サーフではすぐにフックがサビる!フック交換のタイミングを探る

 

ヒラメは基本的に海で釣れる魚

ルアーは塩分を含んだ海水を泳ぎ、ルアーのフックはトータルで数時間海水にさらされている日もある

金属であるルアーのフックも、海水の影響で錆びる

錆びとは切っても切れない関係のフックの交換のタイミングなどについて、個人的な考えとタイミングをまとめてみました

サーフではフックが錆びやすい!その原因とは

海水に浸したフックは錆びるのは当たり前ですが、サーフでの釣りでは通常のルアーフィッシングより明らかに錆びが早い感じ

サーフでは砂にフックが直接当たる事が多く、特に最近のルアー重量化傾向なども手伝って、ルアーを通すレンジは底層近くになりやすい

このサイトでも、初心者には底層狙いを勧めている事もあるが、底近くをルアーが通る場合、毎回フックが底の砂に当たってるのがロッドに伝わってくる

砂は紙やすりのようなもんで、フックがかなり砂で摩耗する

赤く塗装されたフックを使うと一目瞭然、あっという間に針先から塗装が取れる

フック自体は錆止めのコーティングがされている製品が多いが、サーフでは針先の部分はすぐにコーティングが摩耗し、海中を通すだけの釣りよりもかなり錆びやすい

早い時は一日で錆びる!

ちょっと極端な例ですが、朝から昼過ぎまで使ったルアーが夕方には錆びていた事もある

途中で真水で洗えるタイミングがあれば、全く違った結果にはなったとは思うけど、フックの針先とスプリットリングとの接続部分に茶色い錆びが浮いてました

たった半日ですけど、サーフだとやっぱりフックの摩耗は激しい方だと思う

フックが錆びた・・・でもすぐに交換しない、その理由

個人的は、フックに錆が浮いた程度では交換しません

完全にフックの素材部分まで錆が浸透していなければ、表面上の錆として無視

理由は、金がもったいないから(笑)

フックは1本当たり100円以上、毎回フックを交換するのが良いのは当たり前ですけど、あっという間にルアー自身の代金を上回る

これでは、お財布にはきつい

なので、多少変色した程度では交換しない

それでフックが折れた事もないし、ヒラメを逃がした事も無いし、特には支障はないですね

ただし、絶対に交換するタイミングがあります

フックが錆びた・・・こうなったら絶対に交換するタイミング

表面上の錆よりも、針先に注目

フックの錆、というよりも、フックの針先には注意

砂の摩耗だけでなく、サーフには小石、シモリ根など、見えない海底の障害物も多く存在するんで、それに毎回当たっている、くらいに考えておいた方がいいと思う

 

数回使うと針先はかなりダメージを食う(特に赤フックは劣化が目立つ)

 

数回程度の釣行で錆びても、表面上の事が多いが、フックの針先が鈍ってしまっていては、フッキングが甘くなる

爪に掛かる程度、という表現が多いが、個人的には「指の刺さる程度」のフックの鋭さをキープするようにしてる

もともとヒラメは遅アワセになりやすいんで、アタリがあってからロッドに重量がかかってからフッキングのタイミングになる事が多い

爪に引っかかるくらいの鋭さまでは必要ないが、表面上の皮は突き通さないといけないので、指に刺さる程度の針先はキープしときたい

ヒラメの口の周りは硬いため、フックは新品にするべし、というサイトもあるけど、指の皮に引っかかる程度の鋭さがあれば、十分に口周りに刺さりますね

特に、フックメーカーのテスターの言い分には「売るための言い分」も入っちゃってるので、あんまり気にしてはいけません(笑)

釣りの途中で針先が鈍ってしまった・・・現場でできる応急措置

サーフでも根掛かりはします

見えない海底の障害物に引っかかり、ルアーが根掛かりする事もあるが、上手くやればルアーは回収できる確率は高い

ただし、ルアーは回収できても、ほぼ間違いなく針先は曲がったり、最悪折れたりして鈍ってる

根掛かり回収したルアーのフックの針先を指で触ると分かるんですが、既に指の皮ですら刺さらない場合も多い

そうなると、サーフでめったにないアタリをフッキング不足でバラす原因になりかねない

そういう場合、フィッシングプライヤーでスプリットリングからフックを外し、針先の鈍ってない方が下に向くように変える方法がある

大抵の場合、トリプルフックを使用しているため、3つのうち、鈍るのは1つのフックが多い

残り2つのフックを上手く利用しようというせこい考え(笑)

トリプルフックは装着する方向が決まっているが、現場でできる応急措置としては一応大丈夫

特に、フックが伸びて回収できた場合、曲がりを戻しても、かなり強度は落ち、最悪すぐに折れてしまうんで、極力そこの部分は使いたくない

フック交換がベストだが、方向を変えてなるべくそこでフッキングしないようにしてます

一応、この方法でもバラしたりしたことはないですね

釣行回数が時は1ヶ月でスプリットリングも含めて全て交換する

ハイシーズンなんか、土日サーフに通いつめたりします

そういう時期は、1ヶ月、回数で言えば10回を目安にフックとスプリットリングは交換

もちろん、途中で錆びが強く出たり、針先が鈍った場合は臨機応変にさっさと交換するべきでしょうけど、強い錆もなく、針先もある程度の鋭さをキープしている事も多い

サンデーアングラーとはいえ、最もサーフヒラメに打ち込んでいた時は、毎週土日、土日だけで10時間近く釣りをしてる時もあった

毎回真水で洗っていたが、1度使ったフックは砂などの摩耗で錆の浸食は時間と共に強くなる

使えば使うほど防錆コーティングの効果も落ち、錆の入る頻度は強くなるんで、毎週土日に行くなら、半月に1回は交換した方がベストだとは思う

でも、やっぱり個人的には半月では交換したくない(笑)

使わないルアーはルアーボックスに入れないんで、1回の釣行でほとんどのルアーはローテーションで使用する

新品の頃の光り輝くフックのボディは、1回の釣行で大概は薄れる(笑)

スプリットリングの交換はこの1ヶ月のタイミングでやってますね

フックとルアーをつなぐ接続部分なので、錆びてないからと言って、数ヶ月同じものは使わないようにしてます

70cmのロウニンアジや81cmのマダイなんか、スプリットリングねじり切れるくらいの圧がかかりますよ(笑)

めったに釣れんけど、釣れる時があるから怖い

月1~2回釣行になった時のフック交換頻度は?

忙しい時とか、あまり釣りに行かない時期もあります

月に1回~2回の釣行になった時は、期間ではなく、釣行回数で交換するようにしてる

だいたい10回行けば交換

シーズンが終われば全てフックとスプリットリングは交換する

綺麗なフックもあるけど、なんとなく次のシーズンまで数か月寝かすのは危険な気がするので(笑)

夏になると全てルアーから外すのは儀式みたいなもんです

がまかつ・オーナー・2大メーカーで異なるフックの見た目の時間劣化

フックメーカーは「がまかつ」と「オーナー(カルティバ)」

ほとんどがこの「がまかつ」と「オーナー(カルティバ)」のトリプルフック

今は他のメーカーも参入しているが、この2大フックメーカーは勢力が強い

初期はオーナーがシェアを獲得していたが、がまかつも強くなって、今はがまかつ採用のメーカーも増えましたね

がまかつは品質での勝負でオーナー(カルティバ)に勝った、そういう印象

実際にがまかつの方が少し長持ちする

でも、個人的には誤差程度と捉えて、どっちでもいいから安売りのタイミングで大人買いするようにしてる(笑)

オーナー(カルティバ)のトリプルフックの見た目での時間劣化

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オーナー(カルティバ)のフックは白くなる

コーティング素材が剥がれ、素材が海水に当たると、白っぽく変色する

ここから、若干ですけど、がまかつよりも錆が浮くのが早い

これは、白い素材に色が映えやすい、という理由もあると思うけど、見た目で言うとがまかつよりも品質が落ちやすく見える

実際のところ、見た目が悪くなっても素材まで悪くなる訳ではないみたい

オーナー製は白くなりやすい 2~3回使用して1ヵ月もしたらこうなる

 

あと、オーナー(カルティバ)のフックは根掛かりして外れた時に、フックが伸びてる事が多いような気がする

がまかつのトリプルフックの見た目での時間劣化

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がまかつのフックは、黒くなる傾向がある

1回の釣行で、ほぼ真っ黒になる時も多いけど、そこからが長持ちする

錆びに対しては、オーナーよりもかなり強く見えるが、実際は黒っぽく変色して、オーナーのフックよりも錆が目立ちにくい

しかし、素材の強さは少しだけがまかつの方が良い感じはしている

針先の持ちの良さと素材自体の錆の強さ、少しだけがまかつの勝ち、そういう印象

がまかつ製は錆に強い(これは3回釣行後、2ヵ月放置)

 

がまかつのフックは、根掛かりすると、オーナーよりも折れる事が多かった

消耗品のトリプルフック がまかつがいいかオーナーがいいのか問題

私はサンデーアングラーでサラリーマンであり、消耗品はギリギリまでケチりたい

そういう根底があるため、フックメーカーには全くこだわっていない

刺さればいい(笑)

フックを買う時に拘っている事は「少しでも安い方」

セール中で安い時に、どちらでもいいので少し買っておく、そういう感じでストックしてる

フックは余分にストックしていても、箱から出さない限り錆びたり鈍ったりはしない

できるだけ安い時に大量買いしてます

今現在、オーナーのフックを使っているが、これは半額セールの時に大量に購入したから

途中でがまかつのフックを使って、品質的にはがまかつが良い、とは感じたけど、高いから買わなかった(笑)

とにかく安い方を買う、これが私個人的なフックの選び方

がまかつ、オーナー以外のフック それはDECOY

これ全部DECOYのY-S21ってフックです

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ギラギラのピカピカです(笑)

がまかつ、オーナー(カルティバ)よりも1割~2割安い

でも、1割2割弱い事もない、全然イケます

そもそも、DECOYのパイクっていうショアジギ用のフックは人気も強さも抜群ですからね

そういうメーカーが作ってるので安心です

ここのも大量に買ったんで、数年はDECOYのフックで頑張ります(笑)

フックメーカーへの要望

フックは2と3の公倍数で販売してほしい

実際に小パックで販売が多く、なぜか5本や7本

どう考えても1個余る(笑)

ルアーは2本か3本のフックが多いんで、6本入り、できれば12本入りを最低にして欲しい

そして、24本入りとか36本入りのバリューパックをどんと出してほしい

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安いようでそうでもないがまかつのバリューパック(笑)

まとめ

フックの交換は意外とお金がかかるため、ギリギリまでケチる

これは正しいとは言えない、できれば毎回交換するのがベスト

ここで紹介したやり方は、おススメというより、この程度までなら大丈夫、というレベルの話

錆びたフックを使い続けるのを推さないけど、まだ使えるレベルのフックとダメなフックの境目の判断として参照して頂ければと思う

ちゃんと毎回洗ってれば、意外と持ちますよ(*^^*)