なかなかアタリが出ない・・・ショアラバでヒット率を高める釣り方

ショアラバはタイラバと言うルアーを使いますが、ルアーと言うより漁具と言っていいほど、エサ釣りに近い釣れ方をします

ハードルアーとソフトルアー(ワーム)の間というか、何かしら魚が釣れやすい釣り方です

周囲のエサ釣り師は釣れてるのに、タイラバには当たらないという日もあります

コマセに狂った魚はルアーやタイラバにはなかなか反応しなくなったりもしますが、そこまでエサ釣り師が多い時は見たら分かると思います

普通に堤防や漁港で釣っててアタリがなかなか出ない

そういう時にはちょっとした工夫をすることで急にアタリが頻発する事もあります

場所を変えながらランガンする前に、ちょっとだけ変化を付けてみましょう

また、潮通しのいい堤防の先端部分や沖側にキャストして時は、回遊待ちも頭に入れて置きましょう

色々と工夫しているうちに時間が経っていきます

そのうちに回遊性の高いマダイや青物が回ってきて時合いに突入すると、海の様相が一気に変わります

どれくらいで回遊してくるのかはその日によって違いますし、回遊してこない日もあります

それは粘ってみないと分からない要素でもあります

色んな事をしながら時間をかけて、回遊・時合いという要素も味方にするのもいい方法です

ショアラバではタイラバのネクタイカラーでアタリが変わる!

ショアラバでは船からのタイラバと同様に、ネクタイカラーを変えるとアタリが変わる事が良くあります

他のルアーフィッシングではそこまでカラーの差が出ない事も多いですが、タイラバの場合はネクタイカラーを変えるだけでアタリが多くなることもあります

理由は魚に聞いてみないと分からないのではっきりとは言えませんが、恐らく見え方の違いだと思います

海水の色や光量によって美味しそうに見えたり、そもそも見えなかったりすると思ってカラーチェンジしてみましょう

私の場合は、常に5~6色のタイラバを持っていき、簡単に交換できるように工夫しています

基本的には「明るい↔暗い」「派手↔地味」というように極端にカラーチェンジする事が多いです

なぜかケイムラカラーにアタリが多い時、グリーンやブラックのような地味カラーが強い時、など状況によって様々です

ヒラメやシーバス、青物では、そこまでカラーの違いでのヒット率は変わらない事が多い反面、ショアラバではネクタイカラーは結構重要

ネクタイだけ交換できるようなタイラバや、ネクタイと鯛玉がいっしょになってるタイラバを使用しているのであれば、差の出るカラー違いで買う事をお勧めします

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自作・手製タイラバの作成方法

巻き上がるスピードを変える事でもアタリが変わります

リールを巻き上げる速さもいろいろと試してみましょう

速く巻いた方がいい時と、ゆっくり巻いた方がいい時など、状況によって変わります

恐らくですが、活性の高さが関係していると思います

私の場合は1回巻くと1mくらい巻上量のあるリールで「1秒1回」くらいの速さで探ります

案外速いスピードで巻いてますが、これを基軸に色んな場所にキャストして探ります

それでもアタリが無い時などは、巻くスピードも色々変えて探ってみます

速く巻き上げてタイラバを素早く動かす

巻き上げるスピードを速くすると、比較的上への動きが強まります

活性の高いマダイなどは、この速い動きで興味を示す時もあるようで、早巻きした瞬間食ってくることも多いです

船が来た時に回収するスピードで巻いてる時にヒットしたことも何度もあります

人間が思い切り巻いたスピードはは魚にとっては余裕で食ってくるスピードです

速く巻くときのスピードも落とすたびに変えたりして、海中の活性を探る事もしてみましょう

ゆっくり巻き上げてタイラバをゆっくり底近くを動かす

巻き上げるスピードをゆっくりとスローにすると、タイラバは底近くをゆっくり動くようになります

フォールでの誘いは短くなりますが、ゆっくり底近くを動くタイラバに反応するタイプもいます

ゆっくり動くタイラバに反応するマダイなどは、基本的には「活性が低い」タイプと言えます

活性が高いと速く動くタイラバを長く追って食ってきますが、活性が低いと追う距離が短くなります

ほとんどの場合は、最初から追わないタイプが多いですが、それでも目の前をゴゾゴゾ動くものには反応する時もあります

ショアラバだけでなく、色んなルアーフィッシングで、釣れない時の最終手段で「底をゆっくり」メソッドが存在します

活性が低い=追わない・追う距離が短い、というものはショアラバでもよくあります