ショアラバでのタイラバの動きは水深と距離で大きく変わる

ショアラバはタイラバを沖へ向かってフルキャストして探ります

船からのタイラバの釣りとは大きく違うのは、巻いた時の上がり方です

船釣りだと、ほぼ真上に巻き上げるようになりますが、ショアラバは「斜め」に巻き上げるとイメージしてください

水深があればあるほど、縦の動きが強くなります

また、真下に近くなればなるほど、同じく縦の動きが強くなります

その逆に、水深が浅い場所や、フルキャスト直後などの遠い位置にある場合は、横の動きが強くなります

どちらでもヒットしてきますが、巻き上げる角度がどんどん変わってきます

フルキャストして最初の方はタイラバも横に近い動きになり、20回巻いても結構底近くを通っています

徐々に足元に近くなると、縦の動きが強くなり、真下になると船釣りのように上に近い形で巻き上げるようになります

ショアラバでは底近くを丁寧に探る事が多く、巻いては落とすの繰り返しをしてるうちに徐々に手前まで巻いています

手前に近くなればなるほど、巻く回数を減らすと底から離れづらくなります

最初のうちは20回巻くけど、2~3回巻いて落としたら、次は15回にしたりと、徐々に巻く回数を減らすのも一つの方法です

ただし、中層付近まで巻き上げてもヒットしたりするので、巻く回数も色々と工夫すると面白いと思います

ショアラバでタイラバの位置が遠い場合

フルキャストして2~3回巻いて落とすくらいの遠くでは、タイラバはかなり底近くを通っています

水深があれば斜め45度くらいで巻き上げてるかもしれませんが、浅ければ浅いほど思ったより真横に引っ張ってる事になります

頭の中で、斜め上にしっかり巻き上げて、落としていくイメージを持っていても、実際はかなり底近くを通ってるだけのタイミングも追いです

水深が浅い場合は、かなり巻く回数を増やすのも一つの手です

浅い堤防では、足元に沈み石などがあり、あまり頻繁に落とすと根掛かりも頻発します

シャロ―帯の浅い漁港などを攻める際は、巻く回数を増やす事もやってみてください

タイラバが足元に近くなってくると・・・

水深が深かったり、足元に近くなってくると、今度は上から巻き上げてる形になります

こうなると、巻く回数によってはかなり上まで巻き上げてる事になります

活性の高いマダイなどは、比較的長く追い続けてくれますが、基本は底近くを探ります

ラインの角度で分かると思いますが、斜め45度くらいになるとかなり足元に近いと言えます

アタリが頻繁にある場合は、その日の活性は高めなので、上まで巻いてもヒットしてくるでしょう

あまりアタリが無い、少ない場合は、底近くを意識した方が釣れると思います

基本的には、底近くを何度も巻いて落とすを繰り返した方がヒット率は高いと思います

上に巻き上げてる形になってる時は、巻く回数を20回から15回、最終的には10回くらい巻く、くらいでOKです