
遠浅サーフで最もテンションが上がる状況
大潮
朝マズメ
満潮
この状況は、座布団、数釣り、どちらも可能な最高の状況です
日の出前後に満潮時刻の状況なら、最高と言えます
この状況の特徴
最高の状況と書きましたが、まず、潮位が最も高くなるというのは遠浅サーフではいい条件の一つです
ヒラメも波打ち際まで近づきやすくなりますし、ベイトも波打ち際に集まる傾向があります
遠投しなくても釣れる、逆に言えば、遠投する必要がないので、近距離を数多く叩く事が釣果に繋がります
また、初心者にも釣りやすい状況です。というのも、この状況では、離岸流や払い出しなどの細かい事を考える必要はなく、とにかく波打ち際を叩いていくだけの作業で、ポンっと座布団が釣れてしまう事も多いです
欠点
良い事もあれば、悪い事もあります(笑)
ヒットする時間が短いというのが最大の欠点です。太陽が水平線から出て、明るくなるまでの時間帯までの1時間程度の時間にヒットが集中することが多いです
大潮朝マズメ満潮の状況では、一定の時間帯を過ぎると、ヒットが遠のく傾向があります。もちろん、ベイトがたくさんいる状況なら別ですが、高知西部ではベイトが打ち上げられる等といった好条件はほぼありません。
もう一つ、日が昇り始めると、だんだん魚が集まっていく傾向があります。さっきまで周りでバタバタ釣れてたヒラメが、まったく当たらなくなる・・・しかし、この場所だけはまだ当たる、というものです。
この好条件に乗れるには
この最高の好条件ですが、良い場所に立つという、運の良さも必要です
どこでも出る状況ですが、朝マズメ前後はかなり人も多く、空いてる場所に入るという事も多く、その場所がヒラメのいる場所かどうかという運が必要です
もちろん、暗いうちから流れを感じながらポイントを絞るのも可能ですが、初心者にはちょっと難しいです
この好条件で何回も通って、運を味方に付ける事も大事です
この状況は3~4日続きますし、朝マズメの短時間だけで釣果が望めますので、平日でも可能だと思います。初心者の方はぜひこの時間を集中的に狙って欲しいですね(^^)
最大の欠点
この状況でたくさん釣れたとしても、この状況だけしか釣れなくなるという最悪なパターンに陥ります。
実際に、朝マズメを過ぎると、あっという間に人が居なくなります。多分、このパターンに陥ってしまい、勝手に釣れないと判断してしまう人が多いんだと思います。
簡単に良い思いをする反面、腕が上がらなくなるのもこの条件の特徴ではないでしょうか
持っていくルアー
この好条件に持っていくルアーは、ミッドダイバー系のルアーです。
1m前後潜るミッドダイバー系のルアー一つで十分と言ってもいいです。
このルアーを持っていれば、波があってもベタ凪でも、手前の波打ち際までしっかり探れます。
サーフヒラメに慣れていれば、水深を考えながら、シャロー系からダイバー系まで使えばいいと思いますが、初心者の方はミッドダイバー系で、底に当たっても気にせず使えば釣果に繋がると思います。
カラーはゴールドかチャート・・・これはおまじない程度の事ですが、私個人的にはマズメ=ゴールドですので、このカラーを使うのが迷いがなく集中できます。とにかく好きなカラーを使えばいいです。この好状況なら、カラーは全く関係なくヒットしますので、好きなカラーでOKです
実際の釣り方
とにかく波打ち際を集中して叩きますが、まっすぐ軽く投げるのではちょっと集中力が途切れがちです。
おススメは、斜め45度にフルキャストしては3m移動
波が強い状況なら、普通に真っすぐフルキャストでOK
斜め45度に投げて波にラインが巻かれて岸に寄ってしまう状況だと、波がちょっと強く入ってますので、真っすぐ投げて3m移動
リトリーブスピードは気持ち遅くしてください。焦ると早く巻きがちですが、ヒラメに対してはスローの方が良いと思ってます。速く移動するけど、ルアー自体はじっくり見せる意識です
気持ち的に焦りますが、私でもかなり焦る状況なので、別に心焦って釣っても問題ないでしょう(笑)
そういう精神面で釣りをするのも、ある意味大事だと思います
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