ヒラメの釣れるサーフの条件と近くで釣れるサーフを探す方法

 

メディアにも盛んに取り上げられたりして、サーフヒラメは人気のルアーフィッシングになった

メディアに出る場所は、昔から相当有名な場所で、10年前くらいからずっと釣れてる

全国各地、放流が盛んで成長も早い、ルアーフィッシングのターゲットとして申し分ないのがヒラメ

では、ヒラメの釣れる場所とはどういうところか簡単に説明してみよう

ヒラメの釣れるサーフ(砂浜)の条件

ヒラメは海流の影響を受けるサーフにいる

ヒラメは海流の影響を受ける、外洋に面したサーフに回遊してくる

ヒラメは養殖も盛んで、各地で相当量の放流が行われている

ヒラメに影響する日本の海流は主に3つ

1 黒潮(日本海流)

2 親潮(千島海流)

3 対馬海流

高知の場合は、黒潮が直接影響する

ヒラメだけでなく、各漁業にも大きく影響するため、新聞にも毎日黒潮の状況は掲載されている

関東以北は、北から流れてくる親潮の影響が大きく、特に関東のサーフは、黒潮と親潮がぶつかって色々な魚が豊富であり、恐らくヒラメの一番のメッカは関東周辺のサーフだろう

太平洋に面した高知のサーフもヒラメの聖地

高知は黒潮の影響が強い外洋サーフ

黒潮の影響をもろにうけるのが高知のサーフであり、黒潮が離れてしまうと、とたんに漁業に影響する

漁獲量が落ちるだけでなく、サーフに入るベイトもいなくなり、サーフから釣れなくなる傾向がある

毎日掲載されている新聞の黒潮の状況も頭に入れておいて損はない

高知のサーフは全てヒラメが狙える

太平洋に面した高知県のサーフは全てヒラメが狙える

西部は遠浅、中東部は急深サーフが多く、中東部は冬のサーフブリも有名になり、シーズンには相当な数の釣り人も並ぶそうだ

太平洋岸をドライブしながら、雰囲気や景観のいいサーフに降り立ち、狙う事ができ、サーフィンのメッカでもあるので、駐車場やトイレも完備されているサーフも多く、エントリーしやすい

黒潮は宇和海まで影響する

黒潮は、足摺で二手に分かれ、宇和海まで影響し、愛媛県のサーフからも普通にヒラメが狙える

高知西部のような広大な遠浅サーフはあまりないが、小場所の砂利サーフなどがドン深が多く、大型のヒラメや青物がドカンと出たりする

個人的にはこれから開拓していきたいゾーンであり、期待も大きい

中規模以上の河川がある場所もヒラメの期待大

大きな川の河口域には「砂州」がありヒラメが集まる

こちらでは四万十川が一番大きい河川になり、河口域には砂州が広がる(2018年現在は四万十川河口は工事中)

砂が堆積している場所が砂州(さす)で、ちょっと景観は悪いが、河口周辺の砂州は釣果も高い

河口域は汽水域でもあり、とにかくベイトが豊富で、ダダっ広い遠浅サーフで狙いが絞りにくいなら、こういう河川の河口狙いでもいい

河口域は、どんよりした感じに見えても、かなり水は動いており、川の水温の影響も受ける

管理人管理人

四万十川河口域はこれから数年かけて大規模な工事が行われる予定であり、それが終わらない限り釣り場がどうなるかは不明

ベイトの豊富な河口域は座布団ヒラメのストック量も多い

河口付近は、座布団ヒラメの確率も高い

落ちアユパターンのヒラメ

落ちアユパターンと言えば、川スズキ(マルスズキ)が有名だが、ヒラメにも通用する

大量に、かつ、確実に食にありつけるのが落ちアユで、それを目指してヒラメも川に入って行く

落ちアユパターンのスズキ釣りに掛かる「外道ヒラメ」は、かなり大きいヒラメが多いらしい

落ちアユシーズンの川のナイトゲームは座布団狙いとして面白いかもしれない

地磯に挟まれた小規模の砂利浜サーフ

地磯と地磯にあるドン深サーフは穴場

地磯と地磯に挟まれた場所に、時々砂利浜が見える

外洋に面した地磯の場合、ドン深になってる砂利浜も多い

サーフヒラメとは景観が違うと感じるかもしれないが、砂利浜もサーフの一つだ(笑)

海流が強いため、細かい砂よりも砂利が堆積してできてる、かなり潮が効いてる

という事は、ベイトの入るタイミングによっては、青物もヒラメも爆発する

そういう場所を探すのに便利なのが、グーグルマップだ(下記参照)

磯で釣れるヒラメは座布団サイズ多し

磯釣りでも外道としてヒラメが釣れている

それも、80cmを超えるような大座布団ヒラメも釣れている

岩礁地帯や深い場所にいるヒラメは大きいサイズも多いようで、根掛かりや場所に行くまでの難易度は高めではあるが、もともと上物狙いで地磯に行く方は狙ってみるべきポイント

グーグルマップ(Googleマップ)を最大限に利用しよう

上空からの航空写真でポイントが見つかる

使わない手はないGoogleマップ

https://www.google.co.jp/maps/

とにかく便利で、特に上記の地磯周りサーフ探しには最強のアイテム

どんな道が待っているかは行ってみないと分からない

怪しいポイントが見つかったら、後は行ってのお楽しみで、近くに車が停められるとも限らない

道すらあるかどうかも分からない

私の知り合いは、そういう場所をカマ1本で開拓して行くすごい精神力と行動力を兼ね備えた方もいる

探索好きな方ならGoogleマップで穴場探しもかなり面白いと思う

個人的にも、時間があったらやってみたい

自分の住んでる近所でヒラメの釣れるサーフを探す方法

近くの釣具店に聞いてみる

行きつけの釣具店に行って、店員さんに聞くのも有効手段

リアルタイムで新鮮な情報を持っていると思うが、穴場情報は常連にならないと教えないような規模も気持ちも小さい釣具店があるのも事実

比較的大きな釣具店は、気軽に教えてもらえるだろう

地元の新聞の釣り情報を見てみる

リアルタイムではなく、少し遅めの情報にはなるが、近所の釣果等は仕入れる事ができる

直接、あのサーフでヒラメが釣れた、という情報は少ないが、ベイトの情報は割りと多く入手できる

近くのサーフでシロギスが釣れてる、とか、イワシが釣れてる、そういう情報があれば、ヒラメの釣れる可能性も高くなる

インターネット使って検索する

結局、これが一番の有効手段で簡単な方法だ

名前(土地名)+ヒラメ

これだけでヒラメの釣れるサーフは探せる

更に絞るなら

名前(土地名)とヒラメとサーフ・ルアー など

これで「うちの近所でルアーで釣れた(サーフで釣れた)ヒラメ」が探せるハズだ

今は個人ブログも多くなり、実際にヒラメ釣ってる方も多数アップして情報として流れている

SNSで繋がりを持つことも良い手段になる

同じ県でサーフヒラメアングラーなんかをお友達登録しておくと、非常に有効な情報が手に入り、しかも、デマではないリアルな情報を数多く入手できる

ヒラメを釣りたいなら現場に数多く通おう

情報は得るだけではなく、与える方を目指す

情報がたくさん手に入る現在、色々な手段があるが、しかし、それで手に入れた情報は、あくまでも「過去」の情報

釣れた!という情報を掴んで行っても、その場所のは抜かれてるのは当たり前

サーフヒラメを始めたばかりの方は、その情報を持って現場に行き、そのついでに近くの場所を探って行こう

誰も知らない情報を得て、それでヒラメを釣って、そして情報を流す・・・無理に流さなくても良いが人からもらう情報ばかりを頼ってても、恐らく上手にはならない

何事も、情報収集から探求心、そして結果、結果が出れば出る程、釣りの腕前も上がる

当たり前ではあるが、情報を集めて頭でっかちになるよりも、現場へ数多く通う事の方が大事だ