広大なサーフ
水平線を奥にやりながら、ルアーをキャストして黙々とリールのハンドルを回す
そのリトリーブ中、あなたはどこに目線をやってますか?
サーフヒラメにおける、おススメの目線ですww
リトリーブ中の目線はどこ?
ルアーをキャストして、着水・・・ハンドルを巻く・・・ルアーが泳ぐ・・・ これがサーフヒラメの一連の動きですが、この時の目線ってどこに置いてますか?
ずっとルアーの方向を見ていますか? 広大なサーフを目の前にして、ルアーの方向だけ向いていても、無駄です
サーフでのアタリは少なく単発的
サーフヒラメでのアタリは、ルアーフィッシングの中でも相当単発な部類だと思います
5~6時間投げて1つのアタリで1枚・・・なんてザラです 初心者なら尚更、数時間投げ倒してやっとアタリ、というのが当たり前です
そのアタリを待つのに、キャスト事に集中するのは、アタリを逃さないようで、実は集中力が切れる最悪なパターンになりかねる要因になります
キョロキョロするよそ見
一般的に、キョロキョロする人間は悪く見られがちです(笑)
社会人として大人なら尚更危ないですが(笑)サーフヒラメではよそ見が非常に大事な要素です
ヒラメはかなり遅アワセでがっちりかかる魚です
ルアーを咥えてロッドに重さが掛かるまで待っていても十分に掛かります
逆に、それくらいの方ががっちりフッキングできるので安心です
キョロキョロしてると、一点集中が切れるので、何となくいい感じの油断になり、結果的に遅アワセになり、良いフッキングに繋がります
一点集中よりも、周りをみる事に大切さ
遠浅サーフでは、波の入り方でかなりポイントが変わります
私の中では【3分で違う海になる】というセオリーを持っています
波の入り方で、あっという間にヒラメの居付くポイントが変わり、ルアーのキャスト位置を間違ったらヒラメを釣るのが難しくなります
波は色々な方向から入り、波ごとに波の力が異なります
周りを見渡しながら、歩ける範囲の距離でより良いポイントを探し当てるのがヒラメを釣るコツです
周りを見て探る力と、直感を信じて動く瞬発力
キョロキョロしてると、必ず良いポイントが見えるものです
その瞬間を信じるか信じないかでヒラメに出会える確率がかなり違います
私のモットーは、気になるポイントが全部叩く、というのがあります
釣れば釣るほど分かると思いますが、そういうカンは釣れる釣れないの差に影響大です
広大な遠浅サーフでポイントを見つける大事な事
遠浅サーフでヒラメを釣りたいなら、いかに無駄なくランガンして良い場所を見つけるかが大事です
数時間投げても何となくでも納得のいくタタキ方が出来ないと、単なる頭でっかちになるかもしれませんね
一見注意散漫に見えるこの行動も、実はポイントを絞っていく大事な要素です
見渡す限り広大なサーフで、少しでも変化のある場所を探す事がヒラメを釣る事に繋がります
不思議なことに、その変化は釣れる場所では似たような状況である事が多いです
過去の実績と状況が頭に入っていれば、よそ見しながら周りの状況を常に見て、良い状況の場所がパッと分かるようになります
おススメのよそ見の仕方
実際にどういうタイミングでよそ見をするかを一応書いておきます(笑)
私の場合、ルアーをキャストしてリトリーブし始めたら、既によそ見をしています
その時に、ただキョロキョロするだけでなく、周りで一番近くで波が強く入っている場所(波が高い場所)を見つけます
波が強い状況では、真逆で、波が一番静かな場所(波が一番低い場所)を探します
見つけたら、またルアーの軌道に目線を戻し、ルアーのコースがズレたりしていないか確認します
波の強い場所は、周りに必ず流れが発生しますので、今度のよそ見でその流れ方を見ます
波が強い状況では、波が無い場所は離岸流が発生している場所かもしれませんので、そこを目指します
そして、少しずつ移動しながら、その場所へ近づいていきます
そこからは、今では過去の実績と状況と照らし合わせてコースを決めたりキャスト位置を絞ります
大体思惑通りのポイントなら、ポンと一枚出たりしますね
出る場所は毎日毎日違います
それを毎回、状況に合わせて見つけるのが遠浅サーフでは大切ですね