永遠と入ってくる波

波はいろいろな方向から入ってきて、ヒラメのヒットするポイントが見えにくいものです

しかし、それではやみくもにルアーをキャストするだけで、無駄な時間ばかり過ごすことになります

よく観察することで、ヒラメの釣れるポイントを絞って的確に釣りましょう

遠浅サーフでヒラメを狙って釣る

広大な遠浅サーフを目の前にして、どこへ入ってルアーをキャストするか、初めてサーフヒラメに行ったら、まず途方に暮れます(笑)

どこをどう見ても、釣れそうであり、釣れそうにない感じがすると思います。慣れてしまうと、ぐるっとサーフを見渡すだけである程度狙いを絞ることができます。

波を長く見る事で狙いを絞る

一応言っておきます。これは慣れないと難しいです(笑)

ただし、サーフヒラメ初心者の方でもざっと見て狙いを絞る方法を書いておきます。

サーフに波が入ってる状況を想定しています。

(1)手前でどんと崩れる波

(2)遠目で崩れて泡(サラシ)を広げながら繰る波

この2つを探してください

(1)の場所は他の場所よりも手前まで水深があるポイントです

(2)は波が崩れたところから岸まで浅くなっているポイントです

まずは(1)の手前が少しでも深い場所を丹念に探りましょう

 

手前が水深がある場所の波は「分厚い波」

P1000491

これが一番狙いやすいポイントです。

他よりも少しでも深い場所に魚は溜まる傾向にあります。

深いと言っても差は50cmあれば良い方。

10cmでも20cmでも深い場所にヒラメも溜まりやすいと思います。

手前まで波が崩れずに、岸近くでどんと崩れる場所は、自分の中では「分厚い波が入る場所」と位置付けています。

こういう場所はミッドダイバー系やヘビーシンキング系で足元までしっかりと、色々な方向からキャストしてしつこいくらい狙います。

特にマズメ時に岸近くに寄ってる場合も多く、マズメ時に座布団ヒラメも揚がりやすい場所ですね

 

遠目で崩れてサラシが広がる「サラシ波」

他の場所より浅い場合にこういう波の入り方をします。

他より浅いという事は、その場所から深くなっていく場所があるはずです。カケ上がりやカケ下がりというポイントになります。

特に波が崩れる沖側が射程距離なら狙い目です。

シンキングペンシルなんかの潜り過ぎないが飛距離が出るルアーが狙いやすいと思います。

ルアーが底を擦りやすいポイントですが、底に当たっててもヒラメは十分にアタックしてきますので気にしないでおこうwww

浅い場所から深い場所へ探りを入れる

上記のような、浅い場所から、深い場所へ、少しずつ移動しながらルアーをキャストします。

水深が徐々に深くなる場所はカケ下がりです。

遠浅サーフでの鍵を握る場所と言っても過言でない(笑)

その逆に、深い場所から浅い場所へ探ると、カケ上がりを探る事になります。これも重要ですね。

波はかなり複雑ですが、しっかり読み切りましょう

入ってくる波は一定ではなく、複雑に入ってきては複雑な流れを作ります。

初心者の方は波を見て流れを読む事は結構難しいし、ポイントが外れると一向に釣れないです。

簡単にパッと見て違いが分かるのは、サラシ波と厚い波です。

これを見つけて動きながら探りを入れるのが良いと思います。