10年以上前にヒラメを釣った堤防に久しぶりに行ってみました
段のある堤防で、ちょっと足を上げて上の段に乗って・・・私の記憶ではそうでした
しかし、私の右足はあの頃のように上がらず、全体重を掛けて堤防の角に膝をぶつけました(∀`*ゞ)エヘヘ
寄る年波と寄せてる谷間には敵わないと昔からよく言ったもんですね(´ー`*)ウンウン
みなさんこんにちは!
あMOSSのちゃんです!
私は一時期バラシが多くなった時がありましたが、原因は重たい後方重心のシンキングペンシルでした(´ー`*)ウンウン
そのシンキングペンシルを辞めてから、またバラシが無いセクシーアングラーに戻れました!
バラシってほんのちょっとした事で起こり、原因が分からないとずーっとバラシが頻発してしまいます
今回はサーフ初心者女子アナアングラー様に絶対に覚えておいて欲しいフッキングの話です
サーフの釣りと他の釣りとの違いはルアーとの距離が遠い事が多いってところ
サーフの釣りは遠投力のある人がぶっ飛ばすと100mを超えるような釣り
※ハンドル1回100cmだから100回で100m飛んだと間違った数値で開き直ってるアングラーを除きます
オフショア(船)からの釣りを除けば、かなり遠くまで飛ばす釣りと言えます
※手前の魚を数匹釣ったら有頂天になってる一部の手前だけ論者を除きます
100m飛んでたらリールを巻くと120回近く巻く形になり、セオリー通り1秒1回巻いてるとしても、巻くだけで2分も掛かります
キャスト前からルアー回収まで含めたら1回で3分近く掛かります
これを2時間、3時間続けると・・・精神も肩も壊れます( ー`дー´)キリッ
せいぜい飛んでも80m、平均で60~70mってのが現実です
それでも相当ルアーとの距離は遠いですね
ルアーとの距離が遠い事でデメリットも発生します
ルアーとの距離が遠ければ遠いほどPEラインはたるみが多くなります
ルアーとの距離が遠くなると、PEラインにたるみが出ます
PEラインは軽いという性質上、波風に引っ張られてやられ放題になり、真っすぐ張ってるようでもかなりカーブを描くような形になってます
特にサーフでは波の影響も受けるため、更にラインはぐにんぐにん
サーフでのアタリが分かりにくい!というサーフ初心者も多いと思います
魚のアタリはラインを数cm~十数cmくらい動かすくらいでしょう
たるんだPEラインがちょろっと伸びてるくらいしか伝わらない時も多く、巻いてて重くなったり、魚が走って引っ張られて初めて掛かってると分かるって事もよくあります
ルアーとの距離が近くなるとアタリはハッキリ手元に出ます
ルアーをリトリーブすると、どんどんルアーが手前に近づいて私たちを威嚇してきます(威嚇はしてきません)
ルアーとの距離が近くなればなるほどラインも張ってくるので、アタリはハッキリと伝わってきます
重たいルアーを使ってもアタリは分かりやすくなる・・・こともある
メタルジグなどの重たいルアーを使ってもPEラインは張りやすくなるため、アタリがハッキリ出やすくなります
が、これはそれほどでもないです
30g程度のメタルジグでは、フルキャストするとかなりPEラインがたるみ、波に揉まれて相当緩んでます
サーフではラインがたるんだ状態で釣ってるという意識が必要
サーフ初心者あるあるだと思いますが、PEラインが張ってないと釣ってる気がしないアングラーも多いようです
重たいルアーを好むのは、飛距離も出やすい事と巻いてる感が出やすいってのがあると思います
サーフ専用ルアーはかなりの重量があるタイプが多いですが、それでもPEラインは相当たるんでます
波もそうですし、流れもそうですし、とにかくサーフの釣りは高2の1学期くらい気持ちが緩んでます( ー`дー´)キリッ
ラインのたるみを取る釣りを展開するのではなく、常にたるんでる状態で釣ってる
という意識を持った方がいいですね(´ー`*)ウンウン
ラインのたるみが起こす一番のトラブルは「フッキングが弱くなる」という事
サーフはどうしてもラインがたるんでるもんなんだ!と開き直った女子アナのみなさん!
PEラインはたるんでても意外とアタリは分かります
ロッドに衝撃がこなくても、ラインがグイグイ引っ張られるのは分かるんです
サーフで釣り慣れたアングラーは、恐らくラインでアタリを取ってると思います(´ー`*)ウンウン
しかし、サーフ初心者は巻いて重くなって「ん?重たいぞ?掛かったの?」くらいなタイミングでアワセを入れる事も多いでしょう
アワセのタイミングとしては最悪な遅さです( *´艸`)
それでも結構しっかり掛かっちゃうのは「巻きアワセ」が効いてるからです
巻きアワセとは、字の如く、巻きながらフックを刺し込む動作の事で「無意識に巻きアワセを入れる」という状態が多いのも初心者あるあるです
しかし、巻きアワセの状態ではフックが浅く刺さってる事が多く、そもそもラインのたるみが多いサーフの釣りでは、かなり浅く掛かってるだけの事も多いです
掛かってる?とロッドを煽ってアワセを入れても実はあまり深く刺さらない
ラインがたるんでる事が多いサーフの釣りでは、ロッドを立てたりしてアワセを入れてもPEラインが張っただけでフッキングできてない事も多いです
針先は魚の乗ってるけど、表面にちょろっと刺さってるだけな事も多いです
ランディング中にバラしが多いってアングラーは、恐らくそれが原因だと思います
特にルアーとの距離が遠い場合にはその状態になります
2~3cm強く引けばかなり深く刺さり、一気にバレなくなる
フッキングで大事なのは、フックのフトコロまでしっかり刺し込むという事です
浅く掛かってる時はテコの原理が力を発揮して、簡単にフックが伸ばされてしまいます
刺さってる角度によっては、一瞬開いただけでも魚はバレます
針先からフトコロ(ベンド・ベント)まで、カエシも貫通して魚がフトコロで支える状態になると、ほぼバレなくなります
トレブルフックは2点掛けになりやすく、更にフックが刺さりにくくなる
トレブルフックは3点針先があり、掛かりはとてもよくなります
しかし、2本が同時に刺さる2本掛け状態にもなりやすく、これもフッキングが弱くなる原因です
2点が刺さると、力が分散されてフッキング力が更に必要になります
しかも、2点刺さったかどうかなんて釣ってる時には分かんない
そのトレブルフックが3つも付いてるルアーが多いのもサーフ専用ルアーです
下手したらトレブルフック2つが2点掛けになったりして、更にフッキングが弱く浅く掛かってるだけになります
この辺は非常に微妙なところで、浅く掛かっても多点掛けになってたらバレにくくはなります
1点の刺さりがいいのはシングルフックですが、最初の針掛かりは多点掛けが出来るトレブルフックが良いんですよね
シングルフックとトレブルフックはどちらも利点があり、すごく微妙なところです
次ページは・・・初心者でも簡単にしっかりフッキングさせる動作を解説!