実は、サーフで凪が続くととても良い事があるという話

 

今シーズン、高知西部は荒れた日が続き過ぎっすね

荒れたら釣れなくなる

というのは昔々の俗説

荒れても濁っても、ヒラメは餌を漁ってます



 

荒れたら釣れなくなるのは、人間なだけですね

遠浅サーフで荒れたら、ルアーが届かない、トレースできない、どっちかというとそういう問題

そもそも、荒れたサーフには立ってはいけない(爆)

 

遠浅サーフよりも、急深サーフの方が、荒れに弱い

急深サーフは、波が高くなると、足元でどかんと波が立ち上がって非常に危険

遠浅サーフでも、波打ち際でカケアガリがきつい所では同じような現象が起こりますね

 

まぁ、そこそこ荒れてるくらいなら釣れるんですが、足場を数十メートルも洗われるくらい荒れるとどうしようもないっすね

 

 

 

 

 

本題に戻って

という現象

 

ほぼほぼ波がない、穏やかな海~ が凪

 

実は、凪ってるからって、水が動かない訳ではない

凪が続くと、海流による砂の浸食が起こるんですよね

海流の浸食は、横方向が強いと考えてます

波が強いと、その浸食は、前後が強くなって、単に砂を沖に持って行く、もしくは砂が沖から入る

なので、荒れが収まった直後の遠浅サーフは、砂がフカフカでのっぺりしたサーフになります

こうなると、ヒラメが居ない訳ではないけど、ポイントが絞りづらい

 

同じような理屈で、大潮=海流が強い はちょっと違う

大潮だと、干潮と満潮で2m近くの潮位差が出ます

凪の時のその潮位差は、横方向の海流の浸食よりも強くなってしまうと思います

 

遠浅サーフで浸食による変化は、小潮や長潮の時の方が強く感じます

 

凪で潮周りが一周する

というのが、俺の中では遠浅サーフの条件が整う一つ

 

ヒラメは大潮で集団が入ってくるイメージです

潮が周るごとに、同じサイズのヒラメが入ってくる感じですかね

大潮から大潮までの期間は約15日

それが一周と考えてます

 

大潮に魚の活性が上がる

これはヒラメにも当てはまると思います

大潮満潮や大潮ド干潮前後は、俺の中でも一発大物が釣れた率が高い

 

その大潮と大潮までの期間で、凪の日が続くと、横方向に浸食が起きて、岸近くの砂が掘れて、カケアガリがきつくなる

そのカケアガリが波打ち際に近いほど、複数あるほど、ヒラメが近距離で釣れやすくなる

そのカケアガリが深くなるほど、大きなヒラメが入ってくる

 

荒れが続くと、砂が堆積してのっぺりする、と前述しましたが、その砂はフカフカ

凪になると、横方向の海流でその砂が徐々に削られてきます

小潮、長潮で浸食が起き、大潮で沖目から入ってくる大きな集団が、カケアガリや溝に入っていく

そしてベイトさえいれば、そこに居付く

 

みたいな妄想っす

 

お付き合いありがとうございましたm(__)m

 

もう一つ言うと、その浸食が起こる方向って、何度も同じ場所へ通ってると、ほぼほぼ同じ方向、同じ場所に起こります

原因はしりまへん

 

今シーズンは台風が多くて、大荒れの日が多かったんですが、結局、去年と同じような地形変化が起こってます

何回も同じ場所に通う事は釣れる事に繋がりますが、結局は、自分がうまくなってるんではなく、釣れる場所とパターンが頭に入ってくるだけなんですよね

それに足して、ルアーも意識したら、このルアーで俺だから釣れた!

という恐ろしいパターンに陥ってしまいますwww

 

どんどん慣れてくると、潮位によって、どこで釣れるか、という妄想がはっきりしてきます

怪しい場所では数投で結果が分かります

波の状況と潮汐、それをしっかり見るだけで、釣れる場所と釣れるタイミングがばっち〇こ分かるようになります