波を見て狙いを絞る。遠浅サーフ攻略のカギは急深サーフにあり?

 

遠浅サーフでヒラメのポイントを探すには、波の立ち具合を見る事が簡単であり、重要

水深が1m未満の遠浅サーフでは、波の動きや波の立ち上がり方で、容易に海の中の地形を読み取る事が出きます

何十回、何百回と遠浅サーフに通って、ある程度釣果が上がってくると、波の具合でここで釣れる、というピンポイントもある程度分かるようになります

 

急深サーフで手っ取り早いポイント=?

 

急深サーフでの手っ取り早くポイントを叩く方法に、手前のカケアガリを狙う、というのがあります

手前からぐぐっと深く掘れている急深サーフは、手前の波が立ち上がる場所の真下がきついカケアガリになってる場合が多く、そこにベイトも溜まりやすく、捕食者(ヒラメなど)も集まってます

カケアガリ方が急であればあるほど、手前にヒラメが居付く可能性も高くなりますが、波の立ち上がり方もかなり大きく、波が大きい時には身長以上の波が立ち、非常に危険

これは急深サーフの話なんで、遠浅には関係ない?

そうではないんですよね

遠浅サーフは、ただただ浅い訳ではなく、かなりの起伏が多数あるポイント

カケアガリがある所で波が立ち、そのカケアガリがポイントというのは共通点なんですよ

要は、規模が大きいか小さいかであって、構造自体は同じ

遠浅サーフには、急深サーフのミニマム版がたくさんあると考えてます

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波を見極めて、カケアガリを攻める

 

遠浅サーフの波の立ち具合を眺めていると、その波の立ち上がり方は多種多様

しかし、よくよく観察すると、だいたい同じ場所で同じ波が立つことが分かると思います

その波が立つ立ち方をよくみる事が大事

なるべく、垂直に大きく立ち上がる場所を探しましょう

要は、カケアガリが急だから、ナミを見てたら勃った、間違った、波が垂直に跳ねあがる感じになります

小規模な遠浅サーフの状況なんですよね

遠浅サーフだと、そのポイントが数メートルとかの単位になりますが、確実に叩くべきポイントです

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波が立ち上がるポイントの攻め方

 

急深サーフだと、水深が2~3mなんかになると思いますが、遠浅サーフでの波が立つポイントは、せいぜい50cmから1m

波が立ち上がるタイミングでルアーを通しても、カケアガリから舞い上がるし、ヒラメの目に留まらずにルアーを通しかねません

そこで、波の立ち上がるポイントの攻め方として、数分眺める、というものがあります

波が永遠に沖から入ってくるわけではありません

一度入った波は、来る波が途切れると、必ず沖へ流れるようになります

タイミングはそこ

一瞬、海がベターっとなります

その時に、さっき立ち上がった波のある場所を覚えておくことです

波がベターっとなってる時は、沖向きへの流れもたいてい発生してます

そのタイミングで、波が立ち上がるカケアガリにルアーを通す、という具合です

 

ルアーの通し方

 

波のタイミングを完全に読むのは難しいです

不規則に色々な方向から入ってくるもんです

そういう時は、場所を移動しながら同じ場所を叩く

 

扇形にルアーを投げる、というのを見た事がある方もいると思いますが、それもルアーを通すいい方法ですが、ある程度キャストするポイントが散ってしまい、叩いたつもりになってしまう場合も多いです

もう一つ、ルアーを細かく叩く方法があります

逆扇形に探る

という方法です

 

波が垂直に立ち上がる場所で、一番立ち上がり方が大きい場所、それが数十センチでもいいので、他よりも立ち上がる場所をよく観察します

そのポイントから5mくらい沖を目安にします

そこへ向かってルアーを投げる、そして、2mくらい移動する、さっきの目安にまた投げる、移動する、を繰り返す

カケアガリを攻めるには、斜めに通す事も大事です

少しでもカケアガリをルアーが通る時間も長くなるし、時間が長い分、ヒラメにアピールできます

それが、2秒とか3秒とかでも、少しでもアピールさせる方がいいです

 

左右45度くらいの逆扇形に攻めたら、今度は先ほどの目安にしたポイントを、左右どちらかに4~5mずらして、また逆扇攻めを繰り返す

こういう細かい攻め方を数回行うと、遠浅サーフでの小さいポイントを満遍なくルアーを通したことにもなります

遠浅サーフでは、こういう細かいポイントにヒラメが着いてます

場所さえ良かったら、もう釣れてるんじゃないですかね(笑)

 

それにプラスして、扇形に大きく左右を攻める事を入れていけば、ほぼそのポイントはルアーが通る事になると思います

それくらいしつこく投げてるうちに、カケアガリでも一番いい感じでルアーが通る瞬間が何回もできると思います

 

良いと思うポイントはしつこく攻める

しつこさと熱心さは紙一重なんですよね(笑)

 

動きながら攻める事で、ある程度「飽きる」という気持ちをごまかせますし、自分でも攻めてる感が出て、集中力も出ると思います

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細かいポイントが複数点在する遠浅サーフ

 

波が立ち上がるポイントは、大小合わせるとかなり複数存在すると思います

特に、波が断続的に入ってると、その傾向は高まります

逆に、凪ってる時は、立ち上がるポイントは限られてきます

 

その複数あるポイントから、少しでも深い場所を探すのが手っ取り早いです

なので、一番波が立ち上がる場所を見極める

 

高知西部の遠浅サーフは、数キロに及ぶ大規模なサーフもあります

時間と体力があれば、全て歩いて叩いたら、恐らくボウズ無しでしょう(笑)

しかし、そこまでやれる人は見た事ありませんw

 

サーフに立ったら、パッと見て、あの場所からあの場所の間が釣れそうだ、と割とテキトーに決めて、その中で、視覚に頼って波を見ます

波は周期的に入ってくるパターンが多いので、ただ眺めるだけでも良いですが、俺の場合は、とりあえずルアーを真っすぐ投げながら、キョロキョロと周りをよそ見しながら歩きます

それをしばらく続けていくと、波のパターンが決まってくる場所がある、そこをしつこく攻めてみる、という感じですね

 

もちろん、波が立ち上がる場所だけ攻めるのではなく、その近くに発生する流れや離岸流にも着目

流れを攻める + 波の立ち上がる場所 を攻める

という感じですかね

 

プラス、ルアーチェンジ、カラーチェンジ

これを組み合わせたら、どんだけ通せるか無限大ですね

もちろん、ルアーチェンジやカラーチェンジは意味があるものでないとやっても無駄です

ま、この話は仕事退職するくらいにしようと思いますwww

 

遠浅サーフと急深サーフは規模が違うだけ

 

全く違うようで、実はヒラメが着く場所は、急深サーフにも遠浅サーフにも共通点はあります

急深サーフでも見えないだけで、底に溝が走ったりする場所にヒラメが着きます

遠浅サーフの方がポイントが絞りやすいのは、その溝が目視できるところもありますね

 

急深サーフの名手は、そういう見えないリサーチが上手なんだと思います

俺なんかは、完全に視覚に頼る釣りになってしまってるので、急深サーフが苦手なんですよね(笑)

 

まぁ、急深サーフよりも、遠浅サーフの方が、確実にビキニギャルに遭遇する確率は高いです

小さいサーフだからと舐めてはいけません

去年なんか、大名鹿のサーフで、ブリブリのビキニギャルに遭遇しましたからね

やっぱね、揺れてましたね、色々と

 

遠浅サーフ万歳

 

長文乱文乱欲で大変失礼しました