ショアラバでの基本的な釣り方・タイラバの動かし方を覚えましょう

ショアラバでは、岸からタイラバをキャストして釣ります

キャストしたタイラバは必ず底まで落としてから、リールを巻きます

色々な方法はあるようですが、私は「着底~20回巻く~着底」の繰り返しをしています

底近くにいるマダイやハタ、根魚などを探るような感覚です

釣れるのはマダイだけでなく、ヒラメやマゴチも堤防からヒットしてきます

釣れる魚種を多くするには、中層をグリグリ動かすよりは、しっかり底を取りながら巻いて落とすの繰り返しをお勧めします

別のページで詳細を解説しますが、距離や水深で巻き加減を変える方がいいです

船からタイラバで釣るのとは違い、ショア(岸)からは上に巻き上げるというより横から引っ張る感じが強く出ます

20回巻く、も単なる目安で、タイラバが近くなった時は巻き回数を減らしたりします

あまり上まで巻き上げてもヒットしない事も多く、ショアラバでは底近くを上げたり落としたりして探った方が効率的です

タイラバを落とすときはフリーフォールかテンションフォールを使う

キャストしたタイラバ、巻き上げたタイラバを再び着底させる時は、リールからラインを出します

基本的にはベールを起こしてラインをフリーの状態で着底まで数えます(フリーフォール)

この時に、リールからバラバラとラインが出る状態だと、ラインが緩んだまま巻くようになったり、必要以上にラインが出てトラブルの元です

サミング(フェザリング)というやり方ですが、ベールを起こしてラインが放出される時に必ずロッドを持ってない方の手でスプールエッジを触ってPEラインの放出を調整しましょう

落ちる速さとスプールから出るラインの速さをうまく調整して、ラインはある程度張ったままでスルスルとタイラバが落ちるような感覚が出るようにしましょう

キャストした後にもフェザリング(サミング)は使っていると思いますが、これも着水後の無駄なラインの放出を防ぐやり方です

似たような感覚ですが、フェザリングをしないとラインを巻き取る時にラインが変になったりして次のキャストでエアノットが発生しやすくなったりします

キャスト後もフリーフォールさせる際も、フェザリング(サミング)でラインが出るのを調整しましょう

テンションフォールはタイラバの落ちるスピードが遅くなる

フリーフォールとは違うテンションフォールでタイラバを落とす方法もあります

ベールを起こさずに、そのままタイラバを落としていきますが、その時にロッドにテンションがそのまま伝わります

ラインが張ったままタイラバが落ちていくのがテンションフォールです

浅い場所などでは、このテンションフォールが使いやすいです

逆に、深い場所でテンションフォールすると着底までに時間が掛かります

基本はフリーフォールでタイラバを落とす事です

極浅い場所などシャロ―であれば、テンションフォールする方が無難でしょう

フリーフォールとテンションフォールでのタイラバの動きの違い

ベールを起こしてラインを出すフリーフォール

ベールを起こさずにタイラバを落とすテンションフォール

この2つはタイラバの動きに大きな違いが出ます

フリーフォールはタイラバは真下に落ちますが、テンションフォールは弧を描く感じで落ちていきます

フリーフォールだと短い距離で何度も「落とす→上げる(巻く)」の繰り返しが出来ます

テンションフォールはフォールの時間がゆっくりになり、長く見せる事が出来ます

この2つでのアタリの違いも出たりするので、フリーフォールとテンションフォールは明確に違いを出すといいでしょう

ショアラバではタイラバが着底したら即巻き上げるのが重要!

タイラバが着底したら、即巻き上げる事がヒット率を上げるコツです

マダイは落ちていくタイラバもよく見てるようで、底に着いた瞬間に巻き上げるのと巻き上げないとではヒット率が違います

落ちていくタイラバを追いかけていたマダイは、即巻き上げるとガツガツと食ってくることが多いです

実際に、この「着底→即巻き上げ」の最初の数回でのヒットが非常に多いですね

着底したタイラバが動かないと全然反応しないのに、即巻き上げるだけでかなりヒット率は上がると思います

スピニングリールだと、フリーフォールの時はベールを起こしてるため、1回ベールを戻して巻き上げる動作が必要です

ほんの少しの時間ですが、スピニングリールだと無駄な時間がどうしても出来てしまいます

普段からベイトリールに慣れている方は、ベイトタックルでのショアラバもすごくお勧めします

ベイトリールだと、着底したらすぐに巻き上げる事が可能です

私もベイトタックルに変えてから、即巻き上げのヒット率がかなり上がりました

バックラッシュに悩まされて結局辞めてしまいましたが、ベイトリールに慣れてる方は最初から使ってみるのも良いと思います