帯が流れが出る」と簡単に覚えておけばいいです
その要素が強く出る時間帯は潮位の下げ幅も大きくなるので、勝負が早くなったりしますね
要するに、流れが強く出るけど浅くなる要素も強くなるので釣れる流れじゃなくなりやすいって事です
いい流れっていうのはある程度水深があってしっかり強く流れが出る場所
そういう場所から浅い場所へルアーを通すと遠浅サーフのデイゲームでもしっかり釣果を上げることができるようになります
天候(気圧)の要素は初心者女子アナにはちょっと分かりにくいかもしれないですね
ひとまず
波が強いと流れも強く出る
満潮から干潮への下げ潮の時に流れは強くなる
この2点を覚えておいてください
流れ・離岸流が強く出ている場所でも諦めない精神を持つこと
流れが強く出ているところは非常にヒラメやマゴチが釣れるポイントです
シーズン中ならまず釣れます
流れが強すぎるとヒラメやマゴチもいなくなる、なんて事をいう人もいますが、これは残念ながら当たってません
そもそも、本当に魚が居なくなる流れがでるような時は荒れすぎて釣りにすらなりませんしね
普通に釣りができる範囲での波の強さで、多少波が高い時の強い流れであれば普通に釣れます
私の感覚的なものですが、ルアーを流れに乗せて行ってる時に「1・・2・・3・・」と頭の中でカウントして10mくらい流されるくらいなら問題なく釣れてます
流速で言うと秒速2~3mくらいで、逆らって泳ぐのは困難レベル、流れの中に立つのも無理くらいの強烈な流れ
強い流れや離岸流で確実に釣る方法
諦めない( ー`дー´)キリッ
これに限ります
間違いなくその周辺にヒラメやマゴチがいるんです
1時間くらいで諦めたらダメですよ
15分、30分で「俺がこんだけ叩いても出ないんだ、ここはいないよ」なんて言ったらダメです
3分で終わったのに「どう?おれのテクニック?良かったでしょ?」って言ってるようなもんです(´ー`*)ウンウン
流れが大きな場合は比較的粘りやすいかもしれませんが、流れが小さい場合は何となく満遍なく叩いたつもりになりがちですね
もし、今、目の前に広がる良い流れが今日一番の場所だと思うなら諦めない方が良いと思います
他に気になる場所があれば移動するのもいいでしょう
どっちでもいいです
同じ場所であれ、違う場所であれ、諦めなければOKです
強い流れ・離岸流は何度も何度も、色んな角度、立ち位置でルアーを通す
強い流れや離岸流では色んな角度でルアーを通す事が必須です
色んなルアーで通すのも良いですが、強い流れや離岸流ではレンジが大きく外れる事もあります
使うルアーは後から解説します
ひとまず、立っている位置から3方向にどこでも良いのでキャスト
そしてまた4~5歩動いて3方向に・・・という感じであちこちに細かく動きながら最低3方向に投げるという方法を取ってみましょう
10ヵ所から探れば30投くらいしてるハズですので、これだけでも30分くらいは釣ってる事になります
同じ場所から色んな方向に30投してもいいんですけど、飽きないですかね?
私はすごく飽きっぽくて短気でわかばちゃん命で田中瞳アナも同時に愛せるタイプですので、色んな角度で色んな場所でプレイします(´ー`*)ウンウン
流れが強い時は、どこで出るかは正直分からないです
流心から外れる場所が一番多くヒットしますが、そこはカケアガリになってたりする場所です
深い場所に流れが集まって強い流れになるので、その周辺は浅くなってカケアガリになってます
流心にもどっかり居座ってるヒラメやマゴチも多く、流れのど真ん中で食ってくる事も多いです
ヒラメやマゴチだけでなく、流れの中で待ってるとエサが流れてくるというのを本能で魚は覚えています
川魚も磯の魚も、この流れや潮流は釣果と密接する関係にある魚が多いですね
目の前を通せたらかなり高確率でヒットするような感じですが、この目の前に通すのが流れが邪魔して難しい点もあります
初心者あるある
流れるからと重たいルアーを使って、底をごろごろ不自然に転がってる
もしくは、ルアーが急流に流されてるのに気付かないで全然違うコースと通ってる
という事があります
離岸流は一級ポイントですが、危険なポイントでもある
この夏も夏休み初日から水の事故が全国で起きています
遠浅サーフは浅いという特徴はありますが、浅いから危なくないという理由は一切ありません
浅いという事は、他より浅い、という事であり、周囲に深い場所があると言えます
小さい河川などの水難事故は、このような深みにはまったという事が非常に多いです
遠浅サーフも浅くて膝くらいの水深がずーっと沖に広がってる場所もあり、特に干潮に近くなると浅場が広がる傾向があります
釣り人はウェーダーを履いてる事が多く、遠浅サーフではある程度ウェーディングしながら釣る時も多い
油断しない事です
サーフ初心者であろう若者が、どんどん沖にウェーディングしていき、膝くらいまでウェーディングした時に波を食らって転びそうになり、何度も入る波に動けなくなってるのを見た事もあります
波の無い「凪」という状況だったので油断したのか、非常に危険な釣りをしていました
遠浅サーフは浅いが故に「波も立ちやすい」という場所
どんなに凪ってても数分に1回は強い波が3回、4回と連続で入ってきます
それまでは静かな海面なので、油断して沖へ渡ってしまうんですよね
サーフ初心者だけでなく、多少慣れて来た人でも遠浅サーフのウェーディングは膝下まで、という事を肝に銘じて下さい
ウェーダーは浮きます
深みに入って強い流れを食らったらひっくり返りやすく、立ち直すのが困難です
困難というより、転んだら終わりでしょうね
あなたが転んで流された、という想定でモノを考えると良いです
並みも静かだし、浅いし、って油断して沖へ歩いて行って、ルアーをキャストするごとにじわじわ深みに近づいていきました
突然入ってくる強い波を食らって転び、離岸流に流されて沖に流されました
近くにいた勇敢な人が救助しようと近づいて、3人とも離岸流と波に足を取られて流されて行きました
あなたは運よく浅場に辿り着き助かりましたが、あなたを助けようとした5人家族の大黒柱の釣り仲間1人と、大家族で海に遊びに来てただけの2人は流されて行方不明に
ヘリも出動し、夜遅くまで捜索し、あなたを助けようとした2人は残念ながらお亡くなりになりました
これは妄想ではなく、海の事故でありえる話です
帰宅したあなたは「よく助かったね」「危なかったね」と優しい声をかけてくれます
原因を作ったお前だけ助かってうちの人が犠牲になったんだよ
何も考えずに深みに入って一人で転んで流されたのに、見ず知らずに人を助けようとした3人の子供の父親は死んだよ
誰も本音は言いません、やさしいんです
そして、救助ヘリの捜索費用数百万円の請求を受けます
と言いたい所ですが、水難事故の救助はたいていが海上保安庁や救済会がするようで費用の請求はしないそうです
※山の遭難の救助にあたって「5分5千円の燃料代」を請求している県もあるようです
これを防ぐのは簡単です
ウェーディングは膝下までにする
これだけ
遠浅サーフは干潮になると、沖のブレイクが顔を出してそこにウェーディングして行くことはよくあります
私もよくやるのが正直なところですが
一番近い距離をあるく
のではなく
一番浅い場所を遠巻きに歩く
最短距離に深みがある時に無理やり通る人もいるかもしれませんが、そもそも周囲より深い場所は浅場からルアーを通しながら移動する場所です
既にあなたはサーフ攻略が下手くそで、1つポイントを潰してる事になります
浅いから危なくない、という意識は持たないようにしましょう
浅いから油断してしまう
油断してても危険な状況になりにくい
転ぶかな?危ないかな?と思う事は当たり前ですが
事故が起きたら他人を巻き込むかもしれない
という事を常に考えたらむちゃはしないと思います
残念ながら、そういう事故やルアーを周囲の人に引っ掛けたり、サーファーに引っ掛けたりする人は、自分が危険人物だと一切思ってない人たちなんですよね
Twitterで「サーファー釣っちゃった」って平気で発信するバカもいます
バカが一人で4ぬのは別に良いんですけど、世の中には私のようにめんどくさい事には関わらないから救助しないって冷たい人間ばかりではありません
冷たいと思われてもいいのでこれも言っときます
助けようとして無理に深みに入るのも一緒の事です
私自身、小学生の時に目の前を年下の男子が流されて溺れてるのを助けた事もあります
都会から転向してきた子で川遊びなんかも慣れてない
見事に深みにはまって流されてしまいました
たまたま私の目の前で流されていたので躊躇なく手を伸ばして助けましたが・・・
私も死にそうになりました
溺れたら声を出せ
いやいや、全く声なんか出せる状況ではないです
溺れたら声が出せなくなる、静かに沈んでいくんです
溺れている人に掴まれたら引きずり込まれます
すごい力で引っ張られて私も背の深みに引きずり込まれて流されましたが、すぐに足がついたので身長が高かった私のおかげで助かったと言えます
何十年経ってもあの出来事は覚えてますが、時間にして5秒くらいです
一瞬の出来事だったんですが、もしかしたら私にも彼にも運命の分かれ目の5秒だったかもしれません
私の後輩も川で溺れて亡くなってますし、今年も小学生が数人亡くなってます
激流離岸流は重たいルアーを使いたくなる
激流離岸流・・・俺の感覚で言うと、川の瀬のど真ん中くらいの流れの強さ
流れに逆らって泳げたらあだ名が河童になるくらいかな~
そういう強い流れの時は、ルアーが浮きやすくなる、というか、沈められなくなる
なので、重たいルアーを使いたくなる
それは正解なのよね
重たいルアーだとしっかり底まで落とせる
重たいルアーと言えば、ヘビーシンキングペンシルかな~
でもね、ヘビーシンペンは「浮きやすい」という特徴があるんですよ
30g前後のヘビーシンペンは、普通の場合は低層付近をキープで来て、ロッドを立てたらスーッと浮いてくる、使い勝手が良いルアーなんです
しかし、激流の中、となると、この浮きやすいって言うのが底から外れて流れの中でバタバタ安定しなくなる
激流の中だと、ヒラメは底にべったりしてる、多分してる、してると思いたい
捕食するのは本当に目の前に落ちて来たルアーだけ、多分そんなルアーだけ、そう思いたい
激流の中だとヘビーシンペンを低層で安定させるのは慣れてないと難しいのよ
俺は出来る( ー`дー´)キリッ
もう一つ、重たいルアー代表格のメタルジグ
これも底まで落としやすいし、スローで巻くだけで低層維持はしやすい
でもね、メタルジグも結構バタバタして浮いてしまう感じなんすよ
ヘビーシンペンよりはずっと低層キープはしやすいけど
で、潜行深度と水深が合ってれば、当然のごとくMD系ルアーが使いやすいのよ
激流離岸流で使い勝手が良いのはMD系シンキングミノーでっせ
俺が持ってるMD系はこれ
[itemlink post_id=”20730″]
潜行深度が(レンジ)1mくらい
1mくらいの水深の激流離岸流だと非常に使い勝手が良い
まず、レンジキープ力が強いってやつ
リップ付きのミノーは決まったレンジをキープする力が強いんですよ
なので、水深とルアーのレンジが合ってたらMD系シンキングミノーだけで十分っす
あと、流れが強い中だと、ルアーを止める動きを多く入れるですよね
ヘビーシンキングペンシルだと、激流でルアーを止めると浮いてしまう
メタルジグだとバタバタしながらすぐに底にコンタクトしてしまう
しかし、MD系ルアーの場合、流れの中で一定のレンジをキープしてしまうんです
ストップをかけてもずっとその場で居座る、そんな感じ
なので、激流離岸流では、MD系ルアーを数回巻いては止め、の繰り返しでOK
分かりにくいけど、右から左へすごい流れの離岸流が出来てます
左の流れがぶつかるところは流れが速すぎて全然ダメ
ヒラメもさすがにじっとできんやろw
この画像の真ん中あたりが深みもあり流れも強いながらも安定
ここへビーチウォーカー120MDを通して数投目・・・
流れの中で釣れたヒラメは、めちゃくちゃ重たい
波から抜くまで、マジで60cmクラスだと思ってたwww
正にこれも、MD系ルアーの激流5回巻いてストップの嵐だったんです
ここは出るでしょ・・・と思ってたらガツーンと出ましたね
ヘビーシンペンだと浮いてしまう
メタルジグだと底にすぐについてしまう
MD系だからこそ、低層をしっかりキープできた、と言える
と思いたい( *´艸`)
ま、そんな感じで、激流離岸流からヒラメを引っ張り出すにはMD系ルアーをボックスにこっそり入れましょうって事( *´艸`)