
私がサーフヒラメを始めた10年以上前
ヒラメは凪がいい
という説が当たり前であり、波があればサーフにすら立たないというのが常識
それは、古い話であり、今は凪では釣れないという事になりつつあります
ヒラメは凪が良いという説は真っ赤なウソ
ちょっと古い話ですが、私はサーフヒラメを始めた頃。今から10年前の話ですが、その頃は雑誌にも見開きで特集が組まれてる程度。
その時代に言われていた定説が、ヒラメは凪の日がいいというもの。
理由は、波が高くて底の砂を巻き上げるような時は、ヒラメが潜ってしまう、濁りが入って視界が悪くなると、ヒラメが捕食しなくなる、とか。
ヒラメは砂に隠れてベイトが通るのを待つ
荒れたり濁ったりすると、ベイトが見えなくなり、食いが悪くなる
だいたいこんな解説だったんですよね~( *´艸`)
本当に釣れる状況は、荒れ気味 多少の白濁りは問題ない
実際は、荒れ気味が一番です。波の高さが1~2mくらい。
逆に言えば、凪の日は日が昇ったら食いが落ちるのが顕著です。
濁りに関しても、ゴミ交じりの茶濁り以外は大丈夫。
表面上の白濁りは全く問題ありません。
私の自己記録は、海面はほぼ白く濁った状況で、真昼間、波は1.5mくらいで断続的に入ってる状況でした。
荒れ気味が釣れるのは確かですが危険も
波が2m~3mくらい入ってる状況でも釣れてます。
これくらいの波になると、波打ち際に立つのは危険なレベル。
かなり後ろに下がって、波が絶対に当たらないくらいの位置になります。
危ないと感じたら絶対にサーフに立ってはいけません
というより、危ない状況で「怖い」と感じる本能くらいは欲しいですよね
そもそも、釣りで〇ぬ人って、そういう感覚が無い
危ないのに平気で釣りする
そういうバカにはならないように注意しましょう
サーファーの状況も観察すると分かりやすい?
こっちでは、危険レベルの波かどうかの目安はサーファーです(笑)
危ない時は、サーファーもいません。
波は結構あるのにサーファーが居るような状況がベスト(笑)
波が入ってる方が流れもでき、離岸流などの変化も見つけやすい。
本当に危ない時は、普段サーフィンする人が居ないので、そういう状況ではサーフに立たない方がいいです
釣れないのは晴れて凪ってる日
まぁ、これも絶対とは言えません
ヒラメが釣れるかどうかは、天候よりもベイトですからね
ただ、直射日光が強くて波もぜんぜんないような状況だと、ベイトも明るい場所から居なくなりやすい
遠浅サーフだと、底まで見えちゃうような時がありますけど、そうなると釣果は望めない
ソゲくらすなら時期が良ければ釣れますけど、ヒラメサイズとなると、晴天凪は厳しいっす
晴天で凪の日を攻略する方法
サンデーアングラーの欠点は、天候が選べないところですよね
行く日が良い条件とは限らない
悪い状況でも釣らなければならない
晴天で凪は、あまり良い状況ではありませんが、ちょっと工夫すれば釣れるもんです
- 少しでも深い場所(見た目が暗い場所)を探す
- 周囲よりちょっとでも一定方向へ(縦でも横でもいい)の流れが発生する場所を探す
できれば、この2点が複合する場所が良い
恐ろしくピンポイントになるので、そういう怪しい場所以外では釣れないと思ってもいい(笑)
一定の流れは「筋」なんて言ったりしますけど、その筋を探せば、狭い範囲でも連発はありえます
でもやっぱり、でかいのは期待薄でしょう(^^;
釣れればいいや、くらいの感じで叩くのがいいです
荒れた日でも危険かどうかを判断する方法
波が高い、と思ったら、準備する前に缶ジュースでも飲みながら、数分くらい海を眺めてください。
怖い
と感じたら帰りましょう。
危ない時には、怖いと感じてください お願いします
思ったよりは手前に波が来ない、キャストできる安全な位置が確認できる、キャストする立ち位置とルアーが狙うポイントに届けば成立です
誰でも釣れるヒラメ如きに命賭けるのはアホですので危ないと感じたらやめましょう、マジで
おまけ 濁りとヒラメの釣果は関係ない?
ヒラメに限らず、捕食に入った魚は、濁っていようが荒れていようが、エサを食う行動を取ります。
とある川漁師さんの話です
四万十川は増水して泥濁りの茶濁りになったら、鮎が岸部に群れて逃げてる時があります
増水パターンとかいうスズキのパターンがありますが、そういうポイントを叩いたりする
しかし、スズキなんかに交じって、でかいヒラメもガバガバ食ってる時があるそうです。
ま、極端な例ですけどね
個人的に感じてる事
凪=ソゲ
荒れ=座布団
今は、凪ってると釣れる気がしません。